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「不夜城」のオファーを受けて~「種田陽平の世界」

オペレーターさんから「不夜城」のオファーを受けた時の気持ちを質問された種田さんです。

種田さんのお仕事は、1996年の「スワロティル」、97年の「香港大夜総会タッチ&マギー」、そして98年の「不夜城」となるわけです。この三本、いずれも香港と関係がありますよね。

香港大夜総会では実際に香港スタッフと香港で仕事をした種田さんです(あれ~~~~、ここにも「ミゾグチ」が!、アニタ・ユンが!)

種田さんは不夜城のオファーを受けた時の気持ちをこうおっしゃっていました~不夜城の一つ前の作品が「香港大夜総会」だったし、当時はウォン・カーワイが人気。香港クルーと仕事をすることに違和感はなかったし、きっと面白いものになるという確信があったと。

そしていよいよスクリーンには不夜城のシーンが流れながらお話が進みます。
ファーストカットの健一の横顔とその向こうに広がるオープンセットのシーン。

種田さんはこのシーンについて:言われなければセットだとわからないですよね、新宿で撮っているみたい。リー監督は、現実の新宿と、セットの新宿がカットの切り替えで代わるというマジックのような編集をした。
実際の新宿歌舞伎町にもセットのような飾りつけをしたし、オープンセットにも歌舞伎町にあるものを持ちこんでどちらがセットでどちらが実際の新宿かわからないような工夫をしたと。

スクリーンがモノクロで始まる4分間の健一の長回しのシーンになります~これは実際の歌舞伎町ロケですよね。
このシーンについて種田さんはこんな風に:5分間の長回しは、ステディ化ムを使って何度も何度もトライして、ついに最後に監督のOK!がでたと。

実際、金城くんは車のぎりぎり横をすり抜けて道を渡ったり、人にぶつかったり。。。。あのシーンはリアルそのもの!
しかもセンター街に入ると道が狭い!
その狭い道を健一の背中を追いかけてカメラが行くのですからこれはもう一度で上手くいくはずがありませんよね。

そして監督と種田さんが目指したものはオーソン・ウェルズの「黒い罠」wikipediaの冒頭3分半の長回しだったそうです。

種田さんはこのシーンについて:実際の歌舞伎町を移動しながら金城武の家のセット(あの実際今もあるペントハウスですね)に入れるような仕組みにしてあるので、ドキュメンタリーの要素と、作った要素が混在している。それに香港ナンバーワンの撮影監督アーサー・ウォンの手腕をぜひ見てほしいと。

初めて不夜城を見た時、やっぱりこのシーンはすごーーーーく刺激的で、そこにボーっと「金城武」の名前が浮かび上がる瞬間がとてもとても好きでした。

続きます~


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”世界市場への道”

もう不夜城に始まり不夜城に終わる週末ですから(笑)、頭の中には健一がいっぱいで、”武侠”は入る隙間もありません(キッパリ)

でもドルフィンさんがお知らせしてくださっているようにハリウッドレポーターではまたまたピーター・チャン監督の話題が。

ふーむ、今回監督が目指すのはグローバル市場なのですね。

頑張ってください。

道は険しいと思いますけど。

How Three Genre Pictures Made It to the International Market

なぜなら海外市場も海外映画祭も外国語映画に対する好みというものがはっきりあるような気がしますから。
馮小剛監督も中国市場では大受けだけど、海外進出への壁を感じるとおっしゃっていますし。

「we pictures」を立ち上げたわけ、武侠の簡単なストーリーとドニーの役名、カンヌを狙っていること、AFMには短いフィルムを持っていくこと、そして毎日毎日ニュースを垂れ流すより、秘密のヴェールで被っておきたいことなど話しています(どこまで続くんだか)

"We won't be releasing news about it every other day, but rather keep everything under wraps."

Chan, who started shooting "Wuxia" in late August, expects to finish in late November and will rush the film for Cannes. "We'll take just a little footage to AFM. But we can still launch it right: It's all about how you launch the film."



