しげじいの雑記帳

あんなことこんなこと、老いの生活を思いつくままに、、、、

終わりは

2024年04月20日 | 日常雑記

 昨日のテーマは「入社あれこれ・始まり」でした。入社早々終わりの「リタイアメント」を想う若者はいないだろうけど、どこで、どう終わるか分からないが、終わりの日は確実に来る。 今日は「終わり」について。

 「リタイアメント」とその後だが、誰でも元気で居られれば終わってから、健康第一に生きれば、20年から30年生きられる。その間「どう生きるか」が待ってる。そこで、自分事、どう生きて来たかを、、、

 今でもあの日をはっきり記憶している、「今日で終わり」の日。何といっても「リタイアメント」とは「肩の荷が無くなり、責任がゼロになったこと」なんというか「ストレスフリー、精神的安堵感」みたいな気持ちになったあの日は晴れ。辞めたら血圧が安定したから間違いない。

 花束を持って会社を出るのはカッコワルイと思った、代わりに「図書券」を頂いた。その券で欲しかった「世界地図帳・平凡社刊」と「成語林・旺文社刊」を手に入れた。二冊はいまも本棚にある。地図はもうPCでなければ役立たず、「成語林」は重いけど「故事ことわざ、慣用句」を時々引くときに役に立つ。

 ・何といっても生活面での大きな変化。「今日から会社へ行かなくても良い」この気持ちの爽快さ。でも、家内は言った、貴方は「肩書のない」街のオジサンになったのよ、だった。「他動」の生活から「全自動」の生活へ変った、自分の思うままに「自由に」生きられる。この解放感は言葉にできない喜び、やることは、やれることはやったの思い。

 その後は自分の経験したものを役立てればと思って、望まれれば各所で話をしたり、専門校で教えたりして70歳を過ぎた。時間がすぎて時代の変化で時代遅れを感じて以後何もせず。

 毎日が日曜日のんびり、気楽な日が続いている。お迎いの日が来る日まで元気でいたい。このまま続いていてくれればありがたいが、明日がどうなるか分からないのが人間世界、、、何とかなるだろう、なったらなったで、ショウガナイ。

 ・45年余プラスの年月、月給8か9千円で始まった生活。以来払い続けて来た厚生年金と・企業年金が今の生活を支えてくれる。元気でいれば、「足るを知る生活」で何とか生きて行かれるのは有難い。欲を言えばきりがない、、、

   「楽しみは春の桜に秋の月夫婦仲良く三度喰うめし」これでいい、、 

 ・家内と二人で、昭和・平成・令和の時代を生きてきた「真面目にコツコツ生きろ、お天道様が視てくれている、上見て暮らすな下見て暮らせ」親父の言った言葉をいまも忘れない。 

 元気でいればまだオオタニサンの活躍を楽しめる、旨い物も喰える、、

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする