リカルデントをかみながら

社会人受験生のブログおわりました。

センター試験テクニック総括 vol.4

2010年01月31日 23時54分11秒 | センター試験テクニック
リスニングについて。

・2010年センターリスニングは易化する?(09/12/18)

作問委員会報告の予告通り、平均点が60%前後に。
やっと安定してきた感があり、俺の重力10倍海王様作戦もツボにはまった。
センターリスニングで点を取るためには、難しいことする必要はないと思う。
実際の英会話が聞き取れるかは、また別の問題。



・センター試験テクニックVol.2 リスニング

今年の問題は、提示されている問題文が短いものが多かったのでメモはあまり必要なかった。
去年の問題との一番の違いは、そこ。
去年のは問題文はややこしいわ、音声も長いわで大変だった。

地域医療について最近学んだこと

2010年01月30日 22時05分17秒 | 大学受験
いくつか本を読んだりネットで調べて分かったこと。

・2004年の臨床研修制度の変更により、大学医局の人事権限が減り、医局から人が減り、減った分を医局が地域医療に回していた人材を回収することで補い、そのため地域から医者がいなくなった。

・昨今、地域医療に携わる若手の医者が減ったのは、教育制度の不足で専門医認定やキャリアアップがはかりづらいため。
施設や人材、症例が集まったところに人気は集中する。
お金とかじゃなくて。



全部が全部こういう構造ではないと思うけど、一般的な傾向なのでは。
じゃあ、専門医認定を受け、独り立ちした人材が地域医療に貢献すればいいのでは、と思うけど、それはそれで条件のいいところに行ってしまうんだろう。
その穴埋めを、「地域枠」という形で医療の実態をよくわかっていない受験生に負わせていいのだろうか???

受験生は、俺も含めて合格がのどから手が出るほど欲しい。
そのためにやれることはすべてやるだろう。
その目の前に、合格により近づく「地域枠」という餌が与えられたら、のどから出ていた手を引っ込めるのは相当難しい。

そう考えると、何かずるいなーとさえ思える。
もちろん、本人の意向と地域のニーズがマッチすればそれに越したことはないけど、医学部在学中ならともかく、現状それは誰にも分からない。

出願完了。

2010年01月29日 22時50分08秒 | 大学受験
結局、地域枠制度は使わずに出願。
「地域枠を使わずに落ちる」「地域枠でなくても受かる」の後悔度を天秤にかけた結果。

センター試験の結果が・・・だったので、気弱になって守りの姿勢、後ろ向きな考えになって、前者の後悔度を過度に見積もっていた気がする。

過去問を解いて、適当な配点で合格最低点に到達しているか否かを見て一喜一憂している今日この頃。

未来は僕らの手の中~



悩ましい医学部入試地域枠

2010年01月27日 01時07分49秒 | 大学受験
最近の地方医師不足対策として増えている「地域枠」
特にここ2年は医学部定員増の結果、地域枠を設けるところが増えた。

地域枠採用にはいろいろ資格と条件があるけど、地域枠で受験すると合格しやすい。
その資格と条件とは、その地方出身者だったり現役生だけだったり、大学によりさまざま。
共通して言えるのは、卒業後その地方に、最低数年間残り、地域医療に貢献すること。
地方に残るというのも様々なレベルがあり、その県内の病院に勤めればOKのところや病院を指定されるところもある。

俺が受験を考えているところも地域枠を設けており、この枠なら受かりやすいと思われ、地元出身などの受験資格はなく、月十数万円ほどの奨学金がもらえて、卒業後10年ほど地域(僻地)医療に貢献することで奨学金の返済が不要となっている。

授業料生活費をすべて自分で何とかしないといけない身にとっては、この奨学金の魅力は大きい。
その地域にずっと住むことも問題ない。

ただ、僻地医療というのがどういうものか情報が少なく、どんなもんか・・・と思っている。
本によれば、専門医ではなく総合医(ホームドクター)みたいなものを目指すらしい。
スペシャリストと言うよりゼネラリストというわけか。
全人的な医療を必要とする知識と技術を習得できるなら、これも「人間についてよりよく知りたい」という当初の目的に近い。

長崎の知り合いの研修医に相談したところ、地方で暮らすことに抵抗がなければそんなにデメリットはない、デメリットとすれば希少症例や最新技術、特定の機械が必要な治療を間近で見られない、同僚の研修医が少ないもしくはいないことが多く悩みを共有できない、と言ったところらしい。
また、奨学金は大学入学後もいろいろあるからお金の問題は入学してからでも遅くはないとのこと。

センター試験テクニック総括 vol.3

2010年01月25日 23時38分23秒 | センター試験テクニック
・2010年センター英語(筆記)の傾向(09/12/18)

>また今回、新傾向の問題が1問だけだったことと、内容が高度化していたこととは無関係ではなさそう。逆に言えば、新傾向の問題は易しめに作ってあるとも想定できる。


第5問が新傾向だった。
易しかったかなーどうだろう。
現実にあり得る場面設定で、落ち着いて読めば難しくなかったと思うけど、時間がなくて焦ってたら間違えやすいと思う。
従来の方がぱっと見わかりやすくて、答えやすかった。

>問題冊子の初っぱなにある、発音アクセント問題はリスニング導入後試行錯誤が続いており、今度もいろいろ変えてくるんだろうなー。

と書いたとおり、また変わってた。
第1問は、発音とアクセント以外は対策しなくていいんじゃないかな。

センター試験テクニック総括 vol.2

2010年01月23日 21時10分37秒 | センター試験テクニック
・センター試験テクニックVol.6 覚えられないものの対処(09/12/27)