11月で撮影が終わったら、ぜひ別の映画もお願いしますね~金城くん!
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リー・チーガイ監督登場~「種田陽平の世界」

その前に「スワロティル」の話題で面白いと思ったことを一つ。
美術スタッフは、それが映画のセットであることも忘れて、夢中になって作りこんでいたそうです。
気がついたら撮影開始予定を大幅に超過!
種田さんの後ろに撮影監督が立って「あの、もう撮影始めてもいいですか?」と(笑)

この時の様子が目に浮かぶようで面白い。こんな様子は「不夜城」でも同じだったようです~種田さんの本には撮影が始まってからでもまだオープンセットの「汚し」に熱中していたことが書いてありますもの。
あともう一つ浮かんだことは、『ウィンターソング』の撮影中、監督と金城くんとジョウ・シュンが次のシーンについて徹底的に話し合っていたので、ほかのすべてはスタンバイが終わって、彼ら三人だけがまだ話に熱中していたというエピソード(笑)

さて、リー・チーガイ監督とともに舞台上には不夜城の宣伝担当だったプロデューサーさんがいらっしゃいましたが、客席を見上げてその盛況ぶりにびっくり!
「こんな真夜中にいったい何が目的で?」と言っていましたが、そりゃ勿論目的は健一ですよね~
観客はさすがにオールナイトですから若干(笑)若めな感じ、もちろん不夜城を映画館で見るのは初めてという方もたくさんいらしたようです。
で、そのプロデューサーさんが「金城武に不夜城の世界観を語らせるより種田さん!」と言っていましたが、そりゃぁ当然でしょう。金城武は劉 健一として、不夜城の世界そのものだったんですからそれで充分。
だいいち、当時のあの生金城くんに「不夜城の世界観」なんてことを聞きたいなんて野暮な記者さんは誰もいなかったはず。聞きたいことはもっとたくさん他にありましたよね(笑)

「今年は趣向を変えて海外から監督をお招きしています」というオペレーターさんの言葉で、大きな拍手に迎えられてリー・チーガイ監督登場です。

文化庁のサイトにアップされた画像では、リー監督はお年を召された印象がありましたが、実際に登壇されたお姿はとても懐かしい感じで(って舞台挨拶などいっさい行っていないのでわかりませんが)、あぁこの方が。。。。と感慨を覚えました。

この方が、「ナーさん」の生みの親であり、健一の育ての父であったのだという感慨。

そしてその低くて素敵なお声にもびっくり
(あはははは、香港の監督さんというとどうしてもピーター・チャン監督の強烈な高音の立て板に水の英語の印象がありますから

この夜はゆっくりとてもわかりやすい英語でお話しされました。
ぜんぜん饒舌じゃない。饒舌じゃない香港人の監督に初めてお会いした気分

カンファレンスの内容は、きっと皆さまが正確にアップしてくださると思いますので私はいくつか印象に残ったことだけを。

まず「不夜城のオファーを受けた時の気持ちを聞かせてください」という質問に。
監督は「日本映画が好きで、とにかく日本で映画を作ることが出来るならどんな内容でもよかった。
結果、最高の美術監督、最高のフォトグラファー(アーサー・ウォン)、最高の音楽、『ほぼ』最高の俳優に恵まれてとても幸いだった」というおこたえ。
「ほぼ」はたしかご本人は"almost"っておっしゃったのかな(笑)、通訳さんは当然『ほぼ』と訳していました。
ほぼって何よとつっこみたくなりましたがま、いいや。

監督自身美術出身でいらっしゃるから、もしこの不夜城を香港の美術人に任せたらおそらく70%しか満足いかなかったと思うが、「種田さん」(ここ日本語)は満足度200%のお仕事をしてくれたと。

そうですよね~~
実はその前の対談で、「スワロティル」の美術には5億円もかけたことをプロデューサーが話していました。
これ聞いてびっくり!
種田さんの歌舞伎町オープンセットはたった1億円ですよ~

