しげじいの雑記帳

あんなことこんなこと、老いの生活を思いつくままに、、、、

2023年09月30日 | 日常雑記

 ・観測史上稀な「暑かった今年の夏でした」と言いたいところだけど、明日はもう10月と言うのにこの暑さ。エアコンの「除湿・冷房」を使い分け、陽が昇ると外へ出られない。

 時間を掛けて・遣唐使・阿倍仲麻呂の生涯「ふりさけ見れば・安部龍太郎著・上下」を当時の日本・中国の関係から今を思い、読み終えました。そして、

 ・昨日から発酵食品といえば農大名誉教授・小泉武夫先生、「発酵食品と戦争・文芸新書」を戦中戦後の自分の生きた時代の食生活と今を思いながら読んでいます。いつも「食の歴史」に関する本を読むときは、縄文時代から現代(1990年代)までの、日本人の食についての歴史書と言っていい、『高木和男著・「完本 食からみた日本史」・芽ばえ社刊・』を参考にします。

 小泉先生の本の「はじめ」に戦後の食糧事情が書かれてます、喰う物の無いあの時代を改めて思います。「キャベツのトウモロコシの芯・南瓜西瓜の種・ミカンの皮」食べられるものは何でも工夫して食べた。高木先生は「焼け跡のバラック小屋に住み闇市で食料を買い求め、進駐軍の食べ残した残飯を煮て売った、それを食い飢えを凌いだ」とも。いま食べられる数百トンの食糧を廃棄、当時を知るものは罰が当たると思ってる。

「はじめ」だけしか読まないので、、、話がそれましたが、敗戦後の日本の特に都市生活者には、そんな時代があったのです。破壊と悲しみしか残さない戦争は、いやです。いま、ロシヤのウクライナ侵攻で苦しむ人々を想います、また寒い冬がやってきます、一日も早く終わって欲しいと願っています。

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