これも花・あれも花

草月流生花教室でのあれこれと
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シャガール展

2010-07-19 | カルチャー&イベント
暑い、あまりの暑さに、午後3時を過ぎてから家を出た。
上野の森に到着は4時。いくらか涼しくなっていた。

混雑を覚悟して出かけたが、4時を過ぎていたので案外空いていた。
今迄観たことのないシャガール展。特にオペラ「魔笛」の衣装やバックの絵の
下絵を見られたのは感激だった。パパげーノの衣装の可愛くてユニークなこと。 

海外だと写真がOKなんだけど、此処では禁止。



芸大奏楽堂
明治23年(1890年)芸大の前身である東京音楽学校の本館として建設された。
今でもコンサートが開かれている。 


芸大の周辺を散歩した。夕方になったら、上野公園の木々のの合間から
爽やかな風が吹いて、都会の中にいることを一瞬忘れそうだった。


そして、夕食は以前ブログで紹介した「韻松亭」へ。満席の状態。
予約していたので何とか席は確保できた。
http://blog.goo.ne.jp/shin-ran/m/200809


2階の窓から左端に見えるのが「時の鐘」手動で朝と夕方の2回つくそうだ。

涼しげな緑の木々に囲まれたこの料亭は、何時来てもほっとする。
生ビールの美味しいこと。


お料理はお豆腐や生湯葉がメイン。食べることに夢中で写真はなし。
やっぱり花より団子。芸術より生ビール




デジカメ教室

2009-11-20 | カルチャー&イベント
銀座コアビルの中にあるパソコン教室でデジカメの講習会がありました。
写真の撮り方を少しでも上手になりたくて参加したのですが、、、、?

①先ずはカメラの構え方。私は左手で握っていたけど、右手の親指を立てて
しっかり握り、左手は添える程度なんて始めて知ったわ。

両脇を締めて撮るとか、肘を机の上に乗せて固定させるとか、壁に寄りかかって
撮るとか、要はカメラがぶれないように撮る方法なのね。

②撮影シーンモードの選択 ここで初めてマクロモードと言う事が
分かったわ。

③シーンに合った機能 被写界深度 ホワイトバランス 露出補正

④実際に室内で撮影実習。薔薇をマクロで撮ったの。真中の薔薇が
上手に撮れたと先生に褒められましたけど、私には何処がどう良いのか
チンプンカンプン。






ロウソクの火をフラッシュを使用したのと不使用とを比較。

午後からは雨の中、銀座4丁目周辺の写真を撮影。

パソコンに取り込む方法や画像の修正、サイズの縮小など
知っていることも改めて学ぶと発見も有ったわ。

それにしても、自分の理解力低下に少し復習しないと。

ドライビング.ミス.デイジ‐

2009-03-12 | カルチャー&イベント
民芸+無名塾の公演を観に、池袋の芸術劇場に行って来た。
300ステージを迎える全国ツアーのファイナル公演。

粗筋は、
場所はアメリカの人種差別意識が色濃く残るアトランタ。教師を引退したデイジーは72歳のユダヤ人の未亡人。一人でかくしゃくと暮らしていたがある日、自分の運転していた車で事故を起こした。心配した息子ブーリーは強引に黒人の運転手ホークを彼女の元へ送り込んだ。独立心が強く黒人嫌いのデイジーはホークの車に乗ることを拒んでいた。しかし二人の間にはいつしか不思議な友情が育まれていく。

奈良岡と仲代2人の息のピタリと合っていること。
バターくささとダンディぶり、茶目っ気のある動き。
長い台詞。張のある声。お2人は出ずっぱりの2時間。疲れを感じさせない。
私よりも一回りも上のはず。
敵わないわ。中高年の星よね。お客さんも大半が高齢者だったわ。

老いても自立して自分が自分らしく生きることの難しさ、老いて自立して生きていくことは周りに多かれ少なかれ迷惑や援助をされなくては出来ないものだと身につまされた。

「生活と芸術ーアーツ&クラフッ展」

2009-02-27 | カルチャー&イベント
25日に「ウィリアム モリスから民芸まで」に出かけた。
せっかく上野の杜に行くのだからと欲張って「妙心寺」の宝物展も行った。


モリスの生家やビィクトリア&アルバート美術館には4年前に
一人で行ってきた。

ロンドンから湖水地方に行く途中、彼の生家を見学した。
緑に囲まれた静かな佇まい。彼は植物を愛した。特に蔦類、蔓ものが
好きだったようだ。

私がモリスの作品に出会ったのは30代後半。
それからモリスの壁紙やカーテン布に憧れていた。

我が家の外観は茶と緑を混ぜたようなグリーンだ。これはきっと
潜在意識の中にモリスの影響が出ているのだろう。
我が家のカーテンも深緑色のモリスの絵柄だ。
壁紙やカーテンの柄には特に魅かれる。

