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これも花・あれも花

草月流生花教室でのあれこれと
お花を通してのボランティアに参加する人
を募集中

都立養護学校公開講座

2005-09-27 | お花・ボランティア
共に生けようフラワーアレンジメント
障害がある人も無い人も、一緒のテーブルで、協力しながら作品に挑戦


                   これ何処に生けようかしら?初めは硬い表情だったAさん、
            お花と向き合ううちに、どんどん積極的になってきました。



ペットポトルに思い思いの麻布、麻紐、透け感のある布を巻きつけ
自分だけの花器を作りました


                     好みの色だけを使った個性的な作品           

ブログの写真は全て携帯カメラで撮っています。今の携帯ってえらい!

調布養護ボランティア公開講座

2005-07-04 | お花・ボランティア
初めてのアレンジメント みんな真剣
新しい人との出会い、新しい挑戦に、みんなチョッと
緊張気味。でも大丈夫、直ぐに仲良しになれますよ。
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             私のコピーを創るのではなく 
一人一人の感性を大事にするため、お手本は先に創りません。
23人の個性がそれぞれ出た楽しい作品が出来上がりました。
容器はペットボトルの上をカットして使用
向日葵3本・バラ2本・マトリカリア2本・レースフラワー2本・玉しだ  ホルダー
以上の花材で、合計1050円也 お花屋さんご協力ありがとうございます。



お花のボランティア

2005-06-15 | お花・ボランティア
お花が終了して楽しみな会食。旅行に行ってきた楽しい話題もあれば、お互いに病気の相談をしたりと、
同年輩で気楽に、何でも話し合えるお仲間たちの会話は弾みます。
              
お花屋さんが届けてきたお花を見て、「きゃ、すごい組み合わせ、どうしましょう」
と、みなさん一瞬怯んでしまった。でも、何とかしなくちゃ。
「今日は思い切り、モダンに生けてみましょうね」何時もの基本形に捕らわれないで、
遊び心を発揮して、自由に遊んでみてください」                                           

「そう言われてもね」「自由が一番難しいわ」」「、、、、」「ぶつぶつ」
心配していたわりには、みなさん結構楽しんでいました。その作品の一部。好みは別として、こんな作品も
あるんですよ。「あら、案外いいわね~」と、自分の思わぬ作品の出来栄えにご満悦でした。
                                   
                                       渡辺さんの作品

お花のパワー

2005-06-09 | お花・ボランティア
芦花ホームは、世田谷区の誇る老人ホームの一つ。部屋は個室を中心に、プライバシーにも配慮している。
地域に開かれたホームのため、沢山のボランティアの方たちが、いろいろな形で出入りしている。

私がお手伝いさせていただいている、ミニディーケアーは週に一回、地域の一人暮らしの方や、引きこもりがちになってしまう方を、バスでお迎えし、ホームで一日過ごすサービス。常時30名前後の参加がある。この企画も沢山のボランティアの方たちの協力で成りたっている。

今回も30名の参加者。ボランティア5~6名。みなさんケアーしようという感じではなく、確かに一緒に楽しんでいらっしゃる。お花のときも介助する感じではなく、ご自分たちも夢中でお花を楽しんでいる。 こらが長続きするコツなんだわ。

98歳のお母様に付き添われた60才代の男性。
始めは親子ともに硬い表情だった。そりゃそうよね。全員女性なんですもの、勇気あるな~
「定年退職したので、ゆっくり母に付き合ってやろうと思って」と、にっこり。

う~ん、こんな息子を育てたおばあちゃん、本当にお幸せね。


芦花ホームでのボランティア

2005-06-08 | お花・ボランティア
始める前 あまり乗り気ではない




        わー出来た、きれいね
                お花を創っているうちにどんどんお顔に                                              喜びがあふれて、介護に同席された息子さんにも笑顔が                                                             90歳の母、60代の息子、おばあちゃんお幸せ。息子さん曰く、今まで
忙しくて、ゆっくり付き合ってやれなかった。
定年で時間が出来たので、これからはゆっくり付き合います。 

