京都社会保障推進協議会ブログ

京都社保協のニュースや取り組み案内、タイムリーな情報・資料などを掲載していきます。

格差と貧困をなくそう!街頭宣伝

2007年03月28日 11時11分11秒 | 事務局通信
格差と貧困をなくそう!と街頭宣伝 
3月26日(月)午後4時より格差と貧困をなくそう!京都実行委員会は、四条河原町阪急前で街頭宣伝を行いました。
 宣伝行動には、高齢者団体の方を中心に10名の方が参加。
ワーキングプアの問題や国保の問題、最低保障年金の問題、憲法9条や25条の問題についてハンドマイクを使って訴え、ビラをまき、街ゆく人の注目を集めました。
 4月の宣伝行動は、25日(水)午後4時に市役所前に集合し、四条河原町までデモ行進をすることも併せて確認されました。      

3/17 国保問題シンポ

2007年03月20日 15時24分00秒 | 事務局通信
実態と問題を解明、改善の道筋を探る
「国保問題シンポジウム」を開催!!
17日(土)午後1時半よりラボール京都第9会議室において「国保問題シンポジウム」が、国保をよくする会事務局長の高橋瞬作氏の司会のもと会場ほぼ満員の31名が参加で行われました。
 第一部では、国保の職場の側、医療の現場、被保険者・住民の側、運動を進める側など多方面の方から国保の実態、問題点、及び改善の運動についての報告がありました。


短期保険証の問題点も明らかに
国保料の滞納者に発行される短期保険証で受診した場合など、京都市では、「完納計画書」提出を条件にして、高額療養費委任払いに制約を課し、結果、受診抑制が起こり、また、病院での医療費未収入が起こっている問題が明らかにされました。償還払いでは医療機関に、高額療養費も一旦全額支払わなければならず、国保料を滞納する困窮者が、支払いできない事態に置かれ、治療を中断する状況が生まれます。


この報告を受けて大阪社保協の寺内順子事務局長は、大阪市での経験より茨木市と堺市で取り組まれている国保料値下げ署名活動を紹介。
茨木市は、滞納者に対する差し押さえが特にひどく、1日でも滞納があれば差し押さえ予告がされる。
堺市は、介護保険料・国保料が高い。64000筆を超える署名を集めて頑張っていると報告されました。
 京都社保協の田阪事務局長は、この運動の方向性について、「国保改善運動の意義と運動の構想」ということで報告し、このシンポジウムが一過性のものではなく、少なくとも6月の運動及び秋から来年初頭の市長選挙まで、展望して運動していこうと述べました。

第二部の参加者からの補充発言と討議により、国保職場からの現状認識と実際との間で、共通認識が深まり、国保の窓口でも、病院の窓口でも、住民の生活の中に入らなければわからないことがあるなどが確認できました。

最後に、コーディネーターの高橋氏は、「国保は社会保障としての国の責任が大きい。国民が住民と一緒になって国の制度改善を求める。また、住民に尽くす自治体を作ろう」と呼びかけました。


障害者自立支援法 施行から1年

2007年03月16日 15時15分43秒 | 事務局通信
金ないもんから 金取るな!!
やめろ!応益負担
街頭演説会とパレード
2007年4月1日(日) 午後1時 京都市役所前
 街頭演説会終了後 四条河原町までパレードをします。
  応益負担反対京都実行委員会
事務局連絡先:075-465-4310(京都障害児者の生活と権利を守る連絡会)

京都ケアマネット春の講演会

2007年03月07日 13時59分00秒 | 学習会の案内
折れない葦-支えあって生きる-
 講師:向井 康 氏(京都新聞社社会報道部部長代理)

日時:2007年3月10日(土)   午後1時30分開会 4時30分終了予定
会場:ラボール京都第9会議室   (京都市中京区壬生仙念町30-2)

交通案内    
    市バス     四条御前通下車
    阪急京都線   西院下車
    京福電鉄嵐山線 西院下車

国保問題シンポジウム

2007年03月04日 13時25分20秒 | 事務局通信
国民保険制度は「保険」か「社会保障」か、滞納世帯480万、資格書35万、実態と問題を解明、改善の道筋を探る
「国保問題シンポジウム」

▲ 日 時:3月17日(土)午後1時30分~
▲ 場 所:ラボール京都第9会議室(中京区四条御前西入る)

多数の参加を歓迎します。
「国保」をめぐって、昨年6月に京都市だけで区役所に2万数千人の市民が押しかけました。高すぎて払えない国保料、増加する滞納世帯と資格証明書(保険証不交付)など、国保問題は「格差と貧困」問題と連動しています。格差と貧困を」なくす運動の一環として、「国保問題シンポジウム」を企画しました。
 国保職場の第一線に働く自治体労働者や医療現場や生活の場からのリアルな実態報告と問題解明、改善の道筋を探ります。

●コーディネーター:高橋瞬作氏(国保をよくする会・生健会事務局長)

●報告・パネラー :矛盾と困難の大きい被保険者(当事者)、
京都市国保職場や医療機関に働く第1線の方々等
               
主 催   : 格差と貧困なくそう!京都実行委員会(事務局連絡先:京都社会保障推進協議会)
共 催   : 京都自治体労働組合総連合・京都市職員労働組合・国保を良くする会
問い合わせ先: 京都社会保障推進協議会(℡ 801-2526  FAX811-6170 )
          〒604-8854京都市中京区四条御前西入る ラボール京都F5  



学生無年金障害者訴訟傍聴記

2007年03月02日 13時20分24秒 | 事務局通信
学生無年金裁判で不当判決!                          怒りの報告集会には43名参加                                         学生の国民年金の加入が任意だった時代に重い障害を負った京都市の坂井一裕さんと精華町の松岡由香さんが、「未加入を理由に障害基礎年金が受け取れないのは違憲」だとして不支給処分の取り消しと損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が、27日、90名の傍聴人を集め大阪高裁で行われました。
 しかし、裁判は『全面棄却する』の一言で、何の説明もされないまま、2秒ほどで判決がくだされました。
 その後の報告集会で弁護団より、「国民年金法が学生を強制加入の対象外にしたこと、その後の法改正でも救済措置を取らなかったことは、不合理ではなく憲法25条・14条共に違反していないと不当に判断された」と説明があり参加者からは怒りの発言がどんどん寄せられました。
 その一部を紹介しますと・・・。
広島から参加の原告団の女性
 「どこにでもあるような判決でかべの厚さを感じた。広島での勝利は嬉しかった。今日は、一筋の光を求めて広島から出てきたのに2秒で判決とは残念。」
大阪から参加の原告団の男性
「本当に情けない判決だ。敗訴のときの判決文は分かりにくい言葉でしか説明がされない。前日の仙台の勝訴で期待していたのに。」
奈良から参加の原告団の男性
 「報われないとおかしい。最高裁では絶対に逆転勝利を。」
その他「判決文を読む際、裁判官が下を向いたままで決して上を見ようとしなかった。」「裁判官のあつかましい態度に怒りを覚えた。」などという意見が出され、最後に原告の坂井氏が、「実態をまったく見ずに判断された、最高裁に向けて闘いはこれから。みなさんと共にがんばりましょう。」とあいさつされ、怒りの報告集会は幕を閉じました。