列車の車窓は心の窓

我が家の住人は電車がとても好きなので、車がありません。電車とバスで出かける日本の旅

真岡鐵道のSL:C12 66

2010年10月10日 | 全国の私鉄と第三セクター鉄道を訪ねる旅
2010年9月20日(月曜日・敬老の日/曇り時々雨) 栃木県と茨城県を走る第三セクター・真岡鐵道のSLに乗って来ました。 今までに見た大井川鐵道・秩父鉄道とここ真岡、3社のSLの中では、ここが一番蒸気機関車らしい感じが出ていました。上がる煙の高さ、汽笛の鳴る回数、窓を開け入ってくるススの量、どれも真岡鐵道が一番だったと思います。それに、(失礼ですが)大井川鐵道や秩父鉄道よりも乗客が少ない分、SLを . . . 本文を読む

阪堺電車・住吉交差点

2010年01月21日 | 全国の私鉄と第三セクター鉄道を訪ねる旅
2010年1月1日(元旦・曇り) 大阪の阪堺電車には平面交差があります。東京を走る都電荒川線にはありません。 住吉大社のすぐそばで、道路の上をたどる阪堺線と道路を横切る上町線がクロスしています。住吉大社のすぐそばを、乗客を満載した路面電車が悠々と横切っていきます。電車の種類も古いものから新しいものまで、都電荒川線より種類が豊富です。それに、こちらの広告電車は都電よりずっと派手です。ただ初詣で賑わっ . . . 本文を読む

リニモ

2010年01月11日 | 全国の私鉄と第三セクター鉄道を訪ねる旅
リニモは、現在営業している路線では、日本唯一の「磁気浮上式鉄道」です。しかも、走っている時でなく、駅に停まっている間も浮いているのです。これは、2年前に乗ってきた山梨のリニア実験線と違うところ。急な坂があちこちにあり、一番前から眺めていると遊園地の乗り物のように楽しいです。普通の鉄道やモノレールでは登り切るのが難しそうな坂でした。 . . . 本文を読む

三岐鉄道と天竜浜名湖鉄道の旅(5)

2009年10月18日 | 全国の私鉄と第三セクター鉄道を訪ねる旅
3月8日(日曜日・晴れ時々曇り) つづき  西藤原駅には、昔活躍した機関車が展示されています。  電気機関車いぶき500形。大井川鉄道から譲渡され、中部国際空港建設のための埋立用土砂の輸送に活躍しました。  駅のすぐそばに「ウィステリア鉄道」があり、ミニチュアのSLが走っています。スケールが小さいだけで、後は本物とまったく同じ仕組みのようです。グルグル回っているのを見るだけで楽しいです . . . 本文を読む

三岐鉄道と天竜浜名湖鉄道の旅(4)

2009年10月18日 | 全国の私鉄と第三セクター鉄道を訪ねる旅
3月8日(日曜日・晴れ時々曇り) つづき 終点の2駅手前、東藤原駅を出ると、太平洋セメントの工場が右に見えてきます。タンク車が右の建物へと、まるで吸い込まれていくようです。模型鉄道でやってみたいシチュエーションですが、ブログの筆者はそんな難しい工作は出来ません。 このあたりまで来ると、山深くなってきたなという感じがします。しかし、さあいよいよ山越えと思いきや、その手前で終点・西藤原駅に到着してしま . . . 本文を読む

三岐鉄道と天竜浜名湖鉄道の旅(3)

2009年03月30日 | 全国の私鉄と第三セクター鉄道を訪ねる旅
3月8日(日曜日・晴れ時々曇り) つづき 富田駅で発車を待つ三岐鉄道の電車。もと西武で活躍していた電車です。色も、西武にいた頃に似ています。 富田から5つ目に「保々」という駅があります。そういえば、西武にも似た名前の駅、、”保谷”駅があったなと思いました。   反対側はド派手な広告電車になっていました。  西武 所沢車両工場 昭和41年とあります。 昔、西武鉄道では電車を自前で製造 . . . 本文を読む

三岐鉄道と天竜浜名湖鉄道の旅(2)

2009年03月16日 | 全国の私鉄と第三セクター鉄道を訪ねる旅
3月8日 (日曜日・晴れ時々曇り) つづき JR富田駅に着きました。 駅前の工事現場の槌音も今日は聞こえてきません。駅前広場は静かで、人の気配もしません。  JRの富田駅で、三岐鉄道の宣伝をしています。文字がかすれて見えにくくなっています。待っていても、ここには電車は来ません。お客の乗る電車は、近鉄富田駅からしか出ないのです。ここに来るのは貨物列車だけ。 跨線橋は、途中で高さが変わっているの . . . 本文を読む

