新・北総雑記 

シニア・フリーターの雑エッセイ

新幹線ダイヤ復旧システム

2008-04-28 | ビジネス
先週火曜日の夕方、8時に会社で電話会議を終えて21:00の新幹線で名古屋に向かった。東京駅をでて品川に到着したが、列車は動こうとしない。ほどなくアナウンスがあり掛川付近で誰かが非常口を開き新幹線から飛び降りたため、警察の現場検証や安全確認が必要で、しばらく停車するとのこと。迷惑な話だ。自殺大国の日本だから色々な自殺方法が話題になっているが、死ぬときくらい他人に迷惑をかけなくてもいいではないか、と普 . . . Read more

ラディソンの朝食

2008-04-26 | 旅と食
ラディソンホテル成田との出会いは、4-5年前、クリスマスプラン(クリスマス・ディナー・ブッフェの夕食と朝食付き、プラス部屋にクリスマスツリーとスパークリングワイン1本、ケーキ、プレゼント付き)を利用しはじめてからだ。航空会社の乗務員が多く、特にノースウエストの常宿である。おそらく日本で一番外国のホテルの感覚がするホテルの一つだろう。 前後泊プランだと朝食つきでツイン二人で12000円。一人600 . . . Read more

「本庁」内部抗争

2008-04-23 | ビジネス
問題はむしろリーダーシップを構成する組織内での抗争かもしれない。企業や団体の組織のリーダーは選挙で選ばれる訳ではないので、今のボスが次のボスを選び、新しいボスが組織を再設計するので組織は一枚岩になりがちだ。民主主義とは程遠い。役割が分割され専門化していくと、組織どうしのリーダーシップをめぐる抗争が始まる。トップからは皆が一生懸命働いているように見えるが、下から見ると、上で足を引っ張りあったり、縄張 . . . Read more

なぜ「所轄」は「本庁」より人気があるのか?

2008-04-21 | ビジネス
「踊る捜査線」のひとつのモチーフは、絶大な権限をもつ「本庁」のエリートと、言われたことをやるだけの「所轄」の警察官や刑事たちとの確執である。 もちろん、面白おかしく、思いっきり大げさにステレオタイプして描いているが、映画だから仕方がない。 「所轄」の刑事たちは、ちょっとドジでユーモラスで人間的で程よく暖かい。権限はないのでいつも「本庁」の手足として使われる。「所轄は意見を言わなくてもいい!」とか . . . Read more

ジェネリック抵抗勢力

2008-04-20 | 生活
30年来、花粉症を患っている。幸い、アレジオンという薬が身体に合うらしく、それを飲めば症状は緩和され、眠気もあまり感じない。 いつものとおり近くの病院で処方箋をもらい、隣の薬局で薬を出してもらうと、アレジオンはジェネリック薬ができたので、医者によってはそちらを出してくれるという。医者によって、とはどういうことか。 どうやらジェネリックを推進している医者とそうでない医者がいるようだ。安全性や信頼性が . . . Read more

大学眼鏡研究所

2008-04-19 | 生活
時々新聞で広告を見かけて気になっていた大学眼鏡研究所の東銀座店で生活・パソコンメガネなるものを新調した。名前がちょっとキワモノなので、どうかな、と思ったが、丁寧に対応してくれるし、こちらの希望に応じてくれる。 もともと遠視気味で老眼が入ってから遠近と中近のメガネを使い分けてきたが、パソコン中心のオフィスワークで会議や会食などでも違和感なく使えるメガネを探していた。 何がミソなのか解らないが、近 . . . Read more

杭州・古鎮を訪ねて(3)

2008-04-16 | 旅と食
三日目は烏鎮の街に移動した。カラスの街か、と鄭さんに尋ねると、「違いますよ!屋根の瓦がみんな黒いのでそう呼ばれるようになったんです。」とのこと。古い街並みは東西南北に分かれ、東と西が観光地化されていて、東柵、西柵と呼ばれている。 東柵にはまだ住民が生活しているのに、その居住区ごと観光地化されているので、不思議な感覚になる。家の中におばあさんが座っているのに、観光客が軒先を慌ただしく歩いていく。「可 . . . Read more

杭州・古鎮を訪ねて(2)

