序破急

片足棺桶に突っ込みながら劇団芝居屋を主宰している爺です。
主に芝居、時々暮らしの中の出来事を書きます。

劇団芝居屋第36回公演「通せんぼ横丁」第三場ー2

2018-12-13 15:46:16 | 覗かれる人生芝居
太郎 「なあ、光子」 光子 「!・・・・なにヨ」 太郎 「俺、お前と付き合うときに約束したよな、絶対に一 人前の絵描きになるって」 光子 「・・・ええ、そうね」 太郎 「俺はそれ以来ずっと前しか見てこなかった。脇目も 振らず自分の画業の事しか考えてこなかった。それは絵描き の世界で一人前になる事が皆を幸せに出来る事だと信じてい たんだ。・・・でも、お前は別れを切り出してきた。何で だって思っ . . . 本文を読む