私は役者です。
劇団芝居屋の主宰であり、台本書きであり、演出もしていますが、私は役者です。
劇団芝居屋を創立した動機も、これまで拘わってきた役者の存在を軽視した演出偏重の芝居創りに疑問を持ったからです。
と、いう訳で芝居は役者が主役であるべきだというのが私の芝居創りの根幹という事になります。
その考えを推し進める為には自分が演技者である立場でいなければならないのです。
まあ、そんな訳で、私にも役はあり、自分の役創りの為に考える時間が必要となります。
でも、それがすんなり行かないんですよ。
自分の台詞と確かめ様と、歩きながら自分の台詞を反復していると、途中から他の役者の違う場面の不味さが蘇って来て、そちらの解析に重心が変わっていきます。
それが切っ掛けとなって、次々と気になる場面が蘇り、結局自分の稽古が出来ないという事がよくあります。
まあ、それが全体の稽古の進行状況を物語っているんですがね。
早く平穏な気持ちで自分の役創りをしたいと思っています。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます