これも花・あれも花

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カラスの餌食に

2008-05-30 | 日々の出来事
雨の中、一時も離れずに寒さから雛を守り続けた。


晴れ間をみて、二羽ともえさ探し。雛たちの食欲は旺盛だ。
精一杯首を伸ばして、孵化から丁度7日め。



昨日は一日中出かけていたので、巣は今朝見に行った。

巣が空っぽ。どうしたの?一瞬頭の中が真っ白に。


親鳥が巣の中を覗いている。どうしたの、何処に行ったの?


餌をくわえて、何度も何度も巣の中をのぞいてた。
場所をかえて、じっと木の枝にとまっている。
二羽でチュンチュンと、30~40分も巣の近を飛んでいた。
親の気持は小鳥も人間も一緒。親鳥の姿に思わず胸がいっぱいに。


上でからすが、あざ笑うかのように鳴いていた。
「カラスに食べられたのね!」

カラスに石をぶつけたい気持をやっと抑えた。


午後巣は壊されていた。だれがこわしたの?

我が家は安全じゃなかったんだ。
守ってあげられなくて、ゴメンネ、ゴメンネ。




メジロだったのよ

2008-05-28 | 日々の出来事
親鳥の姿をやつと見つけました。
写真を撮ろうとするとサッと塀の上に

巣の中で雛を暖めている親鳥の姿をやっと捉えました。
野鳥図鑑や、ネットで調べると、やはりメジロのようです
 
この目をみると、まちがいない、メジロです


雛の傍に近づくと親鳥はサッと塀の上に逃げて
鳴き騒ぎます
そっと覗くと雛鳥たちはビクとも動きません
親鳥が「危険よ、モンスタよー、動いちゃダメ」って

死んじゃったかしら?と本気で心配するほど、ビクともしません

少しずつ少しずつ大きくなっています
明日また望遠鏡で覗くのが楽しみ 後何日で飛び立つのかしら
ちゃんと、ここから巣立ってね



鳥の巣み~っけた 2

2008-05-26 | 日々の出来事
ベットの中であれこれ考えたけど、巣の中をどうしても
覗きたい。もう我慢できない。
誘惑に負けてパジャマのまま庭に出た。

脚立に乗ってそっと近づくと、巣のなかに親鳥が座っている。
昨日の雨の中もこうして雛を守っていたんだね。
ちょっと私が動いたとたん、親鳥が2羽飛び出した。
チュッ!チュッ!チュッ!チュッ!チュッ!チュッ!チュッ!チュッ!

ヤマモモの木の上で、ものすごい勢いで鳴いている。其の向うの屋根の上でも
チュッ!チュッ!チュッ!チュッ!チュッ!チュッ!チュッ!チュッ!と
呼応しあいながら、警戒して鳴いているのかしら、それとも雛を守るために
私の注意を逸らそうとしているのかしら?

ゴメンナサイ!もう見ない、もう安全だから、大丈夫よ。
慌てて巣の上からおおよその見当で、シャッターをきった。

ワォ~!雛になっているわ。それも、やはり5羽よ。



なんの鳥かしら?親鳥は素早く飛び立つのでカメラに納められない。
ふかしたばかりなのね。産毛も生えていないわ。でも望遠レンズでも
無い、ただのデジカメで良く撮れたわ!これも感動ね。

我が家に来る鳥は、メジロ・ホオジロ・シジュウカラ・ヒヨドリ・ムクドリ
土鳩・カラス  そのどれよりも小さい鳥なの。
ネットで調べたり、図鑑を持ち出してみたり、でも分からない。

どうやって調べたらいいのかしら? 誰か教えてください。
我が家での子育て、上手くいきますように

鳥巣 み~つけた

2008-05-25 | 日々の出来事
花水木の枝の中を覗き込むと小さな鳥の巣が
こんな綺麗に作られた巣があるのに、気付かなかったわ!
興奮して家人を呼ぶと
「静かに、子育ての邪魔!」と 

