停泊地)吉祥寺SOMETIME(08.5/17)
メインアーティスト)Bass Talk
鈴木 良雄(b),野力 奏一(p),井上 信平(fl),岡部 洋一(perc)
まずは、本日のリーダー、鈴木良雄さん(愛称チンさん)のご紹介です。
チンさんは、23歳で渡辺貞夫(愛称ナベサダ)さんのグループに抜擢されて以来、およそ40年間、日本のジャズ・ベース界のトップ・プレーヤーとして活躍されているJジャズ・ジャイアンツの一人です。
チンさんの所属していたダンモ研(早大モダンジャズ研究会、通称ダンモ研)に、一年遅れて、一人の飛び切り優れたギタリストが入部してきました。その方が、今来日している増尾好秋さんです。増尾さんは、在学中からナベサダGに抜擢され、それからニューヨークへ渡り、なんと、ジャズサックスの巨人ソニー・ロリンズのレギュラーGへ参加するという快挙を遂げました。増尾さんに関しては、又別の機会にもっと詳しく紹介したいと思います。
そして、増尾さんの同期で、福岡から来た風変わりな青年がいました。マイルス・デイビスに憧れて、トランペットを始めたということです。しかし、自分には、マイルスのバラードのように哀愁を帯びたラッパを吹くことが出来ない。周りの部員からも「おまえのラッパは泣いていないよ。むしろ笑ってる!」とからかわれて、楽器はあきらめました。
でも、口達者をかわれて、司会(MC)兼マネージャーとして、チンさんや増尾さんについて全国回りました。いわゆる“ビータ”(演奏旅行)というヤツですね。
皆さん、もうお察しですよね!この風変わりな青年が、タモリこと森田一義さんです。
さて、本日サムタイムに登場した「Bass Talk」のそのほかのメンバーもそれぞれのジャンルでトップ・プレーヤーです。平均年齢50歳ぐらいかな。ラテンパーカッション界の重鎮、岡部さんが最年少です!イヤー、皆さん渋い。楽器を構えてるだけで絵になるという面構えですね。
このちょいワル風凄腕激渋オヤジバンドの一曲目は、鈴木さんのオリジナル
「Morning Sun」でスタート。
今回のステージは、昨年12月に発売された「LOVE LETTER」というアルバムの収録曲を中心に演奏されました。このアルバムは、鈴木さんらが昨年発足した「ONE」というレーベルから第二弾として発売されました。
このレーベルの立ち上げには、超多忙なスケジュールをぬって僚友タモリさんも参加してるんです。
そして、第一弾は、期待の若手ピアニスト海野雅威さんをフィーチャーした作品が発売されました。この海野さんは、もう直ぐニューヨークへ武者修行の旅に出るんですね。だからお世話になってるチンさんへ挨拶を兼ねて本日サムタイムに観に来ていました。
さて演奏の方は、特に細かく触れる必要は有りません。達人達が4人あつまり、しかもセッションではなくバンドとして、密度の高い演奏をすると、こんなに上質で美しいサウンドが生まれるのか、という印象ですね。チンさんの作曲も勿論いいんだけど、アレンジャー野力さんのサウンド作りが光ってます。
非常に聞きやすく楽しめて、しかも密度が高い。
実はこの2つが重なることは、なかなかないんですね。軽すぎず、重過ぎない。
ライブパフォーマンスを知り尽くした達人だけがなせる匠の技です。
さあ、ベテランミュージシャンの燻し銀の演奏に堪能した後は、若き才能の発掘の旅に向かいます。
これ、実は凄い必見の航海になったんですよ!
さあ、航海日誌が全然追いつかなくなってるなぁ。全速で出航!
メインアーティスト)Bass Talk
鈴木 良雄(b),野力 奏一(p),井上 信平(fl),岡部 洋一(perc)
まずは、本日のリーダー、鈴木良雄さん(愛称チンさん)のご紹介です。
チンさんは、23歳で渡辺貞夫(愛称ナベサダ)さんのグループに抜擢されて以来、およそ40年間、日本のジャズ・ベース界のトップ・プレーヤーとして活躍されているJジャズ・ジャイアンツの一人です。
チンさんの所属していたダンモ研(早大モダンジャズ研究会、通称ダンモ研)に、一年遅れて、一人の飛び切り優れたギタリストが入部してきました。その方が、今来日している増尾好秋さんです。増尾さんは、在学中からナベサダGに抜擢され、それからニューヨークへ渡り、なんと、ジャズサックスの巨人ソニー・ロリンズのレギュラーGへ参加するという快挙を遂げました。増尾さんに関しては、又別の機会にもっと詳しく紹介したいと思います。
そして、増尾さんの同期で、福岡から来た風変わりな青年がいました。マイルス・デイビスに憧れて、トランペットを始めたということです。しかし、自分には、マイルスのバラードのように哀愁を帯びたラッパを吹くことが出来ない。周りの部員からも「おまえのラッパは泣いていないよ。むしろ笑ってる!」とからかわれて、楽器はあきらめました。
でも、口達者をかわれて、司会(MC)兼マネージャーとして、チンさんや増尾さんについて全国回りました。いわゆる“ビータ”(演奏旅行)というヤツですね。
皆さん、もうお察しですよね!この風変わりな青年が、タモリこと森田一義さんです。
さて、本日サムタイムに登場した「Bass Talk」のそのほかのメンバーもそれぞれのジャンルでトップ・プレーヤーです。平均年齢50歳ぐらいかな。ラテンパーカッション界の重鎮、岡部さんが最年少です!イヤー、皆さん渋い。楽器を構えてるだけで絵になるという面構えですね。
このちょいワル風凄腕激渋オヤジバンドの一曲目は、鈴木さんのオリジナル
「Morning Sun」でスタート。
今回のステージは、昨年12月に発売された「LOVE LETTER」というアルバムの収録曲を中心に演奏されました。このアルバムは、鈴木さんらが昨年発足した「ONE」というレーベルから第二弾として発売されました。
このレーベルの立ち上げには、超多忙なスケジュールをぬって僚友タモリさんも参加してるんです。
そして、第一弾は、期待の若手ピアニスト海野雅威さんをフィーチャーした作品が発売されました。この海野さんは、もう直ぐニューヨークへ武者修行の旅に出るんですね。だからお世話になってるチンさんへ挨拶を兼ねて本日サムタイムに観に来ていました。
さて演奏の方は、特に細かく触れる必要は有りません。達人達が4人あつまり、しかもセッションではなくバンドとして、密度の高い演奏をすると、こんなに上質で美しいサウンドが生まれるのか、という印象ですね。チンさんの作曲も勿論いいんだけど、アレンジャー野力さんのサウンド作りが光ってます。
非常に聞きやすく楽しめて、しかも密度が高い。
実はこの2つが重なることは、なかなかないんですね。軽すぎず、重過ぎない。
ライブパフォーマンスを知り尽くした達人だけがなせる匠の技です。
さあ、ベテランミュージシャンの燻し銀の演奏に堪能した後は、若き才能の発掘の旅に向かいます。
これ、実は凄い必見の航海になったんですよ!
さあ、航海日誌が全然追いつかなくなってるなぁ。全速で出航!