波－待ち時間－

皆さまご記憶でしょうか？Hちゃんとの事。
この話し、すごく久しぶりですね。
Hちゃんと連絡を取っていない時期があったので書きようがなかったんです。

Hちゃんとは昨年の2月の終わりから、未だ一度も会っていません。
が、その間も時々メールはしていて、私の腰の手術の事をきっかけに
頻繁にメールのやり取りをするようになり、内容も以前のようなたわいのない話を
以前のような明るい雰囲気で出来るようになっていきました。

そのうち「あの時の気持ちを話すね」と
私達に距離が出来てしまった当時の気持ちを包み隠さず話してくれました。
そこには「やっぱり・・・」と思う言葉がいっぱい書かれていました。
きっとHちゃんはそう思っているんだろうな、と思っていた通りでした。

私が一人で行った事に対しては
「本当は行かないでほしい」「私を置いて行かないで」と思ったと。

Hちゃんが体調不良で行ったコンサートの日の事は
「本当に私の事、心配してんの？」「自分さえ楽しければいいんじゃないの？」と思ったと。

私に新しい友人が出来た事も、快く思っていなかったようです。
これを受けて、私も自分の気持ちを全て話しました。
「行かないと後悔すると思ったし、もし逆の立場だったら迷わず行ってほしいと思う」と思った事や
「Hちゃんの具合が悪くなったら、例えコンサート中でも外に出る、位の気持ちでいた」事など。

お互いの言葉が足りず、誤解していた部分があった事も解り
「また以前のように一緒に出掛けたいね」と互いに思いを伝えました。

ただHちゃんは現在パニック障害で通院しています。
精神的にもなかりムラがあり、明るい内容のメールを送れるようになったと思ったら
返信がなかったり、ビックリするほどアッサリした返信が来る時もあります。

そのギャップにさすがに少し凹む時がありますが
それもこの病気のせいなんだと、Hちゃんも苦しんでいるんだと、
そう思って彼女を待つと決めた以上、私も耐えなければいけないんですよね。

Hちゃんのパニック障害は、家庭の事がきっかけだそうですが
この病になった事で仕事も辞めなければいけなくなり
その際、職場の人達に病気の事を理解してもらえなかった事も
彼女を追い込む原因の一つになったのかも知れません。

そしてその少し前に、私との事がありました。
だから私は、真のきっかけは、実は私との事なのではないかと、
信頼していた友人に裏切られたように思い、
そこから彼女が追い詰められていったのではないかと・・・思う時があります。

考え過ぎかも知れないけど、でも私との関係が以前のままなら
Hちゃんの状態もここまでじゃなかったかも・・・と思うのは私のおごりでしょうか。

「暖かくなったら会って話したいね」と言っていましたが
叶うかどうか、今は微妙な状態です。

どうであれ、今は待つだけ。

あきらめたら終わってしまう。