          出来上がり三人昔娘ハイポーズ

               左側の方の作品 お花に負けちゃうと笑いながらも、大満足


野草の会

2005-05-20 | お花・ボランティア
区立駒沢中学のオープンスペースを借用して、「いきいき野草の会」が開かれる。
お茶を飲んで、おしゃべりに花を咲かせたり、マージャンをしたり、大正琴、踊り等様々な活動が行われている。

その中の一つに生け花がある。
会員は12名、平均年齢75歳。でも大概2~3名は欠席する。今回も3名の欠席があった。
欠席が続いていた最高年齢の吉田さん(89歳)が、お元気に復活し参加。

嬉しい。どうなさったかしらと 心配していたのでほっとした。
ご本人は一人暮らし。心配してたのよと、お仲間から声をかけられて、

「今回は寝たきりに為るんじゃないかと心配だった」「一人で暮らすのは寂しいが、自分を甘やかさない、人を頼らない、自分の事は自分でやる、月ごと、週ごと、一日のスケジュールを立てる、食事はバランスを考えて摂る、睡眠は5時間熟睡するように、眠れない時は安定剤など飲んでもしっかり寝る。趣味と人付き合いを大切に。
お花、マージャン、テニスは出来るだけ休まず続ける」と、いきいきとお話してくれた。

「私はボランティアとしてお花を指導させていただいているが、先輩方から学ぶことが多い」

前列右から2人め、吉田さん

芦花ホームでのボランティア

2005-02-01 | お花・ボランティア
「春のお花が生けたいのですが」と、お世話役の河野さんからお電話を頂いた。
2月はバレンタンイ。「そうだ、みなさんに華やいでいただこう」

ピンク色の入れ物、花材は、薄ピンクのチューリップ・濃いピンクのエリカ
カーネーション・青文字の柔らかなみどリ・雪柳

「大好きなご主人、息子さん、お孫さん、氷川きよし・松平健・殿方は奥様、憧れの美女等、差し上げる方を想像して作りましょう」と話し出すと、25名の参加者のみなさん、なんだかとても嬉しそう。

河野さんのお話では「いつもボーっとしている方も、お花のときはとても生き生きして積極的なのよ」とのこと。お花の持つパワーは流石だ。

そこで、どなたに差上げますか?と伺うと、殿方は「勿論家内」と嬉しそう、「孫に」「仏壇の主人に」といろいろなお答えが。

バレンタンイを待たず、みなさんそれぞれの思いを込めて、今日の夕食に花を飾ってくださると嬉しい。
そして食卓でおばあちゃま、おじいちゃまが中心の話題が広がってくださる事を願いつつ皆さんと、さよならをしました。

チャリティーコンサート

2004-10-18 | お花・ボランティア
このコンサートは、調布市を中心に様々な文化活動をしている、NPO法人(海から海へ)が中心となり開かれます。その活動の中心となるのは「みずきの美術館」を作る運動だそうです。

日時  11月3日(文化の日)  16時開場  16時30分開演
場所  電気通信大学 講堂 (京王線調布駅下車歩3分)
出場者 庄野真代with浜田山~ず
入場料 3千円

みずきさんは自閉症ですが、素晴らしい画家でもあります。私が講師をさせて頂いている「共に生けようフラワーアレンジメント」都立調布養護学校公開講座に初回から参加しています。
(HPのtop画面にボランティア活動報告にて報告)

彼女は私などが手を出せないような、素晴らしい個性と感性の持主です。

是非時間を作って、みなさん参加してみませんか?わたしの出来るところから、少しでも始めたいと思います。

みんな違って、みんな良い 5  

2004-09-23 | お花・ボランティア
この方は,自立心が強く、ボランティアの方が援助しようとすると、「自分で、じぶんでやるのね~」と自分に言い聞かせるように話しながら、どんどん生けていきます。それがまた素敵なんです。
絵描きさんでもあります。彼女の絵を展示する美術館の建設予定も出ています。
いずれご紹介したいと思います。

この作品は、3本、2本に分けたボトルのワイヤーの色と、ボトルに描いた絵の色をコーディネートしてあります。ピンクと、若草色に。その色と、コスモスのピンク、葉の柔らかい若草色とが、とてもマッチしていると思いませんか?

