列車の車窓は心の窓

我が家の住人は電車がとても好きなので、車がありません。電車とバスで出かける日本の旅

首都圏大回り乗車の旅(10) 我孫子→友部

2007年06月17日 | 大回り乗車の旅


5月4日 (金曜日・休日 晴れ

 

 つづき

 (6) 常磐線 普通1341M 勝田行き
  我孫子 8:58 → 10:13 友部

 ⑮ クハE531-1007
 ⑭ サハE531-14
 ⑬ モハE531-7
 ⑫ モハE530-1007   ↑ 勝田行き
 ⑪ クハE530-2007                        
 ⑩ クハE531-13
 ⑨ サハE531-2002
 ⑧ モハE531-2013
 ⑦ モハE530-2013
 ⑥ サハE530-2009
 ⑤ サロ531-4
 ④ サロ530-4
 ③ モハE531-1013
 ② モハE530-13
 ① クハE530-13
 (⑪号車~⑮号車は土浦止まり)

 20mの電車が15両も連なる大編成で常磐線の友部まで行きます。
 常磐線のグリーン車は今年3月からサービスが始まっています。しかし、今日はグリーン車には乗りません。電車賃を安く上げて旅を楽しもうというのに、グリーン料金750円も払うのは、趣旨に合わないと思うからです。グリーン車はガラ空きに関わらず、グリーンアテンダント(グリーン車専属の車掌)は2人も乗務しており、暇そうに車掌室で足を組んでおしゃべりに興じていました。

 天王台と取手の間で突然停まりました。何があったのかと思うもののよく分かりません。後で案内があり、原因は置石だとか。困ったものです。


特急「フレッシュひたち」の通過待ち(佐貫駅)

 そのせいか常磐線のダイヤは乱れており、佐貫で特急列車に追い抜かれるという予定外の出来事が発生しました。この特急、本当は我孫子でわが普通列車を追い抜くはずだったものです。11分遅れで発車するというアナウンスがあった途端にたくさんの人がホームに出て、一斉に煙草のけむりが上がりはじめました。

 石岡駅には、3月末で廃止された鹿島鉄道のホームがあります。いや、ホームの土台は残っているのですが、その上には何も残っていません。レールも一部撤去されているようです。ショベルカーが止まっていて、瓦礫の山が1つありました。ただ寂しいと思うだけで、何もありません。しかし、ディーゼルカーが1台いるのを見ると、心が和みました。
 
3月31日の夜、あのホームにものすごい数の人が来ていました。最終の玉里行きを皆で見送り、盛大な拍手が沸き起こったのを思い出します。初めて石岡へ来た人には、想像のつかない出来事だと思います。
 とまっているディーゼルカーはキハ602、もと国鉄キハ42036・何と1937年製で70年も経っている貴重な車両。

 つづく

 



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