リカルデントをかみながら

社会人受験生のブログおわりました。

初めて来た方への自己紹介

2024年04月22日 16時11分55秒 | 大学受験

※この記事は2010年3月24日に書いたものですが、このブログの概要的な内容なので常に最初の記事に置いておきます。

昨日は過去最多の方々の訪問を受けました。
こんなへんぴなブログまで来てくださりありがとうございました。

1800日弱に及ぶ膨大な量の記事、しかも受験に全く関係ないプライベートな雑文もたくさんあり、見る価値があるかどうかの判断も大変だと思うので、簡単な経緯を以て自己紹介とさせていただきます。(関係ない記事はおおむね削除しました。2011年3月末)

10余年前、「プライド一流頭二流」「4年制高校」と名高い千葉県立平凡高校を平均評定3.4点で卒業後、駿台お茶の水で学び、英語・国語・日本史・政経・小論文を受講。
私文はフリーパスのレベルに達し、都内私大心理学科に入学。
卒業後、院に進むが中退し、長崎で会社員生活を始める。
1年経過後の2005年4月、20代後半にて医学部受験を決意、同じ長崎内で転職。

当初は、2年間働きながら勉強して、目処がついたら会社を辞めて1年間引きこもって受験勉強に専念するという3年計画だった。

結果5年かかった理由は、サラリーマン生活が楽しく、自炊洗濯などの家事、会社の同僚と飲み会、旅行や海、キャンプ、バンド活動、フィットネスクラブ通いに精を出していたから・・・
勉強は代ゼミTVネットを中心に、平日2,3時間、休日は予定がないときは5,6時間。
センター試験前を含めて10時間を超えた日は皆無だったと思う。

受験勉強を初めて2年半後の2007年夏、仕事を辞めて長崎から千葉の実家へ。
骨折したりしたので、秋から派遣社員として仕事再開。
ここで仕事をせずに勉強専念にシフト移行も出来たかもしれないけど、長崎生活ではお金を貯められなかったし、まだまだ理系の科目のレベルが厳しく合格のイメージがわかなかったので、勉強量は増やしたもののサラリーマン生活を継続。
会社員としてやり残したこともあった気がした。

千葉での会社員生活はあまり楽しくなかったのが幸いし、勉強へのシフトが進んだ。
2年前の2008年1月のセンター試験の結果が芳しくなく化学と物理での壁を感じ、東進に通い始める
毎日仕事帰りに3時間ほど通って化学と物理を受講。
1年ほどかかり、化学は上達したけど、物理はものにならず、諦めて化学生物選択にシフト。
最終的な受験科目はこのときに固まり、センター試験では英 国 数IA 数IIB 日本史 政経 物理 化学 生物、2次試験用として英 数123ABC 化学 生物。

1年前の2009年2月に派遣切りにあい(笑)、それを機に受験勉強に専念。
日中は図書館に通って勉強、夜は家で代ゼミTVネットを受講。
東進は模試会員となり模試だけ受けて授業は受講せず。
1日の勉強時間は平均8-10時間ぐらい?

今年のセンター85%で初めて2次試験受験を決意。
前期高知大不合格後期富山大合格

いくつかの節目があったけど、大まかな経緯はこんな感じです。
次回は経緯を数字で見てみます。

リンク集
参考書レビュー 英語 国語 日本史 数学 物理・化学・生物


数字でみる経緯(1) (2) (3)


東進について


受験生にとってのブログ・ネット利用について


受験校とその対策について


働きながら勉強することについて


医学部学士編入学について


受験勉強の反省


書くべく記事は完了したと思っていますが、リクエストがあればコメントをお願いします。

 

(2016年6月2日追記)

医師を目指した一番の動機は、自分の人生の何を生き甲斐にするかという部分で、人の役に立つことを生業としたいから、かな?
他には、10代という人生の大切な部分でつまずいて引きこもってしまって残りの人生をふいにしてしまう、そういう人を医療で減らしたいと思ったこととか、人間についてよりよく知りたいとか。

それと、最近思うのは、人生においてぞくぞくするような刺激がほしいからというのもあると思う。

今までに感じたことがない刺激を求めて。

 (2018年10月8日追記)