みんな違って、みんな良い 4  

2004-09-23 | お花・ボランティア
このお花は、ペットボトルに涙ぐましい努力があります。前列のボトルはヨーグルトの空きボトル。このボトルを集めるために、ヨーグルトケーキ、ヨーグルト入りカレー、ヨーグルトスープ等など、ヨーグルト尽くめのお料理を、作り続けたそうです。

その甲斐あって、ラウンドタイプのアレンジメントができました。
写真の腕が良くないのですが、実物はとても知的な素敵な作品に仕上がっています。

みんな違って、みんな良い 3

2004-09-22 | お花・ボランティア
作品を生けている時のとっても楽しそうな顔、ほんとに素敵な笑顔です。彼女はこの講座が始まった初回から、参加しています。始めはほとんどじっとしていられず、担当の先生が1対1で付き添っての参加でした。

それが、今回は殆ど介助者の手を借りないで、一人で、自由に生けました。LG21の空きボトルに紅色のワイヤーを巻きつけて、ボトルに好きな絵をマジックで描きました。世界中でたった一つの花器です。写真撮影のときも自分でホワイトボードに名前を書いてくれました。
人の発達は何時開花するか分かりません。時間のかかるものです。でも、この方のように~5年でここまでできる様になるとは、驚きです。

障害のある方たちが、文化的な活動に参加できる場所は、限られています。
障害のある方も、健常者も共に文化的な活動を通して、お互いの理解を自然と深められる活動をと企画立案された、調布養護学校のK先生初め担当の諸先生に感謝感謝です。

みんな違って、みんな良い 2 

2004-09-20 | お花・ボランティア
さてこの作品も、なかなかの出来栄えだと思います。コスモスの並んだ表情が
なんとも、可愛いですよね。そして、ストロベリーのまあるい赤がピント伸びて、
私も見て、って主張しているみたいで。

みんな違って、みんな良い 1

2004-09-20 | お花・ボランティア
さて、本当にどの作品が良くて、どの作品が稚拙なのか、いくつかの作品をUPしてお見せします。感性の問題ですので、きっとご覧になられても答えは?だと思います。

この作品のよさは、遊び心でしょうか。くるくるって巻いたワイヤーの使い方が、チャーミング。 

都立調布養護学校公開講座

2004-09-20 | お花・ボランティア
「共に生けようフラワーアレンジメント」の2回目が、9月18日におこなわれました。
障害のある人も無い人も、一緒にお花を生ける中で、お互いを理解しあい、交流を深めていく。と言う狙いで始められてから、今年で5年目を迎えます。

障害のある方に援助をする、これは一見易しい様で、難しいことだと思います。
「自分でやりたい、やり遂げたい、出来た」 という達成感を何処まで周りの人たちが、尊重出来るかだと思います。

お花を通して交流していると、それが自然に出来るような気がします。
しかも、出来上がった作品には、甲乙つけがたいのです。障害をお持ちの方、イコール下手な作品では無いので、むしろ他人の目を気にしないで、自由にのびのびと取り組んでいるので、ハッとするほど大胆で、素敵なお花が生けられます。

昨年までの公開講座の報告は、真蘭花工房 ボランティア報告をご覧下さい。

平均年齢は?

2004-09-08 | お花・ボランティア
9日朝、台風の影響で強風が吹き荒れる中、自宅から愛車(自転車)にまたがり、ボランティアで生け花を教えている会場に向かう途中、環八(環状8号線)を渡ろうとしたら、帽子が飛んでいってしまった。

かんかん照りの中、30分も帽子無しで自転車に乗るのは辛い。帽子を拾おうとしても、自動車が3車線でどんどん走ってくるので、拾えない。帽子はくるくる風に舞ってどこかに消えていった。

仕方なく、バスを待ち乗っていく。
会場に着くと、皆さんお待ちかね。自転車でこられた方も4人いらっしゃる。私よりも20歳以上も年上の方が、強風もものともせず、おしゃれして、いきいきと楽しんでお花を生けている。

お花を生け終わると、楽しいお食事会。米村さんお得意の美味しいお漬物とお茶に舌づづみを。

この後、「テニスに行くんですよ」
80歳を超えてこのパワー、いったい何処からでるのでしょう。

ここに来ると、私なんかまだまだ