コード２１１

2018年のシネマート新宿の企画興行＜のむコレ2018＞にて上映された1本
なんにでも作品を選ぶことなく出演し続けるニコケイにしてはなんとも
普通の警察官に扮してる、
ってことで、邦題の「コード211」っていうのは米国の警察用語で
”銀行強盗発生中”という事で
銀行強盗と警察との銃撃戦だけのお話にそれ以外のエピソードをまぶしていますが
ニコケイはスーパーコップではありません
退職間際のパトロール警官でしかありません

見終わって調べたら実際に起こったという"ノースハリウッド銀行強盗事件"〟をモチーフにしているらしい。
で、その銀行強盗は元傭兵たちのベテラン戦闘員が自分達の賃金調達のために起こしたもので
その傭兵を追うインターポールの女捜査官が・・・
このかたかなりの美人という事でニコケイといい関係に・・・っていうことにはならないのね

闇営業の芸人がボランティアで老人ホームにいくようですが
アメリカでは微罪には社会貢献という判決があるようで
この映画でもニコケイのパトカーに一日一本体験乗車ということで
ニコケイのパトカー相棒はなんと義理の息子で今日は妊娠の報告をうけたばっか

そんな時に銀行の前に止まってる車を駐車違反と認めて認識してる時に
強盗団が偽装ようにカフェに仕掛けた爆弾を爆発させて警察をテロだとそっちにむけさせるものの
一般人の高校生を乗せてる関係でニコケイの"少年がを乗せてる、爆破テロより違法駐車だ"って言う判断(これは決して間違っていないのだが)で
車に近づくと自動小銃で連射されてしまいコード211発令するものの
爆破テロに追われてる警察の強盗事件への対応が遅れ

ニコケイも反撃するものの拳銃と自動小銃との圧倒的な差によって
さらに少年もいるということで義理の息子は脚を撃たれて失血状態に・・・
ようやっと応援が来るものの圧倒的に火器の差と、敵には狙撃名手が居てるもんで
現場はもう何が何やらで少年が行方不明に・・・

物語的には、この少年の母親がERの医師であったりと色々エピソードが絡まっている90分
それなりに目が離せないプロットですが
なんとこんだけ圧倒的な火力と戦闘能力のあるだろう強盗団のあまりにもあっけない終わりかたって・・・

という映画でして、美人インターポール捜査官の見せ場もなく
ある意味アメリカ映画お得意の家族愛でまとめた作品でもありましたがニコケイが
こんなまともな役を演じるなんてねぇ

2018年製作、アメリカ映画
ヨーク・シャックルトン監督作品
出演：ニコラス・ケイジ、マイケル・レイニー・ジュニア、ソフィー・スケルトン、アマンダ・チェルニー、ウェストン・ケイ、ジコリー・ハードリクト、オリ・フェッファー、アレクサンドラ・ディヌ

透明変態人間 ～60分の秘薬～

一日一本エロチック作品を見ていく企画
本日の一本は4日の日本映画専門チャンネルでの深夜枠でOAされた
っても深夜枠最終番組ってことで5日のAM4:00からですので
録画視聴です
このブログでも「透明変態人間」シリーズの３本目になるのかな
制作順では第二弾になるようです
主役は「透明変態人間」の爆乳AV女優さんのめぐりさんから
これまた爆乳AV女優さんの吉川あいみですが、この方のAVは見てませんが、エロチックOV作品は沢山見てます

相変わらずの冴えないブサメン君が透明になれる薬飲んで透明人間になって
エロエロなシチュエーションを楽しむ実にたわいもないお話
相変わらずの"透明人間可視化中"というテロップで男優さんの全裸の股間にモザイクがかかる作品です
女優さんのボカしには拒絶反応を示す私ですがお笑い芸人の御盆じゃないけども
これは全然気になりません

今回の舞台は病院ですから、看護師さんの更衣室からシャワー中の同僚女医さんの脱ぎすたてパンツの匂いを嗅いだり頭に被ったりと
全男子が透明になれたら絶対にやると思える行為を行うという
なんとも健全な透明人間となってるものの

