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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

哀れなるものたち

2024-06-04 05:05:20 | 洋画
この作品はFOX映画の子会社サーチライトピィクチャーズ作品ということで
日本ではディズニー・ジャパンが配給権から何からを掌握してる関係で、二次使用のDVD化とデジタル配信権をも所有しており
ディズニー社のいつものレンタル禁止と配信配信ディズニープラスのみという徹底ぶりですから
配信をしない私にとってはセルを文字通り購入してみるしかないわけで
こう言った方法をだんだん取ってくからレンタル店が時代と共に廃業に追い込まれていく一つの要因でもあったりして
 
まぁ愚痴はこのくらいにしておいて
映画に関して書いていかねばなりませんが必要以上にエマ・ストーンの濡れ場って言ってもそんな激しいものではありませんが男性性器にもエマ・ストーンの陰毛にもボカシのかからないR -18指定の作品でありますし
セックス描写に関してはお話の展開上どうしても必要不可欠ということでしょうかねえ、それにしてもこれまた先に物語の展開上必要不可欠って書いたこともあり
エマ・ストーンのハダカのシーンが多いのも事実だけどちっともエロではありません
 
そうなんですお腹に子供を宿した臨月間近の一人の女性がテムズ川に身をなげて死ぬ
その死体を引き上げてなんとお腹の子供を取り出してその脳を死んだ母親に移植させたのはウィレム・デフォー演じる医学者ゴッドウィン
そうなんです体が大人で脳が子供の女性が出来上がりその彼女がゴッドの家で脳が成長していく様を見守っていたまでは良かったものの
脳の成長によってなんと自慰を覚え性の快楽を知ったことから
ゴッドは一番弟子と結婚させることを思いつき、なんと色々守りごとを書いた誓約書を弁護士に書かせたら
その弁護士が女に興味を持って忍んできて外界を知らしめることとセックス快楽を教えたことから
二人して世界旅行に出かけていくことに・・・
 
体は大人脳はまだ子供っていう女子がどうなんだろうこの物語の時代感覚っていうか世界観が馬車だし空には車が行き交っているという近世と近未来のごちゃ混ぜな社会の中で
この女性が学んで行ったのはセックスだけではなく自由社会といった資本社会の貧富の差であったり男女差別であったり貧富の差であったりと実践していく中で一人の女として成長していく物語だったのね
 
時によっては娼婦となって男たちと
と言った描写があるためにどうしてもエマ・ストーンのハダカのシーンが多くなるっていうのは必要不可欠ですけど
ある意味あってもなくてもどうでもいいって言う感じでして
 
単に我々が日常を営んでるこの世界の歪みをもう一度見直して見ようじゃないかって言う映画だった

切り口の違う記事はコチラ
 
2023年製作、イギリス映画
ヨルゴス・ランティモス監督作品、エマ・ストーン製作・出演
出演:マーク・ラファエロ、ウィレム・デフォー、ラミー・ユセフ、クリストファー・アボット、ジェロット・カーマイケル

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