気ままなひとこと

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“自慢話”の境界線

2014-05-14 11:12:58 | 言葉
先日、アマゾンで本の検索中に書評を読んでいて、「著者の自慢話ようで不快」とのコメントが心に引っかかりました。

私も、イタリア関連本を読みあさっている中で、特にアマチュアの手になる旅行記、紀行といった類いのものなかに、確かにそのように感じることがあります。それは、ジャーナリストや研究者といった著述を生業にする人たちの著作にはないもののようです。そこがアマチュアならではなのでしょうが、同じアマチュアでも全くそのように感じさせないものも多数。ではどこが違いなのかと考えていくと、恐らく、書き手のその時点での気持ち、心情、つまり、ある出来事、思い出を記していく時に、単純に「楽しかった、この体験・情報を分かち合いたい」という思い出に加えて、「どうだ、私はこんな困難な体験をした、困難を成し遂げた、凡人とは違う」というような驕る気持ちがあるかどうかではないかというように思えます。

翻って自分のブログですが、振り返ってみると、恥ずかしながら、やはり自慢したい気持ちのあることが多いようです。自分はこんな“格好いい”ことをしている、こんな“知識”がある、等々。自分を褒めてあげたい気持ちは許していただくとしても、公開しているブログでは読んで下さる方々を不快にさせないようにとの配慮が大切だということ、改めて、自分を戒める重要さを感じているところです。“境界線”を越えないように。というこのこと自体が・・・かも(苦笑)

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