国試、初期研修も無事修了し、出身大学医局に入局し後期研修中。

 


歴代総理大臣覚え方

2016年12月18日 17時16分19秒 | 大学受験

2016/12/18訂正

俺は語呂合わせが大好き。
日本史は特に年号と事柄の語呂合わせのオンパレードで覚えた。
塾の講師時代も小学生に語呂合わせ暗唱させてた←やり過ぎ

最近Wikipediaで歴代首相を調べているので、その覚え方を付記。
有名なやつと、俺が作ったやつ。
まずは、有名なやつ。予備校で習った。

明治時代
いくやまいまい おやいかさかさ (行くやマイマイ 親烏賊逆さ)

い 伊藤博文
く 黒田清隆
や 山県有朋
ま 松方正義
い 伊藤博文
ま 松方正義
い 伊藤博文

お 大隈重信
や 山本権兵衛山県有朋
い 伊藤博文
か 桂太郎
さ 西園寺公望
か 桂太郎
さ 西園寺公望

大正時代+昭和2名(これも有名)
かやおって はたかやき(蚊帳織って はたか焼き)
か 桂太郎
や 山本権兵衛
お 大隈重信
て 寺内正毅
は 原敬
た 高橋是清
か 加藤友三郎
や 山本権兵衛 
き 清浦圭吾 

昭和~敗戦(自作)
かわったはわいさ おひる(広)はなし(林) きんぴらたべ(阿部)よ ちかぢかとうこうす
(変わったハワイさ お昼は無し キンピラ食べよ 近々投降す)
か 加藤高明
わ 若槻礼次郎
た 田中義一
は 浜口雄幸
わ 若槻礼次郎
い 犬養毅
さ 斉藤実
お 岡田啓介
ひる 広田弘毅
はなし 林銑十郎
きん 近衛文麿
ぴら 平沼騏一郎
あべ 阿部信行
よ 米内光政
ちか 近衛文麿
ぢか 近衛文麿
とう 東条英機
こう 小磯国昭
す 鈴木貫太郎

近代は首相ごとに出来事を肉付けしていけば完璧なので楽。
戦後も作ったけど、忘れちゃったな・・・最近また変わったし、新たに作らないといけないかな。


頑張れ受験生!

2012年01月13日 14時23分22秒 | 大学受験

明日からのセンター試験、頑張ってください。
俺も雪積もる会場の図書館で一日試験勉強してます。

いくつかアドバイス。

数学IAは、間違えて数学Iを解かないでね。
模試では数学IAと数学Iは同じ冊子になってないけど、本番では同じになっていて、しかも数学Iの方が先にあるから、間違えやすい。
俺もやらかしたことある…

お昼はたくさん食べないように。
特に国語の前は。
眠くなるので。
おにぎりとかキットカットとか、バナナとかカロリーメイトを休み時間のたびにちょこちょこ食べるのがいいと思う。
水筒にあったかい飲み物をいれてくのもいいよ。

分からない大問にぶち当たっても、とりあえず別の問題を先に解いたら、落ち着いて解けるようになるかも。

使い慣れたシャーペンを持っていこう。
マークは鉛筆で、計算とかはシャーペンで。

防寒対策を万全に。
会場はだいたいあったかいんだけど、カイロ、貼るカイロはとりあえず持参。

英語の入ったアウターをきていかないように。
ポケットティッシュの外袋に英語が書いてあるとかも気をつけて。

Good Luck!


参考書レビュー(物理・化学・生物)

2010年10月18日 00時37分23秒 | 大学受験

代ゼミTVネットのテキストとして使った参考書は代ゼミTVネットの受講記録(2)理科を参照してください。
というか、TVネットと過去問、模試がメインで、市販の参考書はそれを補う程度でしか使わなかった。

【生物編】
・センター試験生物Iの点数が面白いほどとれる本
《著者・出版社》大堀求・中経出版
《レベル》ゼロからセンター90点まで
《感想》
分厚い。でも、これ一冊やればセンター9割と思ってやり通せばかなり力がつく。
1回目は時間がかかっても、2度3度と繰り返してやるうちに早くなっていくはず。
センターに必ず出る遺伝の問題が苦手な人は必見。
代ゼミTVネットの授業の方でもいいけどね。

