5月4日 (金曜日・休日 晴れ)
(その25)のつづき
長いトンネルの中でわけが分からないうち、やっと地上に抜けたらすぐ国立駅を通過しました。西国分寺駅はいつ通ったの?と思いました。武蔵野線と中央線を接続する線路はトンネルは貨物線で、初めて通った線路でした。立川に着くとどっと乗客が乗り、終点の八王子駅に到着しました。今度は、大宮から北朝霞のうち、東北本線と武蔵野線を接続する部分の貨物線にも乗ってみたいと思います。
旅もいよいよ終わりに近づいてきましたが、遠回りの旅は終りません。八王子からゴールの船橋まで、横浜線と東海道線・総武快速線を乗り継ぐのが最短なのに、これから横浜線・相模線・東海道本線・根岸線・再び東海道本線(京浜東北線)・鶴見線・南武線・また東海道本線・総武快速線と遠回りするのです。そして退屈した時には、「たかだか150円の切符で一日中電車に乗っていられるだけで幸せだ」という初心を思い出すのです。
外は真っ暗、乗っている電車は普段通りの通勤電車、ただ電車に乗っているだけの時間。大回り乗車こそ、自分の趣味を確かめるいい機会かもしれません。
ちなみに今日は西国分寺から八王子まで中央線で直進しましたが、もし「ホリデー快速むさしの号」に乗らなければ、西国分寺→府中本町→立川→拝島→八王子 と、遠回りしていたでしょう。そうすることで、13.7km遠回りできます。
(20) 横浜線 普通1972F 茅ヶ崎行き
八王子 19:23 ⇒ 19:36 橋本
① クハ205-503
② モハ205-503 ↑ 茅ヶ崎行き
③ モハ204-503
④ クハ204-503
八王子から横浜線で橋本まで13分、この電車でそのまま茅ヶ崎まで行っても良かったのですが、一旦途中下車して夕食をとりました。橋本20:07発の電車まで約30分の時間があります。
この先、鶴見線の電車の本数が少なく、どうやってもどこかで30分くらい待ち時間が生じます。その待ち時間を橋本で使った理由は、ここの駅ナカに中華料理店が入っていたからです。
普通のチェーン店ですが、あたたかい食事がとれるのは嬉しいです。駅弁も食べたいけれど、通勤電車の中で食べるわけにもいきません。ジョッキで生ビールをいただけるのが何よりうれしく、気分転換になります。立ち飲み店に1人で入るのは気が引ける性格ですが、ここなら気軽に生ビールが飲めます。改札口の中にあるというのが一番のポイントです。今日は途中下車ができないからです。
つづく