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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

KINGDOM キングダム

2019-11-07 20:44:19 | 邦画
「キングダム」ってもオールインのVシネマではありません

東宝映画となんとSONYCOLOMBIAの共同配給で日テレ製作作品
いつもいってるとおり私は漫画もアニメも見ませんので
「キングダム」って見るまでなにも知らなくて
ただのチャンバラアクション映画だと思ってましたが・・・

オープニングの地形図を見て、”あらら、キングダムって中国の王国、つまり秦の始皇帝の中華統一のお話だったのね”ってことで
一応は日本映画ではあるのですが、ちゃんと中国でロケとかしてるようですし
CGでは中国映画会社が関わってるらしい、軍勢と宮廷の遠近感が実にスケールの大きい作品にしていたような

春秋戦国時代、信と漂という名の二人の奴隷が
下僕の身分ながら、天下の大将軍を夢見て日々修行鍛練にに明け暮れていたのだが
秦の大臣昌文君に漂が見出され宮廷にあがって行ったが、
ある夜、深傷を負った状態で信の元に
息絶えた漂から託された紙に書いてあった場所に辿り着いた信は
そこで漂と瓜二つの少年を目の当たりにする
その少年こそ秦国第三十一代大王政であった

そうなんですね、漂は実は政の影武者として命を落としたことを知り
実は政には弟が居て、王の玉座を追われてしまったようで
政にはもう昌文君の軍隊しか残っておらず・・・
政に顛末を知らされた信は自らに託された漂の思いと彼との夢の約束をはたすため、
政に自身を託すのだった。

って、始皇帝が兄弟喧嘩の果てに王座を奪還するまでの
ある意味中華統一のとば口だけで一本の映画を作ったってことですか
漫画原作ということで、映画的にも続篇ということでシリーズ化していくのかな

個人的には最近の日本映画をあんまり見ませんので
主役の山崎賢人と吉沢亮の作品ははじめてです
橋本環奈と、長澤まさみさんはヨーク知っておりますが
殆ど最初の方で坂口拓さんを見たような気がしたのですが
やっぱ最後に登場して来ました、剣戟はこの坂口拓さんでかなり締まっていたような

日本でこのようなスペクタクル作品を撮ることができるんですね
先にも書きましたがちゃんと中国ロケしてるし、中国映画の兵士8万のCGもよくできてるし
広大な画面構成も現地ロケならではでしょうか
山の街並のCGとかちゃんと製作費が十分にあればこういった作品もまだ作れる力が日本映画界にあったんですね

2019年製作、日本映画、「KINGDOM キングダム」製作委員会作品
佐藤信介脚本・監督作品
出演:山崎賢人、吉沢亮、長澤まさみ、橋本環奈、満島真之介、高嶋政宏、阿部進之介、六平直政、坂口拓、宇梶剛士、加藤雅也、石橋蓮司、要潤、大沢たかお

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは! (ヒロ之)
2019-11-22 12:44:32
コメントありがとうございました。
私も原作は未読ですし、世界史とか凄く弱いので、どんなものかと多少不安持っての鑑賞でしたが、かなり分かり易く描いているのもあって話も楽しかったですし、坂口拓さんの飛び抜けた強さを改めて見せて貰えましたし、女子は可愛かったですしで、滅茶苦茶堪能出来ました。
ちゃんとした場所でロケしてちゃんと製作費用用意しているだけあって立派に「映画」となってました。
返信する
ヒロ之さん、今晩は (morkohsonimap)
2019-11-23 00:01:08
コメントありがとうございました。
こんな日本映画も作れるんですねぇ
お金をかければ・・・
ってことで収益率はどうだったんでしょうか
それによって続篇が作られるか、作らないかって言うシビアな日本映画界の現状ですからね

個人的には続きが見たいと思いますが
長澤まさみと橋本環奈のWヒロインは最強すぎますよね
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