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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

外道軍団

2019-07-01 23:47:56 | Vシネマ
オールインの前身GPミュージアムの2011年製作、のヤクザアクションんですよね
白竜さんと寺島進さんがジャケットに描かれてるんで
ある映画を思いださせますが、このお二人実は敵対する組織の人間という間柄
さらに松田一三さんに國本鍾建&松田優さんに監督が片岡修二って言うと
この製作時には並行して「極道の紋章」のクライマックスの撮影もあったりでしょうかねぇ
ってことで松田一三の役柄は白竜さんにタメグチきく間柄ですし

先に書いたように7年前に親分を白竜さんにはじかれ
白竜さんを親の敵と狙う敵対組織啓仁会の人間ですが
7年の刑期を終え、娑婆に帰ってきた白竜さんを迎えたのは、倉見誠演じる弟分のみ
なんと刑期中に親分は死んで組は松田優に代替わりをしたのはまだ許せるんだろうが
代替わりを機に、事もあろう白竜さんがはじいたに憎き啓仁会の傘下に入っていたのだった。

体良く新組長にあしらわれた白竜さんは組長に無断でシマうちに事務所を構え、倉見誠以外に
ムショで知り合った偽造屋、元レーサー、鍵師、そして元関西ヤクザと言った一芸に秀でた仲間たちを次々集めて
さらに堂島を仇と狙う黒崎組幹部の金子まで仲間にして
なんと自分の組の全財産を奪うという計画をたてて

ってことでなんとヤクザ映画の姿を借りて「オーシャンズ11」のパクじゃなかった
オマージュ作品に・・・
ただそこはVシネマですからちょっというよりかなりなチープ感は否めないものの
一般的なヤクザものとは少し毛色が違って中々面白かった

そして見事に現金奪取に成功するんですが白竜さんを執拗に狙う男の寺島進さんの
あのなんというか軽薄でありつつも信念を曲げない男を飄々とした演技で演じつつ
なんと劇中ではなく見てるこちらをも騙す演技が実にいい
ま、こんな彼のキャラクターを買っての起用だったんでしょうね

2011年製作、日本Vシネマ、
片岡修二脚本・監督作品
出演:白竜、松田一三、國本鍾建、Koji、猪瀬孔明、木村木、倉見誠、武蔵拳、松田優、寺島進

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