・大学入試に出る生物[遺伝]が面白いほどわかる本
《著者・出版社》大堀求・中経出版
《レベル》ゼロからこの分野完璧まで
《感想》
遺伝分野に絞って解説している。
センターレベルから2次試験レベルまで網羅。
これも結構分厚く、頭からやっていくとしんどいので、受験校の過去問を見ながら単元を絞ってやるといい。

【化学編】
・化学ハンドブック
《著者・出版社》二見太郎・東進ブックス
《感想》
化学I、IIの内容が簡潔にまとまっている。
入り組んだ内容は載っていないので、入門に最適。

・センター試験でた順ヒキョーな化学
《著者・出版社》みかみ一桜・中経出版
《レベル》センターゼロから70点
《感想》
センターによく出る問題だけを収録。
2009年までの問題はよくフィットする。
2010年本試前に完璧に解けるようになったけど、このときの本試は傾向が変わっていたので惨敗(72点)。
みかみ塾の生徒も芳しくなかったようだ。

・岡野の化学をはじめからていねいに(理論化学編)(無機・有機化学編)
《著者・出版社》岡野雅司・東進ブックス
《レベル》ゼロから偏差値63
《感想》
挫折。結局東進の授業でマスターした。

・チャート式化学計算問題の徹底整理
《出版社》数研出版
《レベル》偏差値55~65
《感想》
苦手な計算問題の単元を重点的にこなした。
センターレベルから2次試験レベルの問題まであり使いやすい。

【物理編】
・橋元の物理をはじめからていねいに(力学編)(熱・波動・電磁気編)
《著者・出版社》橋元淳一郎・東進ブックス
《レベル》ゼロから偏差値63?
《感想》
挫折。
頭の力学から始めずに、自分のできそうな分野から始めてみた方がよかったかも。


参考書レビュー(数学)

2010年10月18日 00時32分21秒 | 大学受験

代ゼミTVネットのテキストとして使った参考書は代ゼミTVネットの受講記録(1)数学を参照してください。
というか、TVネットと過去問、模試がメインで、市販の参考書はそれを補う程度でしか使わなかった。

【数学編】

・センター試験数学IAの点数が面白いほどとれる本(佐々木隆宏)
・センター試験数学IIBの点数が面白いほどとれる本(志田晶)
・坂田アキラの数IIIの微分積分[極限・微分編]が面白いほどわかる本
・坂田アキラの数列が面白いほどわかる本
《レベル》ゼロから偏差値63
《感想》
佐々木先生は代ゼミTVネットにも出講している先生。
志田先生は東進の先生。

知識ゼロからスタートしても1冊読み切れる。
解説もわかりやすい。
センターの2冊は、テクニック的に有効。
数列、数IIIの方は、これだけでは複雑な受験問題は解けないけど、学校の授業・試験対策にも有効。

・センター数学 コンピュータで40点!!
《著者・出版社》加藤普一・学研
《レベル》ゼロからセンターコンピュータ分野40点まで
《感想》
センター数IIBの選択問題でコンピュータを選ぶ人用。
解けるようにはなる。
経験上お勧めできないけど、ベクトルが苦手な人はこっちに逃げることができるかも。


受験勉強の反省

2010年09月25日 01時44分39秒 | 大学受験
「ああしておけば良かった・・・」という反省を書きます。必要ならば反面教師にして下さい。

1.数学IIICを取り組みはじめるのが遅かった
「数学IAIIBが完璧になってから」と考えており、もちろん完璧になることなんてあり得なく、慌てて5年目(最終年)の2月から取り組みはじめた。
ひと通りは3ヶ月ほどで終わったけど、それだけでできるようになる科目ではなく、そこからがスタートと言えるので、結局11月末までの半年ちょっとしかやらなかった計算になる(12月からはセンター対策に集中したため、手つかず)。
さらに言えば、大学で必修の数学の授業があり、数学IIIをやってきていることを前提に授業が行われるため、苦労した。
数学IIBをひと通りやったところではじめればよかったと思っている。