2008-04-15 | 旅と食
翌朝、1時間ほどドライブして紹興を日帰りで訪ねた。運河や水路が縦横に走り、水郷の趣だ。石造りの古い橋に無造作に漬け物用に野菜が干し掛けられている。聞けば有名な八字橋だという。橋のたもとでは洗濯している人もいる。のどかな観光地だ。 魯迅の生家を保存した魯迅故里。保存状態はすばらしい。魯迅は祖父が裕福な役人だったが、父親が破産し、金持ちと貧乏を両方経験した。その経験が優れた文学に結びついたのか。 書 . . . Read more

杭州・古鎮を訪ねて(1)

2008-04-14 | 旅と食
早春に中国江南の都市、杭州を訪ねたことがある。初めての街なのでツアーに申し込んだ。団体行動は苦手だが車も使えない中国の街では仕方がない。大勢で円卓を囲み中華料理も悪くないと腹をくくった。 杭州空港で出迎えてくれたのは、ガイドの鄭さんだった。では行きましょう、と彼女が言うので、他の人は?と尋ねると、我々だけだと言う。ドライバーの金さんと合計4人の貸し切りツアーということになった。想定外である。ワン . . . Read more

「新・北総雑記」

2008-04-13 | 生活
「北総雑記」という書物があったことがわかったので、今後は「新・北総雑記」というブログ名にすることにした。何でも確認してみないといけない。ちなみに、元祖の「北総雑記」の内容は下記のとおりで、とてもまじめな郷土史のようである。もちろん絶版品切れで「日本の古本屋」http://www.kosho.or.jp/servlet/topなどでのみ入手可能。 富村登、常総文化史研究会(茨城県水海道市)、195 . . . Read more

道具の使われ方

2008-04-13 | ビジネス
世の中が急激に変化して、便利な道具が発明されているが、過去の経験が多ければ多いほど、新しい道具の否定的な側面に目がいってしまい、道具の有効な活用を怠っていまいがちだ。 パソコンがオフィスに登場した1980年代のはじめ、周りの人にいずれみんな自分でキーボードを操作するようになるから、慣れたほうがいい、と勧めて回ったが、冗談扱いされたものだ。 確かにパソコンは進化したゲーム機かタイプライターくらいに . . . Read more

予算と必達目標

2008-04-09 | ビジネス
コミットメントも日本語になりにくい言葉だ。日産のゴーンさんが使い始めたころ、翻訳語の見直しがあり、「必達目標」なる単語が造語された。単なる「目標」や「予算」ではなく、絶対に到達することを約束する目標が「必達目標」ということになる。そのゴーンさんが必達目標を修正するという。 どこかで聞いたことがあるのは、コミットメントには必ず責任が伴うということ。コミットしたからには、その結果について責任を負う、 . . . Read more

外資系企業は「不機嫌な職場」か?

2008-04-06 | ビジネス
「不機嫌な職場」(講談社新書)は最近の企業の職場事情を分析して問題点と処方箋を提示している。読んでみると、外資系に働くサラリーマンからみれば、「組織のタコツボ化」、「評価情報共有の低下」、「過度の成果主義」など、ことごとく自分の会社に当てはまることばかりである。 もしそれが「不機嫌な職場」というのであれば、私はそこで30年勤めたことになる。 しかし、振り返るとと外資系が働きにくいかというと、そう . . . Read more

薩摩紀行

2008-04-04 | 旅と食
東国原知事で騒がれる前、宮崎・鹿児島を旅行した。 宮崎空港から日南海岸をドライブした後、宮崎のフェニックス・リゾートで一泊した。 翌朝、レンタカーで霧島高原を目指した。生憎の天候で山道に入ると視界がきかない。文字通り霧の中を山越えしてやっと霧島温泉の霧島ホテルにたどり着いた。 ここの名物は体育館ほどもある大浴場で基本的に混浴である。(女性専用時間もある)白いお湯で一面が煙り別世界の風情だ。レス . . . Read more

地力をつける

2008-04-01 | 生活
我が家の早春の畑は何にも無い。冬場にビニールやマルチで保温処置をなにもしないため、3月にはいつもこうなる。今年は寒くて霜が降りたので畑には好都合。コンポスターで半年熟成した生ごみ堆肥と冬の間に溜め込んだ薪ストーブの灰を畑に入れてあげる。今年からできるだけ耕さずに地力で野菜を育ててみたいと考えている。いわゆる不耕起農法らしきものだが、要はグータラ農法。雑草も抜かないで表面から掻きとり、そのまま畑に寝 . . . Read more