妙心寺・モリス・牡丹園のチケット               

妙心寺に行く途中の彼岸桜 ホームレスの人も一斉に咲いた彼岸桜に嬉しそうだ  


         晴れ女の私、朝小雨が降っていたのに、このお天気 
        



東照宮の牡丹苑 



寛永寺の5重の塔が見えます
             もう寒牡丹は終わりかと思ったが、ラッキーまだまだきれい
 

そして最後は勿論 美味しいお食事処 韻松亭(前にも紹介した)


    友人と二人だったのでテラスが見えるカウンター席で
    丁度梅の花が咲いて、メジロが飛んできたり
    都会にしてはなかなか風情があります。予約しないと席がとれません
    
     ご飯にお豆が入っていて美味しい!お替りしたいのを
     二人でじっとがまんしました

 上野の杜は奥が深い。凄く充実した一日でした。



狛江市民大学 「中田 整一氏」の講演

2009-02-08 | カルチャー&イベント
「昭和史の真実に迫る」は3回に分けての講義であった。
毎回非常に中身の濃い、ジャーナリストとして一生をかけての
執念の取材の集大成を伺うことができた。

学者とはまた違った視点と切り口で、真実に迫っていく。
人間味豊かな氏でなければ到底取材しえなかったであろう、
関係者やその遺族たちに直接面接し話を聞き出している。
また古い証拠書面やテープ等、自分の足で動き、目で確かめて
得た貴重な資料ばかりだ。

日独防共協定の隠れ蓑として使われた映画「新しき土」原節子主演も
短時間だったが上映された。


このことは、翌日2月8日(日曜)朝刊に、「日独銀幕戦略たどる」と題して
狛江市民大学で講演された内容が大きく報じられた。


その氏にして「真実はそう簡単には断定できない」と言わしめている。
裏の裏、その又裏があるということだろうか。

最後に日本の歴史は後世にきちんと伝えていない。
伝えたとしても、真実を曲げたり隠したり、悲しいことだ。
私たち自身も歴史の勉強をしなければならないと改めて思った。

 

cowれる?cowれた!

2008-10-20 | カルチャー&イベント
光冨さよさんが参加している「cowれる?cowれた!」を見にいって来た。
彼女はストッキングアート(耳慣れない言葉だが)の作品を沢山創作している。

残念ながらこのイベントは昨日で終了した。(期間中にお知らせ出来ればよかった)
銀座の街中に沢山のアーチィストが思い思いのCOWにアートしてあった。



            ここは銀座よ、COWもお洒落して!
            ストッキングで創った帽子を沢山飾って
 
            でも、なんで銀座にウシなの?
            



足にもシームレスはいてんのよ。しっぽだって編み編みよ。



      一緒に行った友人3人で、日比谷公園の中にある松本楼のテラス席で     
      緑に囲まれながら遅いランチ。
      森の中にいるような静けさの中、ゆったりと過せた。
      
      松本楼のお勧めはやはりデミグラソースを使った「きのこハンバーグ」
      ソースをパンにつけて、すっかりきれいに頂いた。                 
            

            

ピカソ展

2008-10-05 | カルチャー&イベント
いよいよ芸術の秋
「国立新美術館」で4日から始まったピカソ展
早速初日の午後に行って来た。

初日なので混雑覚悟で出かけたのだが、午後3時になっていたので
直ぐに入場でき、混雑もなくゆったりと観賞できた。ラッキ~!
と言うことは、午後3時以降の入場がお勧めかも。



           
           出口に、ミュージアムショップがあったので覗いた。
           色々観ているうちに、リトグラフのこの絵が欲しくなって
           購入した。他にも欲しい物があったのだけど、お値段の
           都合もあるし、何しろこれ、限定版なの。そう言うのに弱い
           私です。
           「浜辺に寝転ぶ二人の女性」  
           動きのある線と女性のエロチズム、これが気に入ったの。
           





現代書 しゅはり会

2008-10-03 | カルチャー&イベント
友人の出展している現代書のしゅはり会に行ってきた。



会場入り口には秋色を見事に調和させたアレンジメントが飾られて、
華やかな雰囲気を出していた。
友人の書は「一切無我」小柄な彼女のどこからこんなに大きな力強い
文字が書けるのか不思議だ。

この書を観て、一緒に行った友人は「くよくよ考えなくてもいいよ、
あまり気にしなくていいよ、好きなように生きれば良いと言われて
いるようで、気持が楽になったわ」と感激していた。
 