2.理科、特に化学に本格的に取り組みはじめるのが遅かった
代ゼミTVネットの「基礎から学ぶ化学I」は早々に見切りをつけたんだから、独学しようなんて思わずもっと早く東進に通っていればよかった。
4年目からなんて遅すぎた。

3.2次試験対策
5年目まで、2次試験を受けなかったのは痛かった。
雰囲気がわからないという点で。
前期高知で失敗してからわかるなんて遅すぎた。
前年にでも、どっか受けておけばよかった。
落ちるの前提で受けるのでも、2次試験の面接を受けるのは1万7千円の価値はある。

参考書レビュー(日本史)

2010年09月25日 00時31分49秒 | 大学受験
日本史編。見方は英語編を参考にして下さい。
日本史は近世、近代、文化史みたいに年代別・テーマ別ノートを10冊ほど作ってて、まだ持っていたので今回の入試でも利用した。
ジャンル 書名 著者 出版社 レベル 評価 コメント(利用法など)
36問題 センター試験短期攻略問題集日本史 福井紳一 駿台文庫 50~63 70点 あまり出そうもない問題が多い。文化史が少ない。
37問題 日本史頻出問題演習(上)(下)   駿台文庫 60~70 90点 問題量が多く一筋縄では行かないがかなりいい。3度ほどやった。
38ワーク 書き込み教科書_詳説日本史   山川出版社 40~65 85点 ニーズにあわず、使い切れなかったが、初心者にうってつけ。
39教科書 日本史講義の実況中継(上/中/文化史) 菅野祐孝 語学春秋社 40~63 70点 とりあえず使えるし、それなりにポイントも押さえてあるが、単語の羅列が多く、説明不足。
40教科書 詳説日本史   山川出版社 オール 100点 入試問題作成者も利用すると言われる定番。
41資料集 日本史資料集   駿台文庫 オール 100点 有名資料はほとんど載っている。ポイント解説の欄は論述問題対策に使える。
42資料集 詳説日本史資料集   山川出版社 オール 100点 上に同じ。43番と一緒に使える点が利点。
43問題集 詳説日本史資料問題集   山川出版社 オール 80点 資料の理解度をチェックする時に使える。
44年号 日本史の年代暗記法 宮沢嘉夫 旺文社 25~55 50点 ごろあわせ記憶法。使えるのはわずかしかない。
45マンガ 江戸幕府300年   学研 40~63 80点 おもしろい。人によってはいいかも。
46マンガ 頻出555日本文化史   学研 50~70 70点 なかなかいいが、用語の羅列が多い。

参考書レビュー(国語)

2010年09月25日 00時26分04秒 | 大学受験
国語編。見方等は英語編を参考にして下さい。
ジャンル 書名 著者 出版社 レベル 評価 コメント(利用法など)
26現文読解 現代文読解力の開発講座 霜栄 駿台文庫 55~70 98点 霜の現文のエッセンスが満載している。解説が懇切丁寧である。問題も多岐にわたり内容のあるものである。
27現文読解 15回完成現代文(入試)   受験研究社 60~70 40点 出題文はいいのだが問題がダメ。解説はもっとダメ。
28現文単語 頻出現代文重要語700   桐原書店 40~65 60点  とりあえず使えるが辞書があれば足りるレベル。
29現文読解 例の方法1、2 有坂誠人 学研 25~40 0点 霜の現文の逆を行く山勘当て論法。これだといくらやっても読めるようにならない。初めにこの本につかまってこれが現文読解だと思った俺は不運。
29古文解釈 古文解釈の方法 関屋浩 駿台文庫 50~70 85点 あまり使いこなせなかった。内容はオーソドックスながらポイントをとらえている。さすが関谷。
30古文解釈 土屋の古文-ユーモア編(オモ参) 土屋博 大和書房 50~63 50点 おもしろくない。
30古文解釈 土屋の古文-ハイグレード編(オモ参) 土屋博 大和書房 ??~?? 50点 同上。この二冊はほとんど読まず。古文の参考書にはいいのが少ないから注意が必要。
31古典文法 古文読解教則本 高橋政治 駿台文庫 58~65 65点 あまり使わなかったのは使い勝手が悪いせいか自分のせいか。
32古典単語 出る順古文単語550   旺文社 40~75 70点 よく使ったがあまり覚えられなかった。もっといい単語集があっただろう。
33漢文法 漢文ミニマム攻略法 小倉勇三 旺文社 40~63 85点 これ1冊でかなりのレベルに達せられる。まとまっていよい。
34漢文法 新漢文の基本構文130 吉沢康夫 三省堂 50~60 70点 使いやすいとは思うが、説明が悪い。後ろのほうにある漢文は本番に出るかも。
35漢文問題 1日2題30日完成漢文(徹底演習コース)   日栄社 55~75 80点 解説は少ないが問題の質はいい。訳もちゃんとしている。再チャレンジに耐えうる。

