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これも花・あれも花

草月流生花教室でのあれこれと
お花を通してのボランティアに参加する人
を募集中

ゆうライフ世田谷(有料老人ホーム)

2008-02-29 | お花・ボランティア
ボランティアで伺うようになってから8ヶ月。
その間、新しい方がだいぶ入居された。

お花の香りを楽しみ、好きな色を選び、手で触る「色、形、匂い、
手触り」そして出来上がった作品を見てテレながらも嬉しいと。

ちょっと眠りかかった五感が刺激されて,
お花の名前も思い出して答えてくれる。
そんな瞬間が私はなによりも嬉しい。ボランティア冥利だ。



ボランティア発表会

2007-12-13 | お花・ボランティア
世田谷区の下北沢タウンホールにて
区内の特殊技能ボランティアの発表会がありました。
10年間続いた野草の会のメンバーと参加し、ホールに
お花を生けました。野草の会のメンバーには80歳を超えた方が
多いのですが、皆さんお元気に参加できてよかった。
お花のお弟子さんも参加してくれたので、今後の活動の幅が広がりそう。


会場ではフラダンスや、コーラスの発表も行われた。
様々な活動をする人たちの姿も見る事ができたことで、
横の繋がりも持てるようになれる。これからが楽しみ。


近藤さんの作品


米村さんの作品
 



お洒落に輝いて

2007-11-23 | お花・ボランティア
この手の方、何歳だと思いますか? お2人とも80才を過ぎていらっしゃいます。

「綺麗な手ですね」すると目を輝かせて「そうですか、ありがとうございます」
嬉しそうな笑顔が。

老人ホームでの生活で、介護を受けられていますが
お洒落に気を使い、綺麗にお化粧をしてお稽古に出席。

年を重ねても、何時までも美しく、綺麗にしているのっていいですね。

 



ケアー付き有料老人ホーム

2007-10-18 | お花・ボランティア
思い出して、輝いて

世田谷芦花公園近くに昨年出来たUホームです。
広い中庭は手入れが行き届き、芝生の真中にはシンボルツリーに、
大きな桜の木が、周りには季節のお花がいつも咲いています。

華道クラブの指導をと、お誘いを受けて、今年からボランティアとして、
伺っています。

十名ほどの方が華道クラブに、その殆どの方が軽い認知症です。
お花を通して、楽しい時間を少しでも持っていただけたら嬉しいです。

「忘れちゃいましたよ、昔にやっただけですから」
そんな事をおっしゃりながらも、稽古が始まると
みなさんしゃきっとなさいます。
        

お花が始まる前の準備、花の後始末、私の生徒さんたちより、きちんとしていらっしゃいます。
     
認知症になられても、それまでにどんな生活をしておられたか、どんな
生き方をなさってこられたか、分かるんですね。

「毎日毎日の積み重ねの上に今がある」と言う事を、改めて実感しています。








お稽古

2007-10-15 | お花・ボランティア
真剣に、そして楽しんで
ボランティアに伺うようになってから、かれこれ
8年。初めてお花を習う方が多かった。
今では一人でも、自信を持って楽しんで生けられる
ようになった。
 

同じ花材だが、出来上がった作品は、
お一人お一人の個性が出て楽しい。

ボランティアの動機 NO4

2007-02-05 | お花・ボランティア
介護は暗いと言うイメージになってしまうと
私の本意ではない。

確かに言葉に出せないほど辛い日々であったことも
確かだが、でも、今になってみると私はずいぶん良い経験を
したと思える。これは介護した人にのみ与えられるご褒美だと思う。

① まずは早い時期に自分の行く末を考えられるようになった。
② いろいろな病院や、介護施設等を垣間見られ、良い施設、良い病院の
  見分けが付くようになった。
③ 嫁小姑の立場の違いも経験できたこと。
④ 老いたら子に従えは極力避け、出来るだけ自立した生活をすること。
⑤ 子供たちにどんなことが有っても、「世話にはならない」など
  絶対言わない。 最後は何らかの世話になる。
⑥ 経済的な負担は子供たちにさせないように、計画的な生活をする。

介護をしなかったら、私の性格では自分がその立場にならなければ
考えなかったとおもう。(その場になった時には考えられないかな?)

   (写真 京都嵐山愛宕念仏寺 西村公朝画を撮影)






ボランティアを始めた動機 NO2

2007-02-03 | お花・ボランティア
姑も実母もお花が大好きだった。

姑は生け花よりも、ガーデェニングや、自然の
お花を好んだ。
裏山に花や山菜を採りに行ったり、狭い庭一杯に咲かせ、
野菊の花や、花木にいつも囲まれて楽しそうだった。


実母は池坊教授の資格を持っていた。
脳梗塞で倒れた後も、家には何時も花が生けてあった。
本人は地味な性格だったが、生ける花は大胆且つ華やかで、
私は生前の母の花を超える事は、出来なかったと思っている。

そんな2人の終末期に、花を愛でさせてあげられる
だけのゆとりが全くなかったように思う。



ボランティアを始めた動機 NO1

2007-02-02 | お花・ボランティア
ボランティアをするようになる動機は人それぞれだと思う。
私の場合は舅姑、実母に、介護時代に出来なかったことへの
償いのような気持が多い。