しかし、病院でのイケメン医者と看護師二人と関係を持ちながら
厚かましくも女医さんとの婚約を発表するという厚かましさで
ヒロインのもてあそばれた看護師吉川あいみと共に
透明人間の存在を知ったナースと共に、
イケメン医師への復讐を企てた事がきっかけで
透明人間はイケメン医師に意趣返しをするものの
吉川あいみには人工呼吸から正体がバレていたりと・・・

もう一人の遊ばれた看護師が大変な事態を引き起こして
なんと透明人間もイケメン医師を助けるために正体をさらしてしまうのであります

2014年製作、日本OV、ネクスタシーEX作品
奥渉監督作品
出演：吉川あいみ、井之浦亮介、深琴、衣緒菜、大力

サイバー・ミッション

今年の1月に日本公開された中国映画ではあるんですが
ジャケットに4人の男女が映っていますが、中国映画ではあるんですが
主役に選ばれたヒーローには韓国のアイドル、さらに世界金融を牛耳って世界征服を企む悪の権化をを演じるのはなんと山Pです
ってことで日韓中三国の俳優さんたちが火花を散らすITでの世界征服阻止するハッカーたちのお話になってるんですが

ITヲタクを主人公にしてるんですが、映画は香港も絡んできたりで銃撃戦あり、格闘アクションあり、カーチェイスと言ったアクション映画としての欠かせない要素が99分の尺にてんこ盛りですから
モニターから目が全く離せない
日本から初の海外進出作品となる山下Pが出演してるので日本ではちゃんと公開されているんですが
ま、先に書いたように面白い作品になってるんですが普通に山Pが出てなければ
ひょっとしたら企画興行で終わったかもしれないし
レンタルでもBlu-rayがリリースされてるんですね
韓国のアイドルハンギョンはアイドルらしい顔立ちしていて、見映えがするんですが
もう一人のハッカーであるリディアン・ボーンって言うチャイニーズの男優さんが、
トム・クルーズに似てて
なんだか「ミッション・インポッシブル」を見てるよな錯覚を覚えるし

ヒロインになるのかなリー・ユエンという女優さんも、ちょっと見マギーQに似てて
もう彼女のアクションはどっから見ても私には「ニキータ」にしか見えなかった
山Pの初海外進出は悪役です
悪役もある意味OKではありましたが、なんだろうなぁもう少しニヒルというか冷徹さがでて来ると日本映画でも新しい悪役像が生まれるかも・・・

私自身はローテク人間ですからハッカーのプログラムとかへのハッキングとか
サーバーへの潜入とかよくわかんないけどもちゃんと見てられるし
映像的にもCG駆使してるんで何となくデジタルの世界観らしい映像にみえるのも不思議ですが

ホワイトハッカーを演じるハンギョンを引き込むためにコンビニでハオミンを誘おうと
リー・ユエンがもうJK制服で・・・ってのばかなりな無理があるだろう！

2018年製作、中国・香港映画(日本公開作品)
リー・ハイロン監督作品
出演：ハンギョン、リディアン・ヴォーン、リー・ユアン、山下智久、マイケル・パパジョン、リウ・カイチー　

セクシーエクスチェンジ ブサメンチョーカーで絶倫マン願成就!!

一日一本エロチック作品を見ていく企画
本日の一本は竹書房からリリースされた最新のエロチックOVです
主演はAVは見たことはありませんがピンクやOVで結構見ているAV女優の佐倉絆さんと

私にはお初？になるのかなAV女優の南梨央奈さんのW主演ですが
なんと男性陣もプロットにしたがってこのドラマ小滝正大、安藤ヒロキオのお二人
監督脚本がピンクの国沢実さんですから
ある意味人間ドラマになってて、こういった箸にも棒にも掛からないエロチックOVが
実にいい作品に仕上がってるってことで、これはある意味私にはめっけもんの作品でした

