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四柱推命≪詩子の推命日記≫

四柱推命に関する日々の命理的考察およびフリートーク

💜肝脾不和

2019年12月14日 21時32分12秒 | 中医・漢方

☆和菓子作り名人の友人が今朝、届けてくださいました♪ クリスマスとお正月バージョンを作ったそうです。アップにすれば
わかります。


☆本日のお客様、チワワの晴天(そら)くんです。大きくなってます。久しぶりに訪問下さいました。

☆中医
 こんばんは!!
本日は久しぶりに脈診の鍼灸の受診日でした。最近はとても調子が良いので「よいでしょ?」と聞きましたら、そうでもなくて「いや、あなたがそう思ってるだけですよ。肝腎ともに弱いよ!いつもより弱いなあ・・・これ、疲れてるんだなあ!!」とおっしゃいました。体調が良いと思っているのは過信のようでした💦気をつけないと風邪のウイルスをもらっても熱を出すだけの力をもってないとダメですよ!!とも。確かに老人は熱も出ずの肺炎を起こしますもんね!!と思いました。私が老人というわけではないですが、それくらいパワーが落ちてくると同じだということのようです。中医では表出している病気のことを言うのではなくて未病状態での診断です。
 もう一つお尋ねしたことがあります。実は私は最近、口の中が乾燥気味で苦味を感じるのでもしかして・・・実母のようなシェーグレン症候群?と不安なところがあったのです。涙が出ない、唾液がでないという不安です。そしたらそれは血が熱をもっているはずだが、あなたにはそんな兆候は見えませんよ!!とおっしゃったので安心しました。喉が渇くなら胃に熱があるがそれもない!!とはっきりとおっしゃいました。「ならば、先生、私は肺気の不調ですね?」といいましたら、「多分そうだろう!!」とおっしゃってました。呼気は浅いんです。だから口呼吸をついしてるのかもしれないということです。口内が乾燥しますし、鼻が詰まったら大変です(^_^;)

 今日は受診の前に命理の講座生の方が先に受診してまして、今、調剤待ちをしてます!というメールをいただいたので私は彼女の結果が知りたくて少し早かったですが駆けつけました。案の定の結果であったらしく、八字の通りに肝脾不和だとぼやいてました。
 さて、肝脾不和ですが・・・・八字に甲寅干支がしっかりと居座った八字で土を剋すタイプです。木剋土がいけないというのではありません。不和だというだけです。だからカッカするな!と言われたそうです(笑)。我が家でも出かけに夫が噴火気味であったので「カッカしなさんな!!怒るだけ損だよ(^_^;)」と諌めた口の下で聞いた言葉でした。夫も月干支は甲寅で木勢が強いタイプは怒ると噴火します。
 肝は中医では肝臓だけではなく「肝グループ」を指します。脾は脾臓ではなく「脾グループ」です。そして肝は木、脾は土ですので双方は相剋の関係にあるのです。脾は消化に関わります。胃に送られて栄養物は消化酵素によって消化されると十二指腸から小腸へと渡り身体に送りこまれます。この栄養が運ばれることを「脾の運化作用」というのです。そして肝には「蔵血」と「疏泄(そせつ)」があって疏泄は気・血・水の流れを促しますので脾の運化も促されて順調に栄養が流れていくわけです。木の剋し具合がちょうど良ければ土も消化して運化が上手くいくという仕組みなのです。
 ところがカッカすると肝の作用に不調が起こりますので栄養物を送るという脾の運化が上手く行かなくなります。また胃の消化物が残ったりすると水分とともに水毒となって体をめぐることになるので悪循環を起こしてしまいます。これが肝脾不和のことです。肝機能の数値に異常が出たりすると要治療ですね。
 
 ともあれ、年末も押し迫って体力温存にはやはり栄養と心を休めることかと思います。私に対してのアドバイスは「あなたは脾の陰虚だから怒りは面には出さない。心の底に何かを持ってるだろう?調子がすっきりしないというのはそういうことだ!」と問われたので正直に「ハイ!!」とお返事しました。そしたら「人間だからな!!しかたない!」とも。自分の中で消化するしかないんだよ!ともおっしゃいました。さすがに年の功ですね。人生の先輩の言うことには頭が下がりますし、図星ですから!!これぞ、中医心理学だと思った一日でした。今の私にはこの方の言葉が最も心に響きます。中医心理学の本のご紹介も頂いた経緯もあります。良い師に巡り会えたと思っています。いつかご紹介します♪