今年のテーマは「希望」の希の字




初秋は、書で芸術に浸り、其の後はやはり食欲でしょと、
銀座4丁目の裏にある「うおがし銘茶」で、お濃茶とお抹茶を
イケメンお兄ちゃんから頂、甘くて美味しいお茶でした。
 


おしゃべりに花を咲かせて。其の後はぎんぶら。其の報告は後日また。







主体展

2008-09-10 | カルチャー&イベント
友人の入選作を観に上野にある都美術館に行ってきた。
彼女は20回、20年間応募し続けている。

落ちても落ちても応募して、一昨年17回目でやっと入選した。
その姿に、我々がどれ位勇気付けられていることか。

100号の作品を2枚描いた。その製作過程を拝見しているだけに
祈るような気持ちで入選の知らせを待っていた。

彼女の題材は何時も古いものに目を向けている。長い間、掘り起こされて
放置されている木の根っこだったり、それは物悲しく、しかし、どこか
底力のある絵だった。今回は廃線になって、だれも振り向かなくなった
錆びた鉄製の枕木の線路を描いている。だれも入り込まない山の中、
シ~ンとした静寂感が伝わってくる。その中でしっそりと身を横たえて
いる線路。周囲の美しい青葉の生命力、廃線の錆びた鉄の枕木。その対比
で彼女は何を訴えたかったのだろう。彼女のHPです。アクセスしてください。
http://www5d.biglobe.ne.jp/~e2cyann/index2.html

        題名「動輪は響かず」  (何故か写真が大きくなりません)
         


ご子息とお孫さんも観にいらして、幸せいっぱいの友人です。




お子さん方とお食事をしたかったでしょうに、我々にお付き合いで
「韻松亭」でお食事することに。上野の森の中にある落ち着いた料亭です。
入り口もなかなか風格があります。
     

玄関先、真正面に中庭が見えるような設え。


            通されたお部屋は、にじり口があり、お茶席の趣が。
            

奥にはカウンター席もあり、太陽の微妙な光を取り込んで、雰囲気抜群です。




            カウンター席の奥には、テラス席もあり、新旧入り混じった建物です。
            秋には是非このテラス席でランチがしたいものです。
               


お料理は見た目も美しく、お味も薄味で、お値段も、期待を裏切りません。
特に美味しかったのは湯葉(青竹の中)煮物、ご飯もお豆がこおばしく、
とても美味しかったですよ。問題のお値段も1850円とこのロケーションで
はお安いと思います。







宝塚劇場雪組公演

2008-09-07 | カルチャー&イベント
何年ぶりかしら?宝塚に行ったのは。多分十数年前だと思う。
あの時は確か「ベルサイユの薔薇」雪組の公演だったわ。

今回も、友人に誘われて「スカーレットピンパーネル」観劇。
題材は、フランス革命後の混乱したフランス社会。イギリス貴族が
革命政府に捕われたフランス貴族を助け出す、と言うストーリー。
男役主役の「安蘭けい」そして「柚希礼音」の魅力にうっとり。
文句なくかっこいい~わ。しかも、歌唱力、演技力抜群よ。

フィナーレで、踊り子さんが美しい足を揃って振り上げるのも
久々に楽しかった。夢のような華やかな時間を過ごしてきました。
                         
                     帰りは余韻にしたりながら向かい の帝国
                      ホテルのラウンジで友人とお茶。
                     そこでこの着物の綺麗どころと出逢った。 
                     舞妓さんかしら? 

 




BAROQUE 音楽喫茶

2008-03-27 | カルチャー&イベント
4年前から始まった月一回の貸切コンサート。
私は一昨年友人に勧められて時々参加している。

吉祥寺駅から数分のビルの2階
店内に一歩踏み入れると、40年代のレトロな懐かしい雰囲気。
そして美味しいコーヒーの香り。

LP盤は6000枚以上とか。音楽に疎い私にも音響の良さは解る。
亡夫のご主人は真空管アンプ製作者。大型スピーカーが2セット。
タンノイとブァイタボックス曲によって使い分けるとか。(日経新聞の記事より)
  
今日の曲はベートーベン ロマンスno1ト長調 no2ハ長調
ウインナーワルツ ウイーンの森の物語
ベートーベン HEIFETZ バイオリンソナタno5 春の調
ワルツって何だかどきどきする。春の思い出がいっぱい詰まっているんだわ。

質の良い音響で聴く贅沢さ。美味しいコーヒーを頂きながら
至福の時を過せる場所。オーナーのお人柄も居心地良い空間になっている。


楽書展

2006-05-28 | カルチャー&イベント
第9回楽書展
        下北沢タウンホールにて
      友人の渡辺礼子さんの作品
                      「独座大雄山」        
                       