お話としてはイケメンだけどそれゆえに自虐的な芸風がうまくからまらず評価されないでいるだけでなく
元恋人で地下アイドルから転身し人気急上昇の鋭の女芸人由利にはあいそつかされ
そんな彼のもとに思わぬ幸運が舞い降りてくる
それは着けるとチビデブのブサイクに変身するという不思議なブサメンチョーカーだった
現恋人の美奈に正体を隠し、一転バカウケしだした自虐ネタや毒舌を武器にスター街道の頂点を目指し始めるものの

しまいにはイケメン↔ブサメンの変身の果てにホントの自分は？
元カノ、今カノ、との間でもある意味鞘当てみたいな雰囲気もあったりはするものの二人ともイケメン進一を本当に愛していて、佐倉絆は枕営業でブサメン進一を押したりと

こういった作品ですからしっかりと二人の女優さんの濡れ場もしっかりと演出されてるし
ピンク監督さんですからRｰ15とRｰ18の濡れ場もちゃんと規定通りに撮ってるんですねぇ


2019年製作、日本OV、オーパーツ作品
国沢実脚本・監督作品
出演：佐倉絆、南梨央奈、安藤ヒロキオ、小滝正大、山科薫、吉行由実

サバイバー シーズン2

議事堂爆破事件が起こり、大統領以下全閣僚＆上下院議員の中で生き残ったのはキーファー演じる住宅庁長官の14番目の男が「指定生存者」としてたった一人生き残って
突然政治にもなにもかも疎いトム・カークマンが大統領としてアメリカをなんとか立ちなおして1年が経過したところからシーズン2が始まります

今シーズンではなんとか国会議事堂を再建したところから
FBI捜査官のマギーQが議事堂爆破犯を英国諜報員と一緒に追い詰めなんとかミサイルで爆殺するんですが
ここで犯人の死骸を見つけないままお話は進行していくんですねぇ
ってことで生きてるんだろうと思って見てましたが、結局は最後まで出てきません
お話を膨らませるつもりがないのはシーズン2で終了っていうようなお話からでしょうか
先に言っちゃいますが、シーズン3までは続くようです

海ドラマは一気見がもっとうなんですがちょっと単発他作品を見ての
全22話、927分を3日で完走です

一年生大統領も一年経つと結構自信と政策、外交にも精通し
なんとも正義感の強い大統領となっており
一応は色んなことが起きるもののそれを1話若しくは2話で完結させてきつつ
所謂内政的に敵との権力闘争を側近スタッフと片付けていくんですね
日本とかトルコとかロシアはそのまんまも国名でしたが
日本のお隣の半島の南北の係争中のお国は架空の名前だったし
地震で津浪に襲われたり、中東の産油国でアメリカ大統領としてミサイルで攻撃する国も架空の国名でしたねぇ

FBI長官が権力闘争のために大統領婦人を聴聞に掛けたり
先に書いたミサイル攻撃する国の長男誘惑とかアメリカTVドラマ特有の家族の愛と絆を見せてくれたり
前々大統領の権力奪取のために闘争をしかけられたり
奥さんが公聴会の帰りに交通事故死してしまうんですね
ってことでなんでしょうねぇキム・レイヴァーが大統領の窮地を助ける武器会社のCEOで登場しなんかいい感じになるんですね

マギーQは英国諜報員との恋愛関係に陥ってしまうものの
なんと彼はロシアのWスパイ、涙隠して撃ち殺すものの敵もさるもの・・・防弾チョッキ
最後にはなんとFBIを退職してしまうんですね

ってっことで、政策とか色々トランプさんの政治の片鱗がplotに組み込まれていたりしていて
端から見ててもオモロイですが
シーズン3はなんと大統領戦に無所属で出馬宣言で終わるんですね

ナポリ、熟れた情事

この邦題で、洋画エロチック作品の棚においてあり、一応Rｰ15指定作品であれば
ここのブログ企画であるところの一日一本エロチック作品を見ていく企画の本日の一本に
該当するだろうと思うのですが昨日の「ひと夏の体験」同様にって言うか
それよりはちょっとエロいですが、主人公というかヒロインが邦題の通り”熟れ”過ぎ
でも一応は一日一本エロチック作品を見ていく企画当該作品に・・・

