☆荘内半島の紫雲出山にて4/13
☆詩歌
一週間ほど前(4/9)に母を訪ねたときに仏間より庭を眺めて一句ひねりました。
花霞(はなかすみ) 古木(こぼく)を染めて 折にしも 亡父の机に 春を届け来し 詩子
花曇りでも縁側を開けて風を通す母・・・亡き父の遺品でもある机はそのまま。書が好きだったのでたくさんの書をお棺に入れたものでした。庭先には父が植えたであろう桜の古木が満開に・・・・今年もまた春が巡ってきました。何も変わらない風景に遠い昔が不意に蘇ってきて、花が舞い散っている机の上・・・古傷をひどく懐かしく思いました。春だなあ・・・父の忌も花霞の中で甘く遠のいていく感覚でした。
いずれも水平線をご覧ください。海と空のブルーが溶け合っています。ちょっと花曇りだったのですが・・・
私です。満足、まんぞく・・・です。
※最後にちょっとこちらを!秘密にしたいほど美しい紫雲出山