参考書レビュー(英語)

2010年09月25日 00時11分24秒 | 大学受験
参考書のレビューを掲載します。
英語、国語、日本史は10数年前に駿台に通っていたときに使っていたものを当時まとめたものを掲載。
なので、駿台関係の本が多いです。
もう廃刊もあるのかな?
今回の医学部受験でも使ったのは4文法の「新英頻」(現在は2冊組みになっている)と、12「アクセント総仕上げ」、17「前置詞攻略問題集」(この2冊は昔のを持っていた)のみ。

レベル:偏差値いくつぐらいのひとにとって理解可能か~効果があるか(到達レベル)
評価:100点満点。絶対やるべきなのが100点。

まずは、英語編。
ジャンル 書名 著者 出版社 レベル 評価 コメント(利用法など)
1英文解釈 英文解釈教室 伊藤和夫 研究社 70~ 75点 読み切れなかった。難しい。読めなくてもO.K.
2文法 英文法教室 伊藤和夫 研究社 63~ 90点 これが読めたら文法は完璧。結構読みやすい。
3英文解釈 ビジュアル英文解釈PART1、2 伊藤和夫 駿台文庫 50~65 100点 読みやすく楽しい。受験勉強を始めるときに読むべき
4文法・熟語 新英文法頻出問題演習 伊藤和夫 駿台文庫 オール 100点 文法辞典。熟語のほうはやや少ないがすべて覚えればかなりの力がつく。
5文法・熟語 新英頻併用英文法問題集 伊藤和夫 駿台文庫 オール 70点 英頻の実戦問題集。英頻を5回以上やって、問題を覚えてしまったならばやってもよい。やらないでもよい。
6問題 英語総合問題演習(入門篇) 伊藤和夫 駿台文庫 ??~50 60点 長文の問題集。高2の終わりごろにやるのがよさそうなレベル。これができなきゃ受験生失格。
7問題 英語総合問題演習(中級篇) 伊藤和夫 駿台文庫 55~63 70点 問題は形式に富んでいて肩慣らしになる。
8問題 英語総合問題演習(上級篇) 伊藤和夫 駿台文庫 63~68 80点 なかなか難しいが点数をつけれて自分のレベルがわかる。
  ※6-8の3冊は駿台の模試の過去問を扱っているようだ。          
9英文集 基本英文700選 鈴木長十&伊藤和夫 駿台文庫 オール 35点 こんなもの覚えてもつまらん。いらない。
10構文 長文必修英語構文 高橋善昭他 駿台文庫 50~65 80点 学校で習った構文・文法に慣れるために使える。
11問題演習 時事英文問題演習 高橋善昭 駿台文庫 63~75 70点 大学の過去問を見て、新聞記事などの時事問題がでていたら、時事問題に慣れる意味で使うとよい。
12英語の発音 アクセント総仕上げ 飯田康夫他 駿台文庫 オール 65点 一応役に立つが、もっといい発音アクセント対策の本があるように思える。
13文法 英文法道場ー正誤問題123 飯田康夫他 駿台文庫 55~63 55点 使いづらい。もっといい文法問題集はたくさんある。
14文法 だから英文法は嫌われる 飯田康夫 桐原書店 55~63 65点 まあまあわかりやすい。人によって好みがあるかも。
15文法 1日1題30日完成英文法(高校中級用)   日栄社 60~65 55点 解説がないに等しい。中級にしては難しい。
16長文問題 英語長文問題の攻め方 高梨健吉他 美誠社 55~65 75点 いろいろな過去問が入っていて、しかもここから出る!解説は不満だが、山賭けにいいかも。
17語法 前置詞攻略問題集 安河内哲也 三省堂 25~70 80点 前置詞の用法をどこかで学んだ上でやるべき。別にこの本でなくてもよいが、前置詞は一度まとめてやっておくとよい。
18熟語 試験に出る英熟語 森一郎 青春新書 60~∞ 45点 これで覚えることは不可能。辞典だと思えばいいかも。
19熟語 頻出英熟語問題1000 瓜生豊他 桐原書店 40~75 90点 英頻を終えたら大学の出題傾向を見てやるべし。これ自体はかなりいいし使いやすく、再チャレンジに耐えうる
20単語 速読英単語(必修編) 風早寛 増進会出版社 40~60 65点 ちまたではいい本らしいが、性に合わず使いこなせなかった。使い勝手はいい。とりあえず5文型がわかってないと単語覚える前に文が読めない。
21単語 ソクラテス2088 古藤晃 学研 58~70 80点 一番使った単語集。書き込むスペースがあるのがよい。並び順がぐちゃぐちゃで体系的でないのが難。その点で初心者にはおまりおすすめできない。
22単語 英単語ターゲット1900 宮川幸久   40~70 80点 体系的であり、まだ見ぬ単語を覚えやすい。
23単語 単語3000   浜島書店 40~70 50点 高校でもらった。単語の羅列に終始。単語集は単語の質よりも使いやすさで選ぶべき。例えば出る順:赤いシートで消える:おれる:など。
24総合 プライム英語総合 飯塚茂 文英堂 40~55 65点 高校でもらった。初歩。辞典みたいなもの。
25文法 プライムENGLISH GRAMMER   文英堂 40~60 65点 同上。

