4月11日「京都府内の地域医療を考えるつどい(社保協、自治労連、民医連等の共催)」が開催され、深刻な医療実態が明らかに。地域医療を守る運動の交流も行いました。
「つどい」は、「医療費適正化路線と京都府の地域医療供給体制」について社保協医療部会員の中村暁さんが報告。政府・厚労省の「医療費適正化計画」にそった都道府県計画が義務化されていること、深刻な医療実態にもかかわらず「医療費削減」を強いられている内容が具体的な資料で説明されました。また「新臨床研修医制度」問題では「府県単位の定員導入はとんでもないこと」と民医連岸本さんから報告がありました。
発言では、
○京丹後地域の医療、特に与謝の海病院での脳外科休診について「脳疾患での重篤な患者は死ねという事態」であるとの報告。
○舞鶴市の病院再編問題では、市立病院を含む公的4病院の再編問題について市政の対立点としてもなってきているなど複雑な状況や再編案について報告。
○京丹波町和知診療所では一般病棟の廃止→老健施設の転換を行う。また瑞穂病院(現京丹波病院)は療養病床の廃止などが進行しているとの報告。
○与謝の海病院の医師問題や京都府全体の医療、現場での業務が強化されていることなどの報告。公的病院の役割など。
○京都市立病院の独立行政法人化反対の取組み。住民アンケートや署名活動など住民と一緒に活動をしている内容を報告。
○社会保険京都病院は、赤字克服のための努力や存続に向けた地域での「守る会」運動を報告。
○八幡市関西医大病院が民間移譲された問題では、住民から不安の声が寄せられているとの報告。
○京都市の休日夜間診療体制の縮小問題では、自らの体験も踏まえ廃止反対の報告。
○京都市立看護短大の仏教大学への民間移譲では、関係者や学生、労働組合にも相談なく市長の独断での発表であると報告。
政府・厚労省の社会保障費抑制の誤りは明らかです。京都府内の地域医療を守るために、各地の経験に学び、住民とともにアンケート・署名活動や「守る会」活動などの交流を行っていこうと、今後の運動を決意しました。
(以上)
「つどい」は、「医療費適正化路線と京都府の地域医療供給体制」について社保協医療部会員の中村暁さんが報告。政府・厚労省の「医療費適正化計画」にそった都道府県計画が義務化されていること、深刻な医療実態にもかかわらず「医療費削減」を強いられている内容が具体的な資料で説明されました。また「新臨床研修医制度」問題では「府県単位の定員導入はとんでもないこと」と民医連岸本さんから報告がありました。
発言では、
○京丹後地域の医療、特に与謝の海病院での脳外科休診について「脳疾患での重篤な患者は死ねという事態」であるとの報告。
○舞鶴市の病院再編問題では、市立病院を含む公的4病院の再編問題について市政の対立点としてもなってきているなど複雑な状況や再編案について報告。
○京丹波町和知診療所では一般病棟の廃止→老健施設の転換を行う。また瑞穂病院(現京丹波病院)は療養病床の廃止などが進行しているとの報告。
○与謝の海病院の医師問題や京都府全体の医療、現場での業務が強化されていることなどの報告。公的病院の役割など。
○京都市立病院の独立行政法人化反対の取組み。住民アンケートや署名活動など住民と一緒に活動をしている内容を報告。
○社会保険京都病院は、赤字克服のための努力や存続に向けた地域での「守る会」運動を報告。
○八幡市関西医大病院が民間移譲された問題では、住民から不安の声が寄せられているとの報告。
○京都市の休日夜間診療体制の縮小問題では、自らの体験も踏まえ廃止反対の報告。
○京都市立看護短大の仏教大学への民間移譲では、関係者や学生、労働組合にも相談なく市長の独断での発表であると報告。
政府・厚労省の社会保障費抑制の誤りは明らかです。京都府内の地域医療を守るために、各地の経験に学び、住民とともにアンケート・署名活動や「守る会」活動などの交流を行っていこうと、今後の運動を決意しました。
(以上)