って言うか所謂濡れ場とかはあって本日の一本には該当するんですが
この作品のの根本はヒロインのオバチャン目線で捉えたミステリー作品だったっていうほうが正しいのかも
配給会社のウリがうまいというんでしょうが
正統ミステリーで売ったほうがスッキリすると思える

最初に”ナポリに捧ぐ”って言う献辞がでて来る
ってことで舞台はナポリ、あるパーティでアンドレアというハンサムな青年と知り合い、一夜を共にしてしまった検視監察医のヒロイン、アドリアーナ
再会の約束をして別れたのだが、約束した時間に彼は博物館に彼は現れず
呼び出しを受けて職場に向かうと、検視台に乗せられた顔を潰された男性の死体
なんと死体の股間に昨日ベッドを共にした刺青を発見し
その死体こそは、あのアンドレアだった・・・

更に、ヒロインは街角で彼そっくりの男と遭遇する。
何とその男はアンドレアの双子の弟だった！？行き場のない弟を自宅に匿いさらにアンドレアそっくりな彼とも体を重ねてしまうというぶっちゃけ陳腐な展開になっていき

さらにヒロインに想いを寄せる寡婦子持ち刑事も絡んできたりで
途中からミステリーがなんとオカルトチックになっていったりで
正直ミステリーとしては？な出来

この映画の本当見どころは最初の献辞が示すとおり
歴史あるナポリという町全体の佇まいというかナポリそのものを見せるために人物たちが繰り広げる物語は実は添え物でしかなかったっていうような映画と言える

2017年製作、、イタリア映画
フェルザン・オズペテク脚本・監督作品
出演：ジョヴァンナ・メッゾジョルノ、アレッサンドロ・ボルギ、アンナ・ボナイウート、ペッペ・バーラ

22年目の記憶

いよいよ日本政府が徴用工の問題無視への韓国への経済制裁が始まったようですが
それは政府というか政治の問題でして
民間レベルの私には韓国映画はやっぱ面白れぇって言うような作品に巡り合えました
所謂韓国映画特有のエグさも不快な描写も丸っきりないんです
さらにアクション映画でもないのに、なんでしょうねぇこんなに面白れぇのは
レディコミに依存してる日本の映画ってもう完全に置いてきぼりにされてしまってますよね

民主化される以前に70年代軍事政権下での韓国では、なんと南北会談のリハーサルの為に
売れない俳優を韓国情報部がピックアップしてオーディションをして北の将軍様
そうだよねまだ70年代だから北の将軍様は北朝鮮の初代将軍様の金日成の役を叩き込むんですねぇ
会談のリハーサルのためだけに

顔も体型も、全く金日成とは全く似ていない売れない役者を演じるソル・ギョング
しかし、見ていくうちに体型、顔は似ても似つかないんですが、
売れない役者が初めて貰ったチャンスですが、観客のいないお芝居ですが
息子のためにもと、仕草や話し方、そして話しそうな内容にまで研究を尽くして
金日成に完全になりきっていくスリリングと親子の絆がこの作品の肝となっている

妻を亡くし、母親とひとり息子のテシクとつつましく暮らしていた売れない役者のソングン
ある日突然「リア王」の主役が降板して台詞を完全に暗記していたソングンに白羽の矢
息子を舞台に呼ぶものの一度もスポットライトを浴びたことのないために
なんと初舞台で上がって台詞が完全に飛んでしまう
そんな彼をスカウトする韓国情報部でして、なんと神のいたずらか彼が金日成に選出されてしまい
情報部の特訓が始まるものの南北会談は流れてしまい彼は完全に要らない人に・・・

そして20年後成長したテシクはマルチ商法を生業にし、借金も抱えながら生きてきた、
借金取りに脅されついに実家に実印探しにいくものの見つからず
今やどっから見ても金日成になりきってるもののチョい認知入ってますが