それでも抜き足差し足で巣に近づき写真を、
望遠レンズもない、デジカメではこの程度しか近寄れない。
親鳥が飛び立った隙に、巣の中を覗くと小さな真ん丸い卵が
5個。もう邪魔しないから、我が家の庭で子育て頑張ってね。






スリランカの留学生

2008-05-16 | 日々の出来事

ボビーはスリランカからやって来た留学生。
大阪大学工学部で学んだ後、今春から東京大学工学研究科の
博士課程に進学した。

東京の留学生会館に落ち着いたと連絡が入った。
早速家に招待して一日一緒に過ごした。

礼儀正しい青年で、敬語、丁寧語など、日本の青年がほとんど使え
なくなっている言葉をきちんと使える。

スリランカでの生活や風習等、インターネットの情報を見ながら
話を聞いた。
「インドの下の方にあるセイロン島」ぐらいの知識しかない私には
歴史、文化等の話が聞けることは楽しかった。

日本人が薄れている家族愛の深さにも感動だ。

彼は上流階級の出だが、スリランカの貨幣価値では、
両親は日本に来れない。(教員の月給が2~3万円程度)

両親を日本に招待するために、少ない奨学金から少しづつ貯金をし、
アルバイトもして、稼いだ60万円で昨年招待したそうだ。
遠く離れて暮す息子と逢えた両親は、どんなに嬉しかったか、
そして安心したか、計り知れない。

両親は彼が出かける時、何時でも子ども達の頭に手を乗せて
安全と幸せを祈ってくれる。子供はお祈りが終わるまで頭を垂れて、
両親の愛を受けるのだとか。それは今でも続いているそうだ。

日本の家庭では、金銭的には豊かでも、大事なものを見失っているような、
そんな気がしてならない。

「あなたは、何を幸せでと感じますか?」

こんな質問に この青年も、バングラディツシュの青年も
「パパ、ママと呼び合い、家族で抱き合えることです」と。

帰りの駅で真剣な顔で切符を購入していた。
 






屋久島のホテルあかつき

2008-05-15 | 旅行記
屋久島でで唯一がっかりした事
JTBのお勧めでお願いした「ホテルあかつき」

ロケーションは最高!エントランスに入ったとたん
エッここ何処? バリ島かベトナムのリゾート
ホテルみたい  プールの向うには海が広がって見える



広いホテルの敷地内にはコテージが何棟も建っている
南国ムード満天


ロビーを抜けて客室に行く通路も広々していてお洒落



ベットは大きなダブルベット。台の高さもアメリカ並みに高い


レストランのエントランス Kさんの穏やかな笑顔が印象的

でもね~、お料理の写真が無いでしょ!
あまりにもガッカリして写す気にもなれなかった。

屋久島の新鮮なお魚料理を期待していたのに
お刺身や、さば(地元の人は鯖を首おれという)の刺身も
出ない。
しかも驚いた事に3日間とも朝食のバイキングが
全く同じメニューで食材も貧弱。美味しい物は何も
無い。
食べ物の恨みは恐いわよ~

ひとり一人はとても良い方たちだったが、
従業員の数が絶対的に不足しているので、
サービスが行き届かない。

屋久島でこんなホテルに泊まった私がバカだった。


JTBさん、紹介する時はちゃんと調査してからにしてよ

屋久島の旅(屋久杉ランド2)

2008-05-15 | 旅行記
何故だか 三本足の杉
幹が三本に分かれたのかな?どう見ても根っこじゃないしね



嵐でか、落雷でか、はたまた高齢で持ち堪えられずにか
上の部分が折れてしまってる


折れた部分の横から根っこが張り出して、まるで血管のようだ
倒れた幹の養分を土壌に、次世代の若木が他の植物と共存共生している


鬱蒼とした森の中からふと上を見上げると青空と山が見えた


紀元杉
樹齢2000年 樹高19,5m 直径2,58m
表面の後ろ側は割れて、檜やヤマグルマが着生。まるでそれらを抱え込んで
一本の大きな幹になっている

厳しい環境の中で、台風や落雷にに打たれて倒れても倒れても
残りの枝から芽を出し再生する、その姿にうたれた
朽ち果てて土に返っても土壌の養分となり、次世代の若い木を育てていく
屋久島の杉、その逞しい不屈の精神に、桜の花のようにパッと咲いて美しく
散りたい、そんな甘い考えは吹き飛んだ