三岐鉄道と天竜浜名湖鉄道の旅(1)

2009年03月12日 | 全国の私鉄と第三セクター鉄道を訪ねる旅
3月8日 (日曜日・晴れ時々曇り) 三重県の南部には近鉄がいくつか支線を伸ばしており、これらは6年前に全部乗車済みですが、近鉄の富田駅から出ている三岐鉄道はまだでした。この日は三岐鉄道と、静岡県の天竜浜名湖鉄道に乗りに行きました。 7日夜の"ムーンライトながら"で東京を出発しました。指定券は6日に入手しました。券売機に表示されたのは”△”印(空席残り少ない)なのに、出てきたのは窓側席でした。そのう . . . 本文を読む

三木鉄道の旅(3:終わり)

2008年04月27日 | 全国の私鉄と第三セクター鉄道を訪ねる旅
1月5日(土曜日・晴れ時々曇り) つづき  終点三木駅に着くと、駅前に何人かの乗客が集まっていました。いや、この人達は列車には乗らず、バスに乗ってどこかへ向かうようでした。  駅舎は、ドアの大きなガラスがいいなと思いました。昔から長く続いている、町医者か診療所の建物のような雰囲気でした。  「廃止と決りました」というフレーズが、聞きなれません。廃止されようとしているのに、このような威勢 . . . 本文を読む

三木鉄道の旅(2)

2008年04月25日 | 全国の私鉄と第三セクター鉄道を訪ねる旅
 廃止された三木鉄道は、厄神から三木6.6kmのとても短い路線に、全部で9つもの駅がありました。そのうち4つは、国鉄三木線が第三セクターの三木鉄道に転換された後で出来た駅でした。 厄神発三木行き始発列車の乗客は一人でした。そして、途中駅からの乗客もありません。駅はこまめに設置されているはずなのに、列車が終点の三木に着くまで、ドアはついに一回も開かなかったのです。 . . . 本文を読む

三木鉄道の旅(1)

2008年04月24日 | 全国の私鉄と第三セクター鉄道を訪ねる旅
  このブログの筆者は、申すまでもなく時刻表の愛読者であり、時刻表はほとんど毎月買っています。買わない月もたまにあるものの、1年に最低11冊は買っています。さくいん地図のページを開いて、前月号にはなかった路線や駅が載っていると嬉しいものです。その逆で、前月号にあったはずの線路がなくなっているのを見つけたときほどむなしいものはありません。 4月号の時刻表には、この3月31日で廃止された三木鉄道が . . . 本文を読む

豊橋鉄道・渥美線

2008年03月30日 | 全国の私鉄と第三セクター鉄道を訪ねる旅
 豊橋鉄道は、路面電車のほかに「渥美線」という鉄道路線も持っています。路面電車と同じ日に、こちらも完乗しました。もと東急の電車が活躍しており、雰囲気は静岡鉄道の郊外版といったところ。(静岡鉄道の電車はもと東急ではなくオリジナルですが、ステンレス車であることは同じ。)無人駅が多く、車掌は電車が発車する度に車内を回ります。この日は、見習いの車掌さんに先輩が一人ついており、とても忙しそうでした。 . . . 本文を読む

豊橋鉄道の路面電車(3) 井原駅・運動公園前駅

2008年03月30日 | 全国の私鉄と第三セクター鉄道を訪ねる旅
19年4月8日(日曜日) つづき  豊橋の路面電車は、終点の1駅手前の井原駅で線路が分かれています。赤岩口駅・運動公園前駅、2つの終着駅へと通じています。 運動公園駅行きの電車はここ井原駅で分岐し、大きな急カーブを通って終点まで向かいます。このカーブは半径が11mしかなく、日本の鉄道の中では最も急なものです。  終点の運動公園前駅。 終端には車止めなど何もなく、ぷっつりと途切れていまし . . . 本文を読む

豊橋鉄道の路面電車(2) 赤岩口駅

2008年03月21日 | 全国の私鉄と第三セクター鉄道を訪ねる旅
19年4月8日(日曜日) つづき  終点の赤岩口駅。終点の駅らしいものはなにもなかったですが、ちゃんとしたホームがあって、もと名鉄の路面電車よりも立派です。隣には車庫があり、都電風の電車が見えます。これは、都電荒川線から豊橋鉄道に移ってきた電車です。  つづく  . . . 本文を読む