列車の車窓は心の窓

我が家の住人は電車がとても好きなので、車がありません。電車とバスで出かける日本の旅

思い出の終着駅(22) 甘木駅

2007年08月27日 | 思い出の終着駅
思い出の終着駅(22) 甘木駅(西日本鉄道・福岡県朝倉市)8月14日(火曜日・晴れ)   道路に斜めに面した駅舎。 暑いです。甘木鉄道の甘木駅からここまで僅か100m、汗が噴き出してきました。駅をみつけてほっとしました。少しでも早く屋根の下に入りたいと思うほど暑い日でした。 アサガオの花なんかあるととても似合いそうな、木造の駅舎でした。アサガオはないけれど、改札口の横にある緑が落ち着きます。来た時 . . . 本文を読む

伊豆箱根鉄道・大雄山線

2007年08月26日 | 全国の私鉄と第三セクター鉄道を訪ねる旅
                        ↑ JR小田原駅にて  大きくて長い小田原駅ホームの片隅から、伊豆箱根鉄道の大雄山線が出ています。 全線単線ながら、ラッシュ時・昼間通じて12分おきに出ています。なかなか便利だと思います。あいまいなのは、時刻表に「赤字時刻の列車は、輸送上の都合により運転休止する場合がありますので、ご注意ください」と書いてある点。年間どのくらいの割合で運休するのでしょ . . . 本文を読む

カラフルな待合室

2007年08月26日 | 遠くへ旅行
 しなの鉄道の駅でみつけたカラフルな待合室です。もともと車掌車(貨物列車の一番後ろに連結される、車掌の乗務する車両)だったものが使われています。窓の数と駅名の文字数が一緒で、窓の上にひらがなが書いてあるのが面白いです。  . . . 本文を読む

下之郷駅のステンレスカー 長野県の中小私鉄めぐり(20)

2007年08月26日 | 全国の私鉄と第三セクター鉄道を訪ねる旅
19年3月18日(日曜日・晴れ)   (19)のつづき 下之郷駅は上田と別所温泉の間にある駅で、車庫が併設されています。写真の電車は、日本初めてのステンレスカー5200系電車で、昭和33年東急電鉄でデビューしました。その後昭和61年に上田電鉄(当時上田交通)へ譲渡、平成5年に引退し、現在は倉庫として使われています。 「桜木町」の表示が残っているのに目を引きます。(今の東急に「桜木町駅」はありません . . . 本文を読む

まるまどりーむ号 長野県の中小私鉄めぐり(19)

2007年08月26日 | 全国の私鉄と第三セクター鉄道を訪ねる旅
19年3月18日(日曜日・晴れ)   (18)のつづき 再び別所温泉駅へ。  停車しているのは、既存の電車を改装した「まるまどりーむ」号です。保存されている丸窓電車をイメージした塗装になり、楕円形の窓も登場しています。内装が木目調になったのはよいとして、やはり窓の大きさとかバランスがしっくりきません。もとからあった窓を丸窓に変えているだけなので仕方ないでしょう。 それにしても、「丸窓電 . . . 本文を読む

丸窓電車 長野県の中小私鉄めぐり(18)

2007年08月25日 | 全国の私鉄と第三セクター鉄道を訪ねる旅
19年3月18日(日曜日・晴れ)   (17)のつづき 別所温泉駅に保存されている丸窓電車5250形。昭和2年に3両登場し、昭和61年まで走り続けました。丸窓電車と呼ばれるのは、戸袋窓が楕円形になっているからです。その丸い形の窓も、それ以外の一段窓もとても美しい電車なのですが、少し傷みが出てきているのが残念。丸窓のガラスが1枚割れているのを見つけたときは、痛々しいものがありました。扉は南京錠でかた . . . 本文を読む

別所温泉の外湯をはしごして 長野県の中小私鉄めぐり(17)

2007年08月25日 | 全国の私鉄と第三セクター鉄道を訪ねる旅
19年3月18日(日曜日・晴れ)   (16)のつづき 別所温泉は「信州の鎌倉」と言われ、駅から歩いて十数分の場所には名刹が集中しています。鎌倉時代には、塩田に城を構える北条氏が好んで訪れたといいます。そして、信州最古の温泉といわれるこの地には、歴史ある3つの外湯「石湯」「大師湯」「大湯」があります。  その中で最初に行ったのは、「大師湯」です。土産店のおばさんに、3つの中で一番ぬるいお湯は . . . 本文を読む

別所温泉駅 長野県の中小私鉄めぐり(16)

2007年08月25日 | 全国の私鉄と第三セクター鉄道を訪ねる旅
19年3月18日(日曜日・晴れ)  (15)のつづき 私鉄電車の終着駅で降り、そこの温泉に入るというのはとてもいいものだと思いました。 去年の年末、福島の飯坂温泉へ行った時にです。  ここ別所温泉駅も、飯坂温泉と同じかそれ以上の期待を抱かせるに十分でした。昭和25年に建築された駅舎は和洋折衷の感がある建物で、大きな窓が美しく、周囲の清らかな空気に完全に溶け込んでいるといっても過言ではありま . . . 本文を読む

上田電鉄 長野県の中小私鉄めぐり(15)

2007年08月25日 | 全国の私鉄と第三セクター鉄道を訪ねる旅
19年3月18日(日曜日・晴れ)  (14)のつづき 日付が変わって日曜日、よく晴れて相変わらず寒いです。 冷たい風が、身体をつらぬき、吹き抜けていくようです。 これから、上田駅始発の上田電鉄別所線に乗り、終点の別所温泉まで行きます。始発駅の上田駅は、高架駅です。ここでももと東急の電車が走っています。急な坂をどんどん登り、電車は精一杯力を出しているという感じでした。そして、登りきった場所に終着駅が . . . 本文を読む

須坂から屋代まで 長野県の中小私鉄めぐり(14)

2007年08月24日 | 全国の私鉄と第三セクター鉄道を訪ねる旅
19年3月17日(土曜日・晴れ時々曇り)  (13)のつづき 在京私鉄から移ってきた電車が活躍している長野電鉄にあって、こちらは長野電鉄オリジナルの10系電車です。ただし、廃車されて雨ざらしの姿です。登場から20年と少ししか経っていないのに、勿体無い気がします。  須坂駅の案内。廃止された「木島」駅の表示がまだ残っています。 松代駅 ここから屋代線の屋代まで乗って、長野電鉄は完乗達成となり . . . 本文を読む

2000系特急電車 長野県の中小私鉄めぐり(13)

2007年08月23日 | 全国の私鉄と第三セクター鉄道を訪ねる旅
19年3月17日(土曜日・晴れ時々曇り)  (12)のつづき 小布施から長野方面に2つ進んだ須坂駅は長野線と屋代線の接続駅で、長野電鉄の車庫もある駅です。 須坂駅に入線した2000系特急電車。この電車は2000系のトップナンバーです。昭和32年に登場した電車とは思えないくらいに美しく、夕陽を受けてぴかぴかに輝いていました。今年になって、登場したときと同じマルーン色の塗装に復元して運行されています。 . . . 本文を読む

中央線123系電車のトップナンバー

2007年08月22日 | キリのいい電車の番号:JR編
  中央線を走る123系電車は、1両だけで走ることができます。もともとは乗客を運ぶ電車ではなく、「荷物電車」というものでした。この電車はトップナンバーですが、中央線の123系電車は1両だけしか走っていません。(ほかにJR西日本で走っているのが5両あります。)塩尻と辰野の間を行ったり来たりしています。 . . . 本文を読む