
☆バーベナです。夏の花なのでしょうか、部屋の中でもすくすくと開花します。

☆本日の夕食
・ブリの塩焼き
・ふろふきダイコン(こんにゃくと昆布も)
・ポテトのクリームチーズ和え
・菜花のごま和え
・他、わかめの味噌汁(載せてないですが・・)
☆ポテトのクリームチーズ和えはジャガイモを塩ゆでして熱いうちにチーズは投入して混ぜておき、
冷めてから塩コショウとマヨネーズで和えるだけ。コクがあります。
☆中医
こんばんは!!
暖かい一日でした。畑の菜花が収穫できました。まだ1月なのに・・・と思ったのですが数日間の雨は効いたのかと思います。何もかも一気にほこり始めている印象です。春の息吹に近いものを大地から感じます。これが季節の変わり目の醍醐味です。新鮮な驚きがあるのです。太陽も少し高くなってますね。確かに・・・!!
さて、今、漢方の本を読み進めています。今までの私は中医学にはどっぷりと浸かってきたのですが、日本古来の漢方薬にはあまり興味はなかったというのが正直なところです。どちらかというとこんな症状のときにはこの漢方が良いと言われても原理原則がわからないですから面白くも何ともなかったのです。何が原因で今の症状が起きているのかを知ってこそ、面白みが出るとおもうのです。最近、「補腎」ということでいろいろと読んでいるうちに昔から補腎の漢方はあまりないということ、先人たちは常にミネラル豊富な「自然結晶塩」を食べていたから補腎は不要だったということです。でも生薬を見ていると腎に良いものもあることはありますが・・・
同時に先日来、ブログに取り上げている「塩」の件ですが、製法を調べているうちにそこいらで売っているものはどうもミネラルなどほとんどない精製塩のようです。スーパーで手に取って裏を見たら「食塩」と書いてあるのは論外ですけど、「塩」と書いてあるものが結構あるんです。で、製法も書かれているものもあれば製法など触れてない塩もあります。早速、横から夫がネット検索していくうちに天日干しとは言え、最終は釜で煮詰めて結晶化させているようです。天日で干したのは最初だけなのではと思います。煮詰めるのも平窯が良いと書いてありますが、要は煮詰めると大事なミネラル分は吹っ飛ぶようです。
私自身は以前から人から勧めてもらった1キロで1200円くらいのミネラル塩をここ数年は使っています。でもあまり調べたこともなく、美味しいなくらいで本当にいい加減でした。中国や韓国にはそういった大規模な天日干しの施設があるようです。わかりませんけど。ま、それを信用するとしての話ですが昔、秦の始皇帝は豊富なミネラルと酵素を含む塩を愛用していたらしいのです。そのために中国の福建省の花こう岩を利用して大規模なセラミックを敷き詰めて広大な塩田を作ったそうなのです。そこには深層海水が打ち寄せるのでそれを数か月かけて自然結晶させるとミネラルや酵素がたっぷりの塩になるらしいのです。そういうことかと今になって理解できたわけです。そのようなことは全く知らずに使ってきたのですが、確かにハル君に食べさせても問題なくCREの数値に影響なく食欲もアップしたと思います。そうか、そうだったのかと今になってわかった次第です。
さて、話は飛びますが、「塩梅(あんばい)」という言葉がありますね。とてもほっこりとした印象を受けます。昔、ばあちゃんたちが使っていた言葉です。「塩梅(あんばい)はどうですかな?」と病人に具合を聞くときに使ってたと思います。それとか、お料理の味見をするときに聞く言葉です。身体の調子であったり、塩加減であったりするのですが意味深です。身体に良いと効いたら、スーパーの棚から品物がなくなるのが今の風潮ですが、それとは真逆な発想をしなくてはならないことを教えてくれるのが「塩梅(あんばい)」です。食べ合わせを上手にして塩梅よく食事をすることが原則であって、同じものが良いからとどんどん食べるのは良くないということを言っているのかと思います。
腎の話に戻りますと、腎は気・血・水の血と水に関わる部分が大きいです。老化しておしっこが出すぎるのもいけませんが、水分が身体に溜まってむくむのも困ります。水分を排出しすぎても腎虚、溜まっても同じです。前者はそのうちに心の陽気が上がって喉も乾きますから水分を摂ることになるでしょう。そうしたら尿となって出るのですから塩分がそれに伴って排出されます。逆に水分が溜まっているから抜きたいと思っても塩分がないと抜けません。これって塩と水のいたちごっこだと思うのです。良い塩分を摂ることでこのあたりは解消できるのかもしれませんが、試してみたいです(笑)。私はあまり水分は欲しくない傾向です。お茶を飲むのを忘れることが多いです。どうも中医的には皮下にも水分が多いタイプと診断されています。むくみとまでは行ってないですがそういうことです。皮膚の調子がよく見える人はその傾向があるかもしれません。だからお茶が欲しくないのでしょう。飲まなくて良いということです。人それぞれなので気になるのは・・・一日に2リットルものお水を飲むことに頑張っている人たちっていらっしゃいますが、本当に飲んで良いのかどうか、わからないと思います(;^_^A
塩と水の塩梅(あんばい)ですね。