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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

狂熱の愛

2020-10-04 18:52:14 | 洋画未公開
昨日は最後に見た恐竜映画がまさかの中国映画だったことで
期せずして日中韓の映画を見てしまったことになりましたが
今日はちゃんとエロチック作品だっていう認識を持ってこの作品に臨みました
 
って発売元のアルバトロスはエロチック作品としてリリースしてるのは見え見えなんですが
GEOさんではサスペンス作品の新作の棚に
TSUTAYAさんでは洋物エロチック作品の新作の棚にそれぞれ導入されていたんですが
見終わって正直な感想を言えばジャンル分けではTSUTAYAさんですかねぇ
ただ、こういう作品って正直エロではないっていうのが常でして、こっちも薄々そう言った経験を経てきていても、助平根性から仄かな期待値を持ってレンタルしてるのも事実
確かに主役のお姉ちゃんんとか他の女優さんもおっぱいきちんと晒してくれてはりますが
ただ脱いでるって言ったら語弊があるかもしれませんが
 
きちんとどっかの国の女優さんですっていってるお方たちと違って濡れ場で脱いでいても
プロットとしての必然としての濡れ場であるだけで、エロさは感じないんですよね
 
ってことでヒロインのサラは日常は看護師として働いていて
患者に接する態度も真摯で担当医からの信頼も厚いものの
プライベートでは満たされない想いを心に秘めており、夜な夜なピンクやシルバーのウィッグで変身し、ナイトクラブに出入りして隙間の空いた心を満たしているもののなぜか余計に隙間風が吹いて、ついに恋人のヴィンスと別れ
日々、快楽を求めて、酒とドラッグと男と野ナイトライフを過ごしてる
 
そんなある日、ピザの宅配してきたザックという男のしつこい誘いに乗っかって
作家志望という彼の退廃的な感性に惹かれたサラは、ザックと熱く、狂おしい、愛の世界にのめり込んでいくのだったが
ザックとの関係からサラの彼に対するあまりにも激しすぎる想いは、やがて彼女の精神を蝕み、そのバランスを狂わせてゆく・・・
 
大まかなプロットはこんなもんなんですが
監督自体が映像に凝っていて、サラの内面の壊れていく様とか
心の寂寞感を映像に乗せてくるもんだから
基本的プロットを見てるうちに早めに抑えておかないと
置いてけぼりを喰らう映画
 
私自身も途中でわかんなくなり、最初っから見直すことでなんとか最後までついていけたっていう作品
ヒロインサラの心象が別に髪というかウィッグで表されていたわけではないようで
そして心の隙間をピンクや銀髪、地毛の黒髪で表現していたわけではなかったようですが
そこいらもうちょっと整理してくれてもよかったような
しかし、シルバーウィッグで看護の仕事をしてするなんて、フランスも開けた国ですよね
いくら自由な国と言っても日本なら総スカン食ってるはずだし
 
切り口野違う記事はコチラ

2019年製作、フランス映画
ペエール・デ・スッゾーニ脚本・監督作品
出演:ローラ・ハミサルテイン、バーテルミー・グロスマン、アンナ・スターン、ベンジャミン・ガイテット、リュシアン・ジャン=バティスト

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