京都中の石仏を見て回りたいけど、ますは身近な場所から探索。
この前、この坂の上の布袋さんにお参りしたので、今度は金福寺方面へ。
詩仙堂からの坂を下って稱名寺さんを覗いてみた。
珍しいことに門が開いている。
お参りさせてもらおうと入ってみた。
称名寺(しょうみょうじ)さんは浄土宗で山号は一乗山。
中に小さな庭があった。
右奥にお墓があり、その手前に石仏さんがおられた。
普段は非公開のお寺さんなので、手を合わせてすぐに門を出た。
本願寺北山別院に上がってみた。
親鸞ゆかりの寺で山号は聖水山。
自分が小さな頃はここは御坊幼稚園と呼んでいましたけど、今は名前が変わって聖水保育園になっている。
御聖水(高祖大師聖水)。
延暦寺より下った親鸞はここで喉を潤して身を清め市中を廻ったあとは、帰路もここに立ち寄ってから雲母坂から延暦寺に向かったという。
金福寺の塀に沿って山側を目指すと波切不動尊がある。
この谷間に入ったとたん、不思議なパワーを感じる。
ボケ封じのご利益があり、自分にはぴったり。
たくさんの石標や石仏がおられます。
その中に写真を撮るのを忘れたんですが、祠の中に木彫りの絵が描かれたものが入ったものがありました。
じっと見ていると、不動尊を守っている人が近づいてきて、「この木彫りは南座のまねきを書いた人が寄贈してくれた」と教えていただいた。
ガラスでよく見えませんが、細かな模様が描かれていた。
滝のところにおられる波切不動明王。
波切不動尊は高野山真言宗、本尊は波切不動明王。
訪れる人は少なく、凛とした空気が感じられるところです。