そして22年の時を経て、やっと来た南北会談でようやっとソングンに出番が・・・
汗だくで臨んだ、年老いた病身のソングンの金日成のなりきり演技の凄さがクライマックスというか完全にこの映画のケレンになっている

なりきり過ぎて、韓国大統領をやりこめる話術の素晴らしさ、
彼の運命を狂わせた金日成のなりきり演技にまぶしてぶつける皮肉な台詞が、
そして彼の金日成演技を見守る息子に向け
昔できなかったリア王の台詞の数々・・・
ただただ圧巻です、

韓国という国の策略に巻き込まれてしまったひとりの市民の、悲劇としか言いようのない運命を横軸に、
その男とと息子との親子愛の物語を、横軸に展開される映画でした
128分の長尺を忘れて見てました

2014年製作、韓国映画(日本公開作品)
イ・ヘジュン監督作品
出演：ソル・ギョング、パク・ヘイル、ユン・ジェムン、イ・ビョンジュン、リュ・ヘヨン

ひと夏の体験

7月になりまして、、、ようやっとレンタル新作のフライングリリースが始まりました
海ドラマの後半を返却に行ったものの・・・新作を見てしまい
新作と海ドラマの後半をmixしてセットレンタルしてきちゃいましたが
海ドラマいつもは一気見なもにねぇ・・・
ってことで洋画エロチック作品の棚においてあったので一日一本エロチック作品を見ていく企画にと思い視聴をしました

いやイタリアの若いお姉ちゃん3人が主演の映画ですからねぇ
一応はおっぱいもお毛も多少は登場してきちゃいますが、さほどエロチックではありませんし
映画としてのクライマックスに盛り上がりがありませんが
たったお一人ちっパイのお方だけが全然脱いでくれてないんで
これだけが残念でした

ヨットをチャーターし、高校の卒業旅行のクルージングへ繰り出したカルラ、ラヴィ、ダニの三人
そうですよね日本と違い6月が学年末ですから卒業旅行は夏のヴァカンスに被るんですね
三人は目的地のクロアチアの島や停泊した港町でハメを外し、その様子をSNSに投稿しては
"イイね"とフォロワーの数をを競い合っていたのだ
ってことで裸を撮ったり、ヴァギナを撮ったりとフォロワー獲得を競いますが

要はその数字争いがエスカレートし、なんと町中でセックスしてる映像を盗撮してSNSにあげたら
それは友人のダニがヨットの運転手とのセックスだったんで、慌てて削除するものの、手遅れで拡散しまくり
三人の友情にヒビが・・・というありがちな展開に・・・

ってことでダニが死ぬのかと思いきや、結局は何も三人に起きないまま映画はおわってしま“ひと夏の体験”って言うのがたったこれだけでしたものの
ソコソコ可愛い若いイタリア女優さんたちの肢体や
アドリア海の美しい風景だけが見所で
お話としてはホントに何も起きないままの作品でした

2018年製作、イタリア・クロアチア合作映画
レオナルド・グエッラ・セラーニョリ監督作品
出演：アンジェラ・フォンターナ、デニス・タンタッキ、ブル・ヨシミ、ゴラン・マルコビッチ、カロリーナ・パボネ

外道軍団

オールインの前身GPミュージアムの2011年製作、のヤクザアクションんですよね
白竜さんと寺島進さんがジャケットに描かれてるんで
ある映画を思いださせますが、このお二人実は敵対する組織の人間という間柄
さらに松田一三さんに國本鍾建＆松田優さんに監督が片岡修二って言うと
この製作時には並行して「極道の紋章」のクライマックスの撮影もあったりでしょうかねぇ
ってことで松田一三の役柄は白竜さんにタメグチきく間柄ですし

先に書いたように7年前に親分を白竜さんにはじかれ
白竜さんを親の敵と狙う敵対組織啓仁会の人間ですが
7年の刑期を終え、娑婆に帰ってきた白竜さんを迎えたのは、倉見誠演じる弟分のみ
なんと刑期中に親分は死んで組は松田優に代替わりをしたのはまだ許せるんだろうが
代替わりを機に、事もあろう白竜さんがはじいたに憎き啓仁会の傘下に入っていたのだった。