結婚当初から主人の両親と同居していたが
義母は癌で80歳の生涯を閉じた。
私の仕事にも理解があり、子育ての協力も
最大限してくれた。その義母が癌で入院したのは、
家を新築し、転居してきてから半年だった。

子ども達は高校生と中学生。転校、進学のことも
あり、ナーバスな思春期真っ只中にいた。

多感な子供たちへの気遣い、そして義父の食事の世話。
それに加えて実家の母の病状が思わしくなく、
土日の度に実家に出かける生活が続いた。

                      続きはまた後日

ボンセジュール中野島

2007-02-01 | お花・ボランティア
友人3人でお花を通してのボランティア活動。
初体験の友人はすごく感動していた。

ボンセジュール中野島のコンセプトはハード面での
充実だけではなく、ソフト面である人材育成にも
力を注いで、ハートのあるホーム作りを目指している。

「自分の親を入れたいようなホーム作り」をと言う
施設長さんがたの言葉に心打たれた。

閉ざされたホームではなく、地域に根ざした活動をすることで
地域の人々の理解と協力がある素敵なホームになっている。

その結果、絵画指導、ストッキングアート、絵手紙、絵画、
音楽療法等ボランティア活動も盛んだ。

ボランティア1

2007-01-30 | お花・ボランティア
花展に出展したお花を持ち帰り、
其のお花にピンクのスプレー菊を買い足して、
「ボンセジュール中の島」の施設を友人2人と訪れた。
急な話にもかかわらず、14名の方が参加。
みなさんとてもお花好き。私の説明ももどかしげに、
どんどん生けはじめる。

軽い認知症の方が多いが「そんなに短く切っちゃうの」
「綺麗な花」「可愛いわね」などと会話も弾む。

友人2人も手馴れたもので、どんどんお年寄りの
援助に入りながらお話をしていた。


暑さに負けず

2006-08-05 | お花・ボランティア
急に真夏日が続く中、ボランティアでお稽古に伺う。
平均年齢70歳以上の皆さんだが、お元気だ。
暑い中、自転車に乗って颯爽と登場なさる。
暑いのでお稽古は中止にしようかと思ったが
皆さんの姿を拝見すると、中止にしないで良かった。

若々しさ溢れる、伸びやかで元気の良い生け方に
思わず
   






子育てグループ バレンタインの花を生ける

2006-02-14 | お花・ボランティア
子育て中のママさん達12名とお子さん13名
一堂に会し、アレンジメントに挑戦です。

子育て中でやれなかった事、やりたい事、を募ったところ
アレンジメントをしたいと言うことになったとか。

若いママ達にひと時でも、好きなことが出来る時間を
作って上げたい。でも、ボランティアは1名のみ。
6名づつ2交代で生ける事にしました。

久しぶりに聞く子ども達の泣き声、ママを求めて走り寄る子
なかなかの喧騒、13名の子ども達が動き回る。
子どもの声は生命力に溢れていていいな~

もう少し、ママ達にゆったり楽しんでもらえたら、でも
ママ達は子どもの声も気にせず、お花に集中してくれました。

ピンボケでごめんなさい                        

食卓に愛の花をと、ハート型に白とピンクの花を生けました。

これからも仲良く、ラブラブで~
カードに愛の言葉を添えて、さあ、今夜の食卓は                 






カベナント教会 のぞみ園

2006-02-11 | お花・ボランティア
お気に入りのクッキーたち
左上の長方形が野菜クッキー


のぞみ園は、9年前に知的障害の有る青年9人と指導員と共に始めた福祉作業所です。

お菓子のプロの指導を受けて、クッキー、バウンドケーキ、ムース、ウエディングケーキなど、丁寧に手作りされています。
障害の有る人たちの保護者の方や、カベナント教会のボランティアさんが協力して、現在は、定期的に30ヶ所の企業や公的施設で販売し、販売先では自分達が手作りしたものを、自ら販売することによって、物を作り上げる達成感、社会に出て販売する楽しみを見つけているそうです。

私のお気に入りは、野菜クッキー。北海道の農家から取り寄せている野菜を使っています。甘さ控えめで、野菜のうまみを生かしたクッキーは、忙しい朝食にも重宝です。

お求めになりたい方は、下記HPをご覧ください。
http://church.gr.jp/nozomien/

あいあいさんがご紹介くださった「パイ焼き釜さん」
心の病気を持った人たちが働いている、お菓子屋さん
http://www.paiyaki.net/index.html









第6回 ボランティア講座終了

2005-12-20 | お花・ボランティア
「共に生けようフラワーアレンジメント」
今年で第6回目の講座も終了した。
障害の有る無しに関わらず、一緒にお花を生ける中で
自然な形でお互いを理解し、適切な援助が出来ることを
共に学んできた。これがノーマライゼーションなのよね。


初回はから参加のMiさん。初めは10分座っているのがやっと。
今年は、見通しを持って次々にお花を生けていく、終わると
さっとお片づけ。
その姿に、この講座に係わって来た方々は「継続は力ですね、
どんなに障害があっても、文化的な活動に参加する事の大切さを感じました」と。


場面黬目のKさん、馴れた先生と一緒にお花を生けていた。
緊張させないように、私はさらりと声かけする程度にしていた。
そのKさんが修了式の後、傍にきて、ほっぺに突然「チュ」として
くれた。
嬉しかった!彼女、楽しんでいてくれたんだ!やったネ!