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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

女王トミュリス 史上最強の戦士

2020-11-05 17:00:37 | 洋画
ヒューマントラストシネマ渋谷の企画興行“WWC ホワット・ア・ワンダフル・シネマ2020”で上映された一本。
紀元前550年頃の中央アジアに実在した伝説の女王を主人公に描いたカザフスタン映画でして、最初原語日本語字幕で見ていたんですが
聞き覚えの全くない原語が辛くなって
字幕そのままで日本語吹き替えにして鑑賞しましたが
2時間強ある作品です、戦闘シーンが多くて、しまいには見にくいと日本語字幕も消して見ましたが
 
我々が全く知らなかったカザフスタンではそれなりに有名な女戦士であり
カスピ海東岸に勢力を有していた放牧民マッサゲタイ族の女王トミュリスの半生を
語り部というか伝説作家が物語るという形式で
生まれてからペルシャの大軍に戦勝するまでを描いた作品でして
いわゆる戦闘は剣戟でして、戦闘シーンにSEとしてつけられてる斬殺音が少し過剰ではあるのですが
それなりにきちんと戦闘シーンに力点を置いた演出で
実に面白く退屈せずに見られましたが、物量がすごいですねぇ
 
カザフスタン映画は初めてでして、全く知らない俳優さんたちですからねぇ
ヒロインであるトミュリスを演じてる女優さんが
両親を同じ放牧民部族に殺され少女として他部族に助けられ成長していき
大人の女性になってから
両親の仇を討ち、マッサゲタイ族のもとに帰還し、女王として君臨していく過程と
他放牧民の王子と結婚し、子どもを設けて、その子がいい年齢になっても
年齢の変化を表現できてなくて
いつまでもお若い王女様だったのがちょっとどうなんだって気がするのですが
 
 
そこいらおいといても、こんだけ戦闘シーンが多く、大平原でのペルシャ軍との戦闘シーンでのモブシーンに導入されてる兵士役のエキストラの多さは半端ない
ここいら映画にかけるカザフスタンの映画界ってかなり製作費を使ってるなぁって
羨ましくも思ってしまいましたが
って先にみた日本映画がこれまたインディーズ作品だったために
製作費にどうしても思いが馳せてしまうんですよね
 
2019年製作、カザフスタン映画
アカン・サタイェフ監督作品
出演:アルミラ・ターシン、アディル・アフメトフ、エルケブラン・ダイロフ、ハッサン・マスード、アイザン・ライグ

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