序破急

片足棺桶に突っ込みながら劇団芝居屋を主宰している爺です。
主に芝居、時々暮らしの中の出来事を書きます。

稽古場日誌 展開

2019-11-15 15:32:39 | 舞台創り


昨日の稽古は、演出の要求を無条件に聞かなければならない初日でした。
無条件に演出のいう事を聞くといっても、芝居のベースはこれまでの二か月の稽古でみんなが培ってきたものです。
芝居そのものは良い所まで出来上がっているんです。
でも、あと一押しが足りないんですよ。
それが分かって要るんだったら早く言えば良いじゃないと思いますよね。
でもね、その一押しを自分で発見するのと、教えられるとじゃ本番が雲泥の違いとなって現れるんです。
でも何時までも待っている訳には行かないので昨日となった訳です。
稽古が始まり、私の幾つかの指摘で場面が明確になりました。
これは私がどうのこうのという訳ではなく、そこまで役者たちが来ていたという事なんです。
でも後ちょっとが届かなかったという事なんです。
自分でたどり着けなかった悔しさを忘れないでいて欲しいと思いますね。
芝居はそのちょっとしたことで変わり、役者達も自由になり始めました。
本番まあと十日以上もあります。
まだまだ良いものになりますよ。
乞うご期待!!


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