けれど種田さんご自身は「おそらくディテールへのこだわりは不夜城が一番」と、今でもそう考えていらっしゃるのだからあのニューセンター街の「汚し」には、相当の思い入れがおありなのでしょう。その当時のスタッフたちは今では美術監督として独り立ちされている方もたくさんいらっしゃるそうです。
大きな六本木のスクリーンで見る「ニューセンター街」はほとんど異次元の新宿でありながら実に綺麗に映し出されていたなぁという印象です。
カメラさんも本当に素晴らしいのよね~~(これは日本映画、負けています)

宣伝担当のPさんのお話で印象に残ったこと。
「この映画を作るにあたってどうしても譲れなかったのが、種田さんの起用と台湾のランシャンさんの起用であると」。

それを受けて種田さんがランシャンさんはアン・リー監督の三部作全部に出演されていて僕はそれを知っていたとお話されていました。
「推手」「恋人たちの食卓」「ウェディングバンケット」の父親三部作ですね。




「不夜城」では健一の上をいくタヌキ親父ぶりがたまりません。で、考えてみたら金城くんのファーストドラマ「草地状元」でも親子でしたね。


所詮、健一も親父の手のひらの上。ランシャンさんの話す言葉もすごくよく聞き取れました。
聞き取れたという意味では鈴木清順さん演ずる葉暁丹の、秘書の女性につぶやく「ぼそぼそ」もよく聞こえました(笑)


種田さんが監督のお仕事でとても気に入っているのが冒頭4分間の新宿の長回し。
迷路のような実在のセンター街の途中で、カメラの向きがふっと逆になり、健一の前に回ってペントハウスへ入る健一を前からとらえてそのまま「不夜城」の看板へと続くシーンだそうです。
ここで、あの「不夜城の看板」!
やはり映画館でみると、はっきり建物に書かれた「CLUB FUYAJYO」という文字が読み取れて感激しました

続きます。
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写真集~Misty

中村和孝さんが「撮影」の写真集は結構ありますね。

古くはMisty@amazon

中村さんの写真集には写真だけではなくて、挿入されている文章もなかなか良いアクセントになっています。写真はすごく美しいです。







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ひと足お先にクリスマス♪~「種田陽平の世界」

今年はつい先日まで猛暑が続いていたと思ったら、一転して冬!
と思ったら今度は季節外れの台風。
六本木の空も怪しい曇り空ですが、駅についた時にはまだ降りだしていません(そうそう、リターナーの渋谷ジャックも台風でしたがあの時は8月でしたから生温かかった)。

メトロハットのエスカレーターから天井を見上げると。。。。

↑今年のカラーは濃紺ですね。

はい、久しぶりに夜の東京タワーです。来年からはライトアップどうなるのかな~

↑通常バージョン。

ちょっとテレ朝に寄ろうと思って(笑)、アリーナの方へ向かうと。。。

↑何とケヤキ坂はもうクリスマスイルミネーション


↑もうすぐ11月ですもの。

お友達4人と夕食を食べ(いつもの梅蘭のやきそば)、スターバックスでコーヒーを飲んで眠気を追い払ってシネマへ

何人かのご無沙汰していた迷さんにもお会いできてにっこり

さて、いよいよ時間となりスクリーン2へ行くと。。。。。。。。。あとからあとから大勢の人が入場してきて、いったいオールナイトなのか映画デーなのかわからない盛況ぶり。
スクリーンの前には種田さんのかかわった映画のポスターが並べられ、壇上にはシンプルなイスとテーブル、あぁいよいよ始まるんだわとドキドキ。


種田陽平さんは本当に時の人なのだと実感!

