ザ・パラサイト 寄生する獣

もう邦題が示すとおり、今年のアカデミー賞を獲得した韓国映画の二次使用のDVDリリースに、文字通り”パラサイト“した

アルバトロスが配給するアメリカの未公開映画

 

東海岸の海辺で宇宙からのよく分からん生命体に寄生されたと人間たちが

脳をやられて死んで行ったり、っていうかうまく寄生するとゾンビになってしまい、寄生されてない人々を襲ってくると言う

おそろしい映画のテイなんですが、コレが完全にZ級映画なんですよ

 

こういったZ級映画にここんとこ常連のように出演されてるエリック・ロバーツ

そしてなんで出演したのかトム・サイズモアまで

一応主演はナナ・ゴウベアって言う、若いんだか熟年だかよくわかんないし

お腹から局部にかけてタトゥー入れてる女優さん

 

一応はこっちの作品は文字通り、最終的に宇宙から脳生命体が人間をのっとっていくと言うちゃんとしたパラサイト映画ではあるんですが原題は「BLACK WAKE」って言う事でして

”parasite“はされるものの“parasite“とはタイトルにはつけられてないし

日本でのDVDリリースは本家への便乗でしかないけど、作られたのはこっちの方が先

 

物語としてはヒロインの女性科学者が、東海岸で続発する、頭が内部から破裂したように、頭蓋骨が損傷している死体の死因調査に借り出され

なんとコレは新しいPOV映画といってもいいのかな、全編個人が残したプライベートビデオ映像とか、監視防犯カメラの映像ばっかを見つめ

そこから得られた情報と推理と考察を、コレまた自己のPCカメラに向かって話しかけていくと言う

全編いろんなカメラ映像とされるものだけを繋ぎあわせたように作ってる

 

フェイクPOVドキュメンタリー風作品2なってます

ここだけが新しいのと

個人撮影のPOV自体なぜかっていわゆる映画撮影用希カメラをパーソナルカメラに見立てて撮影してるから

私の嫌いなPOVとは違って全く手ぶれ感のない映像でして

これなら見ててもブレないから酔わんよかった

 

結局女性科学者のルイザは、半年かかって毎日資料映像を観続けて

未知の“寄生生物”の存在を知るんですが、時すでに遅く・・・
なん彼女自身が映像から精神をこの寄生生物にのっとられていたんですかね

最終的には彼女自身が・・・

って言う作品、92分の尺の映画でして、とても見てるのが辛い作品だったんですが

製作サイドもコレはネオチするだろうって言う時間配分で、お姉ちゃんのおっぱいの数々をふんだんに出してくるので

なんとか落ちずに最後まで見られたってのが正直なところっていうか

お姉ちゃん希おっぱいだけが見どころだったって言っても過言ではない作品だった

 

2018年製作、アメリカ映画

ジェレミア・キップ脚本・監督作品

出演：ナナ・ゴウベア、トム・サイズモア、エリック・ロバーツ、ヴィンセント・パストーレ、チャック・ジトー、ジョニー・ボーシャン