しげじいの雑記帳

あんなことこんなこと、老いの生活を思いつくままに、、、、

和而不同

2023年09月25日 | 日常雑記

・「和して同ぜず」この言葉は仕事の信条です。この書は我が家の宝物です。韓国ソウル時代に宿泊頂いた「清水公照師」が目の前でお書きくださいました4文字です。師のおことばを覚えてます『「本当の和とは」協調はするが、主体性を失うようなことはない」』。そうです、ホテルのサービスとは全ての社員が一つに繋がった鎖でなければならない、が、個人はその主体性を忘れない。個性ある人々がそれぞれの個性によって行う「お客様への心遣い」が、個性あるその独自のホテルサービスを創る、と私なりに解釈します。 そして、ホテル西洋銀座です、、

 ・今はもう建物も無く新しいビルが建ちました。銀座一丁目に存在した「ホテル西洋銀座」。閉館して10年経ちOB関係者が先週土曜日に、「東京ドームホテル」に集まりました。有能な支配人の後に赴任した非才な私です、役割を果たすことが出来たのは、個性ある優れたスタッフの皆さんのお力です。お陰様で無事任期を終えることが出来ました。

 私のこの世の滞在時間もそう長くない、この機会に感謝の言葉をと思い出席。会場では、お会いしたかった人も多い、だが、事情もある、現役の方もいる、あの人この人を思いながら、久し振り再開の皆さんと近況交換、時間はあっという間に過ぎました。楽しい時間でした、皆さんの今のご活躍を訊き思いました、ホテル西洋銀座は無くなりました、が優れた伝統は途切れることなくこの国に広まり続いていく、そう、永久に続く、と信じています。

     

・その日の夜はドームホテルまで送ってくれた家内と飯田橋「ホテルメトロポリタンエドモント」にお世話になりました。私が「ホテル西洋銀座」へ移籍する前のホテルです。総支配人には何かとお心遣いを頂きました。わざわざお休みの日にも関わらず出勤され、久しぶりにお会いし、その後のまた最近のホテル業界の状況、お互いの近況などお話ししました。当時と比べればロビー周りも改装され一部増築されましたが懐かしい想い出の多いホテルです。

  あの頃のあれこれを懐かしく想い出したこの二日間でした。

        

画像は「ホテルメトロポリタンエドモント」、15階の客室から見た朝5時過ぎの東の空です。この高層ビルが「東京ドームホテル」です。

 数日秋らしい涼しい日でしたが、また今日から暑くなるとか、、、

コメント
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