試験と試験の間の休み時間に友達と雑談してリラックスするのもいいけど、雑談相手がいなければケータイいじってるより「覚えないリスト」眺めてた方がリラックスできる。
ノートぺらぺらめくってても、一切頭に入ってこないし。

実際、俺は覚えないリストから問題出たしね。
センター日本史の過去問では、なぜか「トーキー映画」についてよく出題される。
カラーテレビ放映開始年とか、ラジオ放送放映開始年とか、サンデー毎日刊行年とかも。
作問者にメディアマニアがいるのか?
センター向けの日本史文化史は「覚えないリスト」に入れておいてテスト前に確認すればいいだけ。
英語の発音、アクセントも同じようなものばっかり出ているので、覚えないリスト向き。

今回のセンターでは、回折格子の式もピンポイントで出てラッキー。
政経はポイントがずれていて、かすりもせず。
化学と生物も。

ざっとこんな感じ。

センター試験平均点各予備校比較

2010年01月23日 00時05分34秒 | センター試験テクニック

センター試験の平均点が発表された(中間発表2)ので、我ながらしつこく各予備校の平均点をリサーチ。
つまり、センターリサーチリサーチ。
なお、センター試験の平均点は、これでほぼ間違いないという数字。

教科名 科目名 受験者数 センター本試 センターリサーチ
平均点 代ゼミ 駿台 河合塾
国語(200点) 国語 497,342 107.62 109.1 109.8 110.0
地理歴史 世界史B 91,101 59.62 60.2 60.6 60.9
日本史B 151,765 61.51 62.2 62.5 62.7
地理B 110,078 65.11 65.1 65.7 65.6
公民 現代社会 171,398 58.76 58.9 59.2 59.3
倫理 55,845 68.67 69.3 69.9 69.8
政治・経済 89,869 59.16 59.6 60.1 60.2
数学 数学・数学A 365,157 48.94 49.7 50.5 50.4
数学・数学B 327,968 57.11 57.2 58.3 58.0
理科 理科総合B 16,370 64.84 65.4 65.4 65.5
生物 184,609 69.7 70.2 70.7 70.6
理科総合A 29,298 63.37 63.5 63.6 63.6
化学 207,954 53.78 54.7 55.7 55.3
物理 147,290 54.01 54.8 56.0 55.6
地学 24,401 66.76 67.4 68.1 68.2
英語 筆記(200点) 英語 512,340 118.14 119.4 120.6 120.7
リスニング(50点) 英語 506,317 29.39 29.6 29.9 29.9

すべての科目で代ゼミの平均点が一番低く、センター本試に一番近い。
駿台河合に比べて代ゼミが低い理由は、よく見てみると(代ゼミのセンターリサーチの既卒母集団の大半を占めると思われる)代ゼミ生が現役生に近い得点を取っているからと言うのが分かった。
駿台生と河合塾生の浪人(既卒)平均点が代ゼミ生のそれより1-2点ほど高い模様。
あんなにいい先生、いい環境をそろえておきながら、代ゼミ生よ・・・
ああ、代ゼミTVネットを最大限に活用させていただいている俺も代ゼミ生の端くれになるのかな。
東進は模試会員だし。

代ゼミのデータで、医学科志望者が去年11,382人に対して、今年11,274人とほぼ同じ。
定員が1割ほど増えているから、実質倍率は下がるか?
でもAO入試とか推薦入試が増えているから、どうだろうか。

医学科志望者の平均得点率が、去年78.7%に対して今年76.1%と2.6%減。
他の学部志望を含めた平均得点率が去年比2.1%減となっているから、工学部3.7%減、歯学部4.9%減ほどではないけど、センター試験の難化が医学部希望者に与えた影響は大きかった模様。


センターリサーチ各予備校のデータアラカルト

2010年01月21日 22時34分47秒 | センター試験テクニック
気になるデータをピックアップ。

過去3年の分布グラフは駿台のものが見やすい。

一見して分かるとおり、3年連続して下がっている。
見方はふたつあって、ひとつは年度ごとに縦に見る。
たとえば、理系770点得点者数は08年が5000人超、09年が5000人弱、今年が3000人ほどと目減りしている。

もう一つの見方は、横に見る見方。
5000人超の層を見ると、08年は770点、09年は750点、今年は710点。
710点から730点当たりにギャップがありそう。


他にうかがい知れることは、センター90%超えて東大を受けるレベルの層もかなり減少していること。
830点の層は08年に比べて、1/3ぐらいに減っているように見える。
超ハイレベルな層でも問題難化の影響は受けるようだ。

個人的な教訓として言えることは、大問一個さっぱり分からないぐらいでそう焦ることもないかなってこと。
得意な科目、100点目指している科目ほど、分からない問題に出会ったら焦るのはしょうがないけど、今回実力通りの点数が取れなかった人は「出来るはずなのに出来ない」という焦りが影響したと思う。

センターリサーチ結果

2010年01月21日 21時54分55秒 | 大学受験


予備校巡りして、センターリサーチの結果を回収。
微妙に平均点が違うのは、それぞれの予備校の母集団が違うからか。
英語は、河合塾が120.8点、駿台が120.6点だけど代ゼミは1点以上下がって119.4点。
他の科目も、おしなべて代ゼミだけ1点ほど低い。

判定は、どの予備校のもボーダー(合格確率50%)のちょい上、合格確率80%に未到達、といったところ。
60%台といったところかな。
センター同点の人が5人受けて3人受かるレベル。
その3人に入るためには、2次試験対策をしっかりとしないと。
前期後期目標も定まったので、過去問を中心に対策。
すでに十数年分ゲットしてあるので、こなすのみ。

つくづく、長崎に出願できないのが痛い。
今年は理科3科目になって初めての年だから、倍率が極端に下がって入りやすくなると思うんだよなあ・・・