しげじいの雑記帳

あんなことこんなこと、老いの生活を思いつくままに、、、、

本を読む

2024年04月30日 | 日常雑記

 外出して時間があるとき、バスの待ち時間があるとき、お茶を飲みに珈琲店を利用する代わりに、家内も私も暇つぶしに「本屋さん」に行くことが多い。読まない本があるのに読みたいと思った本を買うから「未読書」がいつも机の上に数冊積んである。先日タイトルの文字と帯封のコメントにひかれて「・椹野道流著・祖母姫ロンドンへ行く!・小学館刊」を買って置いた本を読み終えた。

 「ホテル」という文字が出てくると、新聞でも、テレビの音声でも 、自然に気が向く、昔を忘れられない老いたホテルマン。内容を一言で言えば『孫娘が八十歳を超えた教養と分別のある祖母と二人のロンドンの旅、豪華五つ星?ホテルに宿泊した物語というかエッセイ』。90年代の事だから今もそうだか分からないが、お客様に仕えるバトラーの活躍などホントのサービスとは、を思わせる話。 

 この歳です体力資力気力なし泊まるのは到底無理。時間だけは有るが、ホテル名も分からずだから何とも言えないが。今は昔今の時代でもそこまでやるの!、ホントかなぁ、と思う話もあるが、ホントだったんだろう。今ならプライバシーに勝手に入り込むな、うんぬんと言われそうなエピソードもある。

 ご参考までに、イギリスの作家サー・カズオ・石黒著・「日の名残り」を読まれた方はバトラーとはどのような仕事か?、をご理解できるでしょう。映画化されています。ネットでも視られるかも、ホテルで仕事をする方へお勧めしたい好書。

 そして、そのあと「大石奈々著・流出する日本人ー海外移住の光と影・中公新書」を読んでいます。

                  

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