![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/bd/006385650c4477079c53f54ba3afd93a.jpg)
ジャケットからは中国産の映画には見えずに
っていうかほとんどそんなこと思わずにただセットに組み込んできた作品
最近多いよね、こう言った派手なパニックを扱った中国映画
邦題通り救助隊の活動を描く中国版「海猿」と言った作品
「海猿」は海上保安庁所管の海難救助隊員のお話でしたが
コチラ中国では海難以外にも地震とかの救助にも向かっている割には
海中油田のプラットフォーム事故とか、民間機の海上不時着救助とかクライマックスではタンカーの火災とか
どっちかというと海上保安庁よりな救助隊だと思えるんですが
映像から一部“交通・・・”と言う文字が見えるんで
たったそれだけで調べたらヒットしました“中华人民共和国交通运输部救助打捞局”
どうやら海上だけではないようで
どうやら海上だけではないようで
中国の海上保安庁にあたるのは、ある島を回遊する“海警”っていうのがそれにあたるようで
海難救助より国のは既得権益優先に徹する組織で
救助は専ら“中华人民共和国交通运输部救助打捞局”略して“救捞局”ということですか
なんとダンテ・ラム監督作品だったのね
そしてなんと2時間13分もある長尺映画です
っていうかポスターに惹句のように10分に一回のクライマックスっていうくらい事故だらけ
こう言ったパニック映画を中国でも量産できるようになったのはCG技術の格段の進歩があるんでしょうね
ただ、個人的に私は現代の中国人がこう言ったパニックの中で右往左往するような、ハリウッドが量産してきた映画を東洋人の顔で見るのに違和感を感じでいて
中国映画でCGは「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」みたいないわゆる中国時代劇ファンタジーっていうか
剣が剣士が飛び交うような作品の方が好きですが
今月もそんな作品が数本リリースされてるものの、どうなんだっていうくらい面白くないんでここではあげるのを避けますが
好きなんでちゃんとレンタルしてみてることは見ています。
救助隊には必ずこう言った主人公みたいな無鉄砲なキャラクターは世の東西を問わずなお約束
そこに美女が絡んできての2時間10分
ちょっと長かったっていうのも、救助活動とかのスリリングさがパターン化されてて
その範疇から逸脱できてないんだよね
って主人公の子供をさらに難病にするひつようはあったんでしょうか
中国映画って大概こう言った作品をプロパガンダに仕上げるんですが
そこはダンテ・ラム、しっかりとプロパガンダは外してきたとこは褒めておこう
2020年製作、中国映画(日本公開作品)
ダンテ・ラム監督作品
出演:エディ・ポン、シン・ジーレイ、ワン・イェンリン、ワン・ユイティエン、シュー・ヤン、ミンチェン・リー、ラン・インイン
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/98/cb2f1bb2739af1f15902652864cc58b4.jpg)
観る前に2時間弱もあるてのを知って、中々気分が乗らずにいたのですが、いざ観てみたら本当に10分に1回のクライマックスで、そこは映像の高クオリティもあって楽しめたんですけども。
私も同じく、息子を病気にさせる必要があったのかと、そこは疑問に感じた次第です。
あれだけ頻繁に海難事故が発生するのもどうなのかと。
そう長いんですよね、確かに救助事故をこんだけ詰め込めば必然と長くなりますが
CG技術の進歩はすごいですよね
まぁ息子をほったらかしても他人を救うのが使命だって言いたかったんでしょうが
この子の話がなければ2時間切れただろうに・・・
救助専門の機関のようですね、何にでも対応するようです。