四柱推命≪詩子の推命日記≫

四柱推命に関する日々の命理的考察およびフリートーク

化殺について

2012年03月31日 23時23分18秒 | 詩歌
★難易度Ⅰ
 桜前線も今年は遅れました。いつもなら、今日はお花見・・・・のはずが、来週末のようです。何度も、桜は楽しみたいところですね。
 明日は中之島です。中之島の桜はどうなのでしょう!!楽しみではありますが、花吹雪とはならないでしょうね。
 桜にまつわる詩歌で良いのがあります。

散る花は かずかぎりなし ことごとく 光をひきて 谷にゆくかも
                         「湧井」上田三四二
いわゆる花吹雪です。花びらのひとつひとつが光ながら谷へ落ちていく、実に壮観です。そして音のない静謐の世界です。このような情景に出会いたいといつも思うのですが、現実は人、人、人ばかりでお弁当にしか目がいきません(笑)。

本日はかんたんに化殺の例をあげて、その度合いをみてみましょう。
木が官殺となる命でみますと日干は土です。化殺の印は火ですね。

ア〇〇     イ〇〇    ウ〇〇    エ〇〇
 丙寅      丁卯     甲午      乙巳
 戊〇      戊〇     戊〇      戊〇
 〇〇      〇〇     〇〇      〇〇

さて、どの命がよく化殺されているか!!
ア・・・丙は通関としてよく働きます。ほぼ官殺の意はないくらいと思えます。
イ・・・丁はやや通関としては弱ですので卯の官殺の意はあります。
ウ・・・天干の甲は午に洩れて、力量は減です。弱化しても剋は剋とみます。
エ・・・陰干の乙ですので剋の意は無効。乙は焚木に。

上記の日干が己土であっても
ア・・・丙は通関としてよく働き、日干を生じます。
イ・・・官殺の意がかなり残っており、丁も生日干とはなりません。
ウ・・・己日干と甲は干合で一種の剋。甲は午に洩らした分だけ弱化して剋。
エ・・・この状態では剋の意は薄く、乙は生火のみ。

となります。
仮に、大運で戊日干に甲午が来たとして、どう考えるか!!
やはり、同様に考えて、甲は午を生火して弱化してその残りの力量で戊と剋となると考えるべきです。陽干の剋は剋でその剋の強さを計ればよいということです。
かんたんですが、化殺についてでした。     

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