今夜はまず2時間のカンファレンスの後、「不夜城」「シルク」「キルビル1」の順に上映です。
テーマは外国の監督とのお仕事

拍手に迎えられていよいよ種田さんの登場です。
種田さんはテレビや本で見ていた通りのとっても若々しくて、落ち着いたお話し方をなさる、でもちらっとユーモアもある素敵な方です。
スクリーンには彼がかかわってきた映画のシーンが次々に登場~~あぁぁぁ、健一!
。。。。。。っと見ていくうちに、種田作品の中にはずいぶん金城くんとお仕事をした方々が出演されているのだなぁと。
たとえば、「ミリ」「ひまわり美容室のかずえさん」「葉子さま」などなど。
そうですよね~種田さんといえば「不夜城」の前には(有名な映画といえば)「スワロティル」だけでしたが、「不夜城」でもう一つステップアップされあとは怒涛の勢いで

今や次に映画を撮るなら絶対、美術は種田さんでという監督が世界中にいらっしゃる。
そしてはじめっからどこかアジアとかかわりのある
お仕事をつづけられてきたんだなぁと実感しました。

さて、ゲストの方が最初は「スワロティル」関係のPさんたちだったので予想外にその映画のお話が長かったのですが(汗)、面白いことに当時から「展覧会」がお好きだったそうです。
つまり今年の「アリエッティ展」みたいな感じでね。


次はいよいよリー・チーガイ監督の登場です







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twitterの感想

やはり昨夜の「種田陽平の世界」、ツィッターの短い感想でも大好評ですね。

その中で「金城武さすがのオーラ」・・・・・・素晴らしい感想です。嬉しいですよね~
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B’zの歌に涙~六本木「不夜城」鑑賞

今頃TIFFのツィッターを見て(汗)見逃していたことに気がついたのですが。。。。

「TIFF movie caféのディスプレイを確認してください。種田さん直筆イラストが展示されていますよ」~~~このカフェ前で待ち合わせしてたのに

最近はDVDで見ると言っても、一本まるごと見る時間は全く取れないので、ロケ地めぐりに必要な(笑)シーンだけをパソコンで見てキャプチャするというよろしくない鑑賞をしていますので、とりわけ映画館で二時間たっぷり不夜城の世界に浸るというのは本当に希有な体験でした。

パソコンで見ていては「点」にすぎない桟橋の明かりも。。。。


スクリーンで見るとはっきり対岸の芝浦ふ頭の「立体的なループ」「奥行きのある桟橋の明かり」として見えました~~な~んだ、最初っからこの景色を見ていたらロケ地なんてすぐにわかるわ!。。。。。と思うのは浅はかな証拠。もし当時映画館で不夜城を見ていたら、健一しか目に入らなくてその背景の景色もセットもきっとなにも意味のないものでしかなかったかも

二時間の途中で涙が出そうになったシーンが。
そう、98年初夏にJRの駅の大きな広告で見たこのシーン、すとんと迷になったこのシーンです。


ここで初めてB’zのThe Wild Windが流れるんですよね~それでもう涙目に。
このシングルは、HOME(角川文庫のCM曲)とセットで。
 

梅林 茂さんの音楽、やっぱりいいですね~冒頭長回しの4分の健一のテーマ「FUYAJYO」を聴いたとたん健一の哀しみが映画にしみこんでいくし、夏美の登場のシーンで一瞬早く流れる「Afrid to Dance~NATUMI」もあぁ、梅林さんらしい音楽だなぁと。やっぱりLOVERSの感じと似ていますよね~この夏美のテーマは。

で、気がついたのですが(汗)夏美はこの梅月荘での最初の出会いで唯一自分から本当のことを言っているんですね~「売りに来たのは呉富春。呉富春の首は新宿で高く売れるそうだから」

サウンドトラックのCDに挿入されている冊子、これもよく見ると「よごし」の世界なんですね(笑)




丁寧に作りこまれた美術とその世界観、良い音楽、でもやはり一番輝いているのは金城武
造形の美しさだけじゃない、抜群の身のこなしの美しさ、アクションの切れ、表情の深さ、種田さんが「金城武の代表作」とおっしゃっていましたが、その通りの実感です。
何度も言っていますが(汗)、桃源大飯店でのぐいぐいと状況を引っ張り反転させていく力強さはその後の日本映画にはありません。幸せな出会いだったのね~と、今更ながら思いました。