体良く新組長にあしらわれた白竜さんは組長に無断でシマうちに事務所を構え、倉見誠以外に
ムショで知り合った偽造屋、元レーサー、鍵師、そして元関西ヤクザと言った一芸に秀でた仲間たちを次々集めて
さらに堂島を仇と狙う黒崎組幹部の金子まで仲間にして
なんと自分の組の全財産を奪うという計画をたてて

ってことでなんとヤクザ映画の姿を借りて「オーシャンズ11」のパクじゃなかった
オマージュ作品に・・・
ただそこはVシネマですからちょっというよりかなりなチープ感は否めないものの
一般的なヤクザものとは少し毛色が違って中々面白かった

そして見事に現金奪取に成功するんですが白竜さんを執拗に狙う男の寺島進さんの
あのなんというか軽薄でありつつも信念を曲げない男を飄々とした演技で演じつつ
なんと劇中ではなく見てるこちらをも騙す演技が実にいい
ま、こんな彼のキャラクターを買っての起用だったんでしょうね

2011年製作、日本Vシネマ、
片岡修二脚本・監督作品
出演：白竜、松田一三、國本鍾建、Koji、猪瀬孔明、木村木、倉見誠、武蔵拳、松田優、寺島進

札幌・横浜・名古屋・雄琴・博多 トルコ渡り鳥

一日一本エロチック作品を見ていく企画
本日の一本は東映チャンネルの今月の深夜枠でTV初OAの作品
さらに未だかってVHSにしても、DVDにしてもパッケージ化もされていない作品と言うことで
3回のOAがあったんですが、なぜか他番組の録画とかさなっていたり、またまさかの大雨というアクシデントがあったりで最終OAの23日にようやく録画できたものの録画視聴でしたが

芹明香演じるひろみというトルコ嬢と東龍明演じるトルコ嬢のヒモ男利夫の二人の
トルコを渡り歩くトルコ嬢の人生模様と、
実際にトルコにカメラを持ち込んでトルコでの泡踊りとか
なんとマットプレイでの２輪車、３輪車とか５輪車のプレイを撮していくという
セミドキュメンタリー作品となっていますが

実際の泡プレイではモノ本のトルコ嬢なんでしょうが
お客さんとかお顔も映ってるってのは激ヤバでしょ
ってことでお客さんとかはスタッフさんだったりして・・・
が結構長く写される。

ということでトルコ嬢ひろみとそのヒモ利夫は札幌のトルコで働いていたが、
”冬に寒い場所にいても客が少ない”という結論に至り
稼ぐで場所を移ることに決まりひろみは決意の放尿をなんと安宿の二階から・・・

そして横浜から雄琴に行くものの雄琴で犬を飼っていたが、利夫がパチンコをしているときにその犬は逃げ出し、車に轢かれて死んでしまう
このエピソードは現役トルコ嬢のインタビューからですが
そうだ、なんとこの映画はセミドキュメンタリーって言うことで山城新伍の真面目なナレーション(映画では絶対に見せんクソ真面目なナレーションでした)
と、サイレント映画並みのスーパーインポーズでドラマとドキュメントを繋いでいるんですね

犬の死と同僚トルコ嬢との火遊びでで二人の間に溝ができて・・・一旦は彼のもとを逃げ出したひろみですが
酒田でまた二人は一緒になる。

ドラマでは先に書いたように２階の窓から放尿するシーンがあり、
ラストでも列車の最後尾車両のドアを開けそこから放尿をするシーンで終わる
というシンメトリー

こういった放尿シーンってトルコ嬢のひろみの"何があっても逞しく生き抜く"という象徴なんでしょうねぇ

1975年製作、日本映画、東映作品
関本郁夫監督作品
出演：芹明香、三浦ひろみ、東龍明、山城新伍(ナレーション)