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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

渡世一代

2024-03-06 20:08:10 | 邦画
CSの衛星劇場の3月5日の“幻の蔵出し映画館”枠で高橋英樹さんの日活映画「渡世一代」の録画視聴
まぁ蔵出しってことで未パッケージでさらにTV初OAという作品
1965年製作のカラー作品ですからシスターではないメインプログラム映画だよねと言うことで
高橋英樹さんの当たり役「男の紋章」シリーズ中に製作された時代的にも斬殺のSEが未だ入ってきてない着流し任侠作品

因みに無国籍アクションから始まり日活ニューアクションって日活作品自体が変わっていく中で英樹さんはそんなアクション映画の変遷に関係なくまぁ裕次郎さんや旭さんも何本か着流し撮られてはいますが
ホントたったお一人で日活の中で東映作品もどき一筋のお方でなんと33本も着流し作品撮っていらっしゃったのね
その殺陣と着物姿から日活退社後は英樹さんはTVで時代劇に出まくるって言うお膳立ての一つでもあったようですね
 
先に書いたようにヒロインとしては「男の紋章」のまんま和泉雅子さんと松尾嘉代さんのW出演だったのね
まぁ英樹さん自身ガタイがいいからねぇ片肌やモロ肌脱いでの背中の刺青が実によく似合うものの男伊達でいなせな英樹さんほど着流しとポン刀の似合う役者も日活では珍しいキャラですよね
なんと悪の親分に金子信雄さんとか草薙幸二郎さんなんですが
英樹さんの弟分で悪賢く立ち回り英樹に直に被害を与える弟分になんと岸田森さんとキャスティングにも凝っているんですね
まぁ岸田さんの着流しヤクザも珍しかったけどね
 
クライマックスでの立ち回りはさほど派手ではないんですが
劇中途中に陸軍から盗んだ機関銃掃射もあったりと結構派手な映像もあるものの
かなり小粒に纏まってた作品だったかな
 
和泉雅子さんの不幸のヒロインに殉じた感じでなんと金子信雄さんの放った凶弾に主人公はなんと全てを片付けてから命果てるんですね
英樹さんが死ぬってこれまたこういった映画では珍しかったかな
ってことで小粒に纏まってる作品ってことから日活も未パッケージのままなのかな
 
1965年製作、日本映画、日活作品
斉藤武一監督作品
出演:高橋英樹、和泉雅子、松尾嘉代、岸田森、初井言榮、梅野泰靖、草薙幸二郎、弘松三郎、垂水悟郎、富田仲次郎、藤岡重慶、山田禅二、近藤宏、杉江弘、河上信夫、高橋明、光沢でんすけ、芦田伸介、清水将夫、三津田健、金子信雄

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