私がこの楽書に初めて出会った時は、書と言うより、絵画と言う印象を受けた。
しかも、これなら文字の下手な私にも書けそうと、不遜にもそう思った。
しかし、何回か回を重ねて拝見しているうちに、その奥の深さに驚いている。

友人の渡辺さんは私より年上だが、其の大胆な書は益々大きく大胆に。
しかも、今年は「慈悲」という文字をどうさ引きの紙で初めて書いたとか。
挑戦をし続ける彼女の勇気と行動力に脱帽

一緒に行った友人は画家、退職後もスケッチ旅行に出かけ、描きつづけている。
夜、飲みながらの会話で、二人の情熱とバイタリティーに刺激された。

旅のスケッチ館(石田悦子さん)
http://www5d.biglobe.ne.jp/~e2cyann/  沖縄のスケッチ素晴らしいですよ。
        

狂言 野村万作&萬斎

2006-03-12 | カルチャー&イベント
       
 パンフレットを使わせていただきました。
          久しぶりに狂言を観て来た。
世田谷パブリックシアター、ここは現代演劇とコンテンポラリーダンスの
発信地としてもよく知られている。劇場の中は石造り風で、ヨーロッパの劇場のようだ。

そこに能舞台を作って、野村萬斎が芸術監督として、新しい狂言の表現を試みたようだ。

万作・萬斎・万之介の親子三代が同じ舞台で演じるのも楽しい。

萬斎がトークの中で語った
「芸と言うのは辛い訓練だ、親から子に子から孫に自分の芸を演じて見せ、真似をさせる。
かなり過酷な訓練で、研ぎ澄まされた身体を要求される。
芸とはそうやって真似から入り、真似が自分の体の一部になった時に、
次の課題が見えてくる。或は自分のものを作っていくことが許される。
親であり、師匠である万作を萬斎が今越えようとしている。新しい自分の
芸を生み出して。

「学ぶ」とは「まねる」の語源のように、先ずは先人の築いてきたものを真似る事から
始まるのだと、改めて思った。

これはお花の世界でも同じだ。基本の型を覚えて、それから自分の感性や
個性を磨いて、自分の世界を作り上げていく。

万作は73歳、しかし舞台での声の張りと、体の動かし方が凛としている。
流石に芸に生きている人は違うと感動。



専修大学公開講座

2005-12-19 | カルチャー&イベント
4月から始った「中高年の健康を考える」公開講座に参加し、
12月13日、修了証書を頂いた。

参加者は30代から70歳代と幅広い人の集まりだ。

公開講座に参加して
1番良かったことは、幅広い人たちと知り合い、親しくなれたこと。
2番目には、自分の健康について振り返ることが出来たこと。
3番目には、色々なスポーツを経験できたこと。
スポーツテストに始まりメンタルテスト、心理テスト。そして、
栄養学。その道では一流の大学教授に、直接実技指導が受けられたこと。
しかも、贅沢な講座の割りに費用は格安、これは嬉しい。
各大学、生涯学習に力を入れている。安い費用で一流の教授に
指導される。
皆さんも近くの大学にアクセスしてみてたらいかがでしょう?
忘れていた青春が蘇るかもよ。

修了書授与式後の飲み会、20名の受講生と4名の教授
この日だけでなく、講座終了後には必ずこの学食で飲食して
ダベリんグ、これが楽しい。学食の職員さん、我侭を受け入れて
くださり感謝感謝です。
皆さんのまとめ役をしてくれた Hさん、Mちゃん、ありがとう。
   終了後の楽しいひと時  
            


     

オペレッタとオペラの違いは?

2005-10-06 | カルチャー&イベント
オペレッタとオペラの違いは?

先日オペレッタ「メリー ウィド」を観て来ました。

オペレッタで恋は、若者の専売特許じゃない。
もちろん女から見た恋だけじゃありません、男から見た恋も。

こわい奧さんもかわいい奧さんも、したたかな乙女も清純な乙女も出てきます、
いちずな若者も、セクハラのおじさんも、酸いも甘いもかみ分けた、大人の恋も出てきます。老いらくの恋も勿論ですよ。

身分違い、浮気、かんちがい、すれちがい これにからみます若者の恋、
熟年の恋、三組も四組もの恋が、同時に進行します。

笑いと転げながら、ふとしんみりしたり。オペラに比べるとオペレッタは気楽で
しかも楽しい。オペラとオペレッタの違いは? どうもオペレッタは常にハピーエンドらしい。
主役の宇佐美瑠璃さんと大野 徹也の「手に手をとって」の曲に感動。二人の歌声が素晴らしかった。