屋久島の旅(屋久杉ランドへ)

2008-05-10 | 旅行記
いよいよ今回のハイライト、屋久杉に会いに
照葉樹林の多かった「もののけ姫の森」とは又違った森の表情が
どんどん歩き進むと



筋肉隆々の森の仙人が!

杖を付き、遠い前方を見据えて、のっしのっしと何千年もの間
休み無く歩き続けてきたようだ

髪は地面まで伸び、さらに地下まで伸び続けている
頭上には鳥が休み、若い木々が宿っている その太い
腕には苔が生え、小さな虫が寄生している






屋久島の旅(もののけ姫の森で)

2008-05-09 | 旅行記
こんな看板があるほど、森の中はマムシ草がとても多い


いたるところ、緑色の苔で覆われている どんどん進んでいくと
まさしくもののけ姫の世界だ    美しい川、美味しいお水を頂く


森の中はこんな苔で覆われている




あ! 小鹿のバンビだ
さっきお尻だけ写したのとは違う 若い、若い しかもイケメンだ!
つぶらな目でカメラ目線 去っていく後姿 お尻の白い部分が
さっきの鹿はお尻のハート型が崩れていた



もののけ姫の森から白谷小屋を過ぎての帰り道
なんと、今度はヤクザルの家族が 毛づくろいしたり
よく観ると赤ちゃんがお母さんのお腹から出てきた



屋久島の旅 (白谷雲水峡へ)

2008-05-05 | 旅行記
今日も晴天。私って晴れ女

YNACエコツアーに参加。参加者は3組の夫婦
1組のご夫婦はもう何回も参加されているとか。
「内室さんでラッキーですよ」と、教えてくださった。

ツアーガイドさんはこの道8年目のベテランガイドさん
一目見て「信頼できそう」

内室さんどうぞ宜しく 


歩けるかしら? ちょっと不安、でも、期待のほうが大きい
ごつごつした石と木々の根っこの道を一歩一歩踏みしめる

「未だこの辺は照葉樹の森です、どんどん変化しますから
観察してください」

「これはマムシ草 雌雄が1本の草で変るんですよ」

「少しお休みして、川のお水飲めますよ」
え!川の水飲めるんですか?思わず聞き返す私
川の水を飲むなんて、何年ぶりだろうか 美味しい、美味しい 

「あっ!鹿だ」誰かの声に慌ててシャッターを切ったが、残念!
後姿をわずかに写しただけ

幽玄の世界をゆっくり踏みしめなら、マイナスイオンを胸いっぱいに吸い込む
石も、木々も緑の苔に包まれて、森全体を優しく柔らかい色彩にしている

進むにつれ、木々のオブジェが増える  内室ガイドさんの説明でオブジェに命が
吹き込まれていくようだ

もののけ姫の森にやっと到着




屋久島の旅

2008-05-04 | 日々の出来事
鹿児島空港からプロペラ機に乗り換えて、約20分で屋久島空港に到着。
かなりコンパクトな空港だ。
 

運転手さんが名前を書いた紙を持って待っていてくれた。
なんだか外国に行った時みたいだわ。



まず車で島内を案内してもらい、島の全体像をつかむ。
島の中央には2000メートル級の山が幾峰も聳え立っている。        
モッチョム岳は900メートル弱の低い山だが存在感がある山だ              
 

                     

千尋の滝                                

大川の滝
 
山あり、滝有り、川あり、海あり、この島に全ての自然が凝縮して残されている。
さあ、いよいよ明日は森の中に入る。