それにしても美しいわ。。。。。。。桟橋の呆けたような表情、一転して新宿アイランドタワーのぞくぞくっとするような目の美しさと過去の健一とは全く違う微笑み。

最後のワイルドウィンズの時にフラッシュバックされる短いシーンのたくさんの映像もDVDで見るよりずっと鮮明でした。

ぼーーーーーーーーっとしていたら上映終了後の拍手に気がつきました



会場の扉を出ると、そこにはお客様を送る種田陽平さんとリー・チーガイ監督が立っていらっしゃいました
お二人とも嬉しそうでしたよ~~~
カンファレンスの様子はまた次に。



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健一が歌ってる♪

昨夜から今朝未明にかけて、TOHOシネマズ六本木ヒルズスクリーン2で「不夜城」の上映がありました。

オールナイトにもかかわらず満席の大盛況!

上映前に行われた種田陽平さんのカンファレンスの様子は後ほどに。

いやぁ、もうつくづく感慨です。
公開当時、配給は東映でしたし、もちろんまず六本木ヒルズそのものが存在しなかった
そのうえ当時、迷になりたてだった私は、映画館へ「不夜城を見に行く」というアイディアも浮かばないような状態(いったい何してたんだ)でしたから、まともな映画館のスクリーンで健一を見たことがなかったのです。
ですから2006年の下北沢のシネマアートンでスクリーンの不夜城を見た時にもショック!でしたし(笑)、そのシネマートンとは比べ物にならないほど(汗)スクリーン環境の良い六本木で不夜城を見られたことは本当に信じられないような奇跡だったわけです。

(そそ、リー・チーガイ監督も「奇跡」について述べていらっしゃいました。それはのちほど)

で、恥ずかしながら告白です(告白タイム
12年間、DVDで不夜城を見ながら気がついていないことがあったんですね。

健一が、"Unforgettable"を歌っている♪

それも素晴らしい艶やかな低音で。
なぜ、今まで気づかなかったんでしょう。
不夜城で、健一が歌う。思いもかけない驚き!

シーンはもちろんBMWの中。靖国通りをEPSONの看板を背に車が走りながら夏美に迫られ(汗)、カセットテープ(当時はカセットテープ!)をカーステレオに入れて、曲が掛かりだす。。。。。ずっとずっとそれはカセットテープから流れている歌だとばかり誤解してたんですね。。。。。。でもワンフレーズ、健一が歌ってる

この贈り物のような発見が出来たのは、映画館のスクリーン、音響効果、そしておそらくデジタルリマスターしてあるフィルムのおかげだと思います

暗い歌舞伎町の映像に代わりはなくても、すべてがくっきりその明と暗の細部に至るまできれいに映し出され、今まで聞こえなかった「息使い」「足音」「音楽の出だし」「遠くの音」が良く聞こえるのです。

特にあの品川のセメント工場で富春に会った時の健一のはずんでいる息使い、お寺の銃撃シーンでの緊迫した息使いなんかもうくっきり!!
しかも前からも後ろからも音が聞こえる(って当たり前のことも映画館じゃなきゃ、気が付きようもないわけです)。

色彩の違いも大きかったですね~
冒頭の健一の横顔(これ、宣伝担当の方がぜひ見てくださいと強調されていたけれど)とその後ろにぼーっと浮かぶ種田さんのオープンセットの色!
長回しの4分間で、新宿センター街へと曲がる角にあるビデオ店の室外機、確かに13年後の今と比べると見違えるくらいきれいだ!!(笑)とか。

画面の隅々まできれいに見えるから、時を隔ててはいるけれど、健一と一緒に歌舞伎町をロケ地巡りしているような不思議な錯覚に(笑)

そうそう、そこのルノワールの看板を通り過ぎて、ロッカールームの前でかばんを受け取って、メヒコの角を左に曲がって。。。。。。。健一の大きな背中を見ながらロケ地巡り

西新宿の空き地のシーンも、健一と男の子が向こうの方から歩いてくるのが最初っから見える

いえいえ、語りだしたら止まりそうにもありません
眠いのでこの辺でまた

会場のスクリーンの前にはカンファレンスの間、ポスターが飾られていました。


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かんぱ~い


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