「大検から東大理IIIに合格する方法」

2010年09月11日 00時17分03秒 | 大学受験
最近読んだ本。
「大検から東大理IIIに合格する方法」 重本直樹著 エール出版
エール出版のよくある本だけど、著者を間接的に知っているので読んでみた。
アマゾンの書評欄にあるとおり、一般ピーポーがこの本を読んで東大理IIIを目指せるというたぐいの本じゃない。
著者はめちゃくちゃ勉強、特に数学がよく出来るけど、原因不明の病気で学芸大付属高を中退せざるを得なかったから大検という道を選んだだけで、それがなければ楽勝で東大理IIIに進んでいたと思われる。
中学生の頃は、医学に興味がなく、「東大理IIIは受けるけど蹴ってアメリカの大学に行く」と言っていたと聞いたことがある。

本の内容は、前半は著者の子供の頃から中学、高校のときに病気を発症し高校中退しての闘病生活、その克服の過程から東大理III合格まで。
後半は、東大理IIIに受かる勉強法とおすすめ参考書について。

前半は特に興味深かった。
自分を普通の人と同じ感覚を持つ一般人に見せたがっている傾向が見受けられるけど、本人に会ったことはないから実際のところ本に書いてある性格をしているかはわからない。
病気の主訴は腰を始めとする身体全体の痛みで、レントゲンやMRIでは原因が見つからず、最終的には心因性とわかり森田療法の「症状をあるがままに受け入れる」こころで完治したという。

後半の、勉強法について。
奇抜な勉強法してるのかなと思ったけど、案外普通、しかし合理的だった。
暗記力を高めるためには「忘れる前に繰り返す」ことが大切で、英語なら昨日読んだ英文は今日も読み、明日も読み、明後日も読むことで4日連続計4回読むことで記憶が定着するといい、忘却曲線を持ち出して説明している。
ほか、「学習の成果は効率×努力量で決まる」「睡眠不足は集中力を妨げる」「全科目をバランスよく勉強する」「規則正しい生活は脳を活性化する」「イヤでも1時間は椅子から離れるな」といったアドバイスを、その明快な理由とともに説明してくれる。

最後の参考書の紹介については、理III受験生以外関係ないからパス。