某銀行員日記

とある銀行員の日常を書いたブログ。政治・経済・文化・芸能、硬軟取り混ぜて日々思ったことを主に書きます。

マスコミの愚かさ

2009年07月02日 23時57分26秒 | 真面目な独り言
今朝のことです。
日経新聞の1面を見て、目を疑いました。
1面のトップは麻生首相が自民党役員人事を断念したという記事でした。
さらに、2面、3面までも使ってなぜか詳細に報じています。

一瞬、朝日新聞か何かのタブロイド紙を見たのかと思ってしまいました。
まがりになりにも日本を代表する経済新聞でありながら、トップに報道すべき内容なのか、と呆れてしまいました。
経済に関していえば、日銀短観が2年半ぶりに改善したというかなり大きなニュースがあり、政治にかんしていっても、鳩山民主党代表の政治献金偽装問題という大ニュースがあるのにもかかわらず、
小さな自民党のニュースをトップに持ってくるということに恥ずかしさを感じないのでしょうか。

今回のことに限ったことではないですが、マスコミは自分の予想が外れたということを認めません。
予想記事を書き、そのとおりに行かなければ失敗したと決め付けます。
今回でいえば編集委員のコラムで「大山鳴動してネズミ一匹」と書いていますが、騒いでいたのはマスコミだけ。
政治家も国民も全く興味はありません。

したり顔で分析し、それが外れたら自分の能力の無さではなくその結果をもたらした相手を罵るなど、言語道断の所業です。
こんなことだから、マスコミはいつまでたっても信用されず、こういわれ続けるのでしょう。
マスコミは事実だけを報道すればよい、とね。

支持率や好感度など、マスコミは世論調査が大好きです。
(その世論調査もサンプル数が少なすぎて、統計学的に疑問の残るものばかりですが)
その中で、マスコミ自身の支持率を調べてみてはいかがでしょうか。
きっと限りなくゼロに近い結果が出るでしょう。
もちろんそんな調査はしないでしょうし、してもちゃんとした調査はしないでしょうけど。

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