新・北総雑記 

シニア・フリーターの雑エッセイ

道央紀行:2015春

2015-05-10 | 旅と食
小樽、朝里川、余市の旅。
五月の北海道は初めての経験である。まだ寒い可能性もあるが天気予報は最高18度前後でまずまずの快適さ。ただ鼻がムズムズするので変だなと思ったら、なんと北海道はこの季節、白樺の花粉が多いとテレビで花粉予報。
千歳のレラで買い物してから、小樽方面に高速を走り、朝里川温泉のクラッセホテルを目指す。小一時間ほどで宿に入ると、そこは渓流沿いの静かな佇まいのホテル。フレンチ風の夕食と温泉を楽しむ。
翌朝、近くの散策路を歩くと濃いめのピンクのサクラがほぼ満開。沖縄の緋寒桜から始まって桜前線の終着に至る。しばらく歩くと朝里川沿いに残雪を発見。ついこの間まで雪で覆われていたのだろうか。クルマで5-6分のところに朝里ダムがあり雪解け水で満たされた湖水が放流され、朝里川の急流となる。ループ橋を登るとダム湖が現れて、新緑と雪の残る山々を湖面に映して輝いている。山裾から落ちる小川には水芭蕉の群生。天気は快晴。乾いた風が強いが頬に心地いい。
午後はホテル併設のフィットネスクラブでワークアウト。ランニングマシンとヨガのクラスで鈍った身体をリセット。夜は和食にしつらえてもらい、男山を呑む。
翌朝、小樽環状線を走って余市に。マッサン効果で賑わうニッカ余市ウイスキー醸造所を見学。リタとマッサンに敬意を表してシングルモルト余市を一本。続けて余市ワイナリーで赤ワイン煮込み牛を食す。樽熟ツヴァイゲルリーベンを土産に一本追加。小樽グランドロイヤルで一泊。大吟醸鰊御殿を呑みながらネタのいい回転寿司で夕食。翌日は取り立てて予定もなく、小樽のヨットハーバーを眺めながら朝食を摂り、お目当てのビールケーキとワインケーキを仕入れて、札幌近郊北広島のアウトレットで最後の買い物。千歳に向かい機上の人となる。

Otaru Travelogue 2015
Visited Hokkaido first time in early May. Not so cold as imagined.
Found some snow still on the ground along the Asari river, which was filled with water from Asari dam. Drove up to the dam and saw ground view of the lake which reflects the green and snow white mountains.
Next morning, visited one of the oldest whisky distillers in Japan in Yiichi. Bought a single molt whisky as a memento as well as a local wine at Yoichi winery.

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