竹内しげやす 市政チャレンジ日記

新米議員から四期目を向えて市政にチャレンジする奮戦記。
一歩一歩目標に向け前進する日々の行動を日記風に。

英霊の言乃葉 硫黄島だより抄

2023年05月25日 | 英霊の言乃葉
令和5年5月25日(木)
お早うございます。

今日は久しぶりに「英霊の言乃葉」を紹介いたします。
<硫黄島だより抄>
陸軍中尉 折口 春洋 命 
独立機関銃第二大隊
昭和20年3月17日 
硫黄島にて戦死
東京都品川区出身 三十八歳 

 もう寒に入っているのですから、東京などはすっかり霜がおりて寒々とした日々がつづいているでしょうに、こちらは明けてもくれても青々とした荒草の原にいつも変わらぬ鳥どもが、ほんとうに年中同じ鳥どもが鳴いていることです。琉球などではあんなに美しい仏桑華なども見られたのに、こちらは又何とも言い様のない味のないところです。
 新聞など読んでいると若い人々の勇ましい戦いのあとが偲ばれて、こんなにまでして戦っているのに、今年こそ本道に神々の天降りがあって、日本の輝やきが現れるのだと、自信を持ちたくなって来ます。
 東京で御想像下さっている様なこちらの戦局ですが、敵の動きがどういう風に来ますか、その時こそ我々の戦うべき時が来る訳です。それもいつになりますことやら、来るか来ぬかは神ならぬ身の知る限りではありませんが、そうなれば日本人として恥じない程のことは、皆覚悟しているつもりです。

栗林中将が起草し全軍に配布した『敢闘ノ誓』のビラ。
アメリカ軍は島内の至る所でこのビラを発見した。
上は戦後の遺骨収集団が地下陣地跡で回収したものである。

一 我等ハ全力ヲ奮テ本島ヲ守リ抜カン
一 我等ハ爆薬ヲ抱イテ敵戦車ニブツカリ之ヲ粉砕セン
一 我等ハ挺進敵中ニ斬込ミ敵ヲ皆殺シニセン
一 我等ハ一發必中ノ射撃ニ依ツテ敵ヲ打仆サン
一 我等ハ敵十人ヲ斃サザレバ死ストモ死セズ
一 我等ハ最後ノ一人トナルモ「ゲリラ」ニ依ツテ敵ヲ悩マサン
特に最後の「一 我等ハ敵十人ヲ斃サザレバ死ストモ死セズ」と「一 我等ハ最後ノ一人トナルモゲリラニ依ツテ敵ヲ悩マサン」は、長期持久戦を隷下将兵に徹底させる旨の一文であり、この誓いは実際の戦闘で生かされることとなる。
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