パリの新顔”300メートル 2012年超高層ビル誕生

2006年11月29日 10時09分01秒 | パリ
http://www.business-i.jp/news/world-page/news/200611290040a.nwc

エッフェル塔と並ぶ“パリの顔”を目指した超高層ビルが、2012年にお目見えすることになった。仏不動産会社ユニバーユが27日、地上約300メートルの新ビル「ファール」の建設計画を発表した。エッフェル塔(324メートル)には及ばないものの、市内の高層ビルでは「モンパルナス・タワー」(210メートル)を抜き最大となる。

 ファールは総工費約8億ユーロ(約1216億円)を投じ、パリ市内のデファンス地区にEPAD(デファンス地区開発公社)と共同で建設。約13万平方メートルのオフィス用スペースを備える。

 建設予定地は首都圏の経済地区として再開発が進められており、CNIT展示会議センターや凱旋(がいせん)門のような形をしたグラン・アルシェなど近代的なデザインの建築物が多い。ファールが完成すれば、観光名所としての人気も高まりそうだ。

 デザインは建築界で名誉あるプリツカー賞を2005年に受賞した米建築家のトム・メイン氏が担当。ロイター通信によると、「空に伸びる流動的で肉感性のある柔軟な形」(メイン氏)を目指したという。

ネット音楽配信、国内売上高43%増に――7-9月

2006年11月29日 10時06分02秒 | ニュース
http://it.nikkei.co.jp/internet/news/index.aspx?n=AS1D2807A%2028112006

 日本レコード協会(東京・港)は28日、今年7―9月期のインターネットを使った国内有料音楽配信の売り上げ実績を発表した。売上総額は前年同期比で43%増の約136億4000万円。音楽配信サイトの増加や対応端末の普及などでパソコン向けや携帯電話向けの売り上げが伸びた。

 全体の9割を占める携帯電話向けは36%増の約123億8000万円。楽曲の一部が聴ける「着うた」が引き続き好調だったことに加え、楽曲をまるごと1曲聴ける「着うたフル」も対応機種の増加などで大幅に伸びた。

 パソコン向けは約11億9000万円と前年同期比で2.7倍に拡大した。アップルコンピュータの音楽配信サービス「iチューンズ・ストア」の利用者増加やほかの音楽配信サイトのサービス開始などが市場全体を押し上げた。

ドコモやフジなど5社、携帯向け放送で新会社――専用番組製作

2006年11月29日 10時05分10秒 | ニュース
http://it.nikkei.co.jp/internet/news/index.aspx?n=AS1D2801O%2028112006

NTTドコモ、フジテレビジョン、ニッポン放送、スカイパーフェクト・コミュニケーションズ(スカパー)、伊藤忠商事の5社は携帯端末向け放送で提携する。年内に新会社を設立、携帯専用の番組制作やサービス開発を共同で手掛け、専門放送局の開設も検討する。通信と放送の大手が組むことで、パソコン中心に進んできた通信と放送の融合が携帯電話分野にも広がる。

 5社は携帯向け放送「ワンセグ」を共同で展開するため、合同会社(日本版LLC)を共同出資で設立する。出資規模や比率は今後詰める。

[2006年11月29日/日本経済新聞 朝刊]

KDDIとNTT東、電力線通信を提供

2006年11月29日 10時04分15秒 | ニュース
http://it.nikkei.co.jp/internet/news/index.aspx?n=NN003Y318%2028112006

 KDDIやNTT東日本は電源コンセントを通じてインターネット接続ができる電力線通信(PLC)サービスを始める。壁などにすでに埋め込まれている配線を利用し、大掛かりな工事なしで高速ネットワークをつくれる。家庭用光ファイバー通信(FTTH)の追加サービスとして提供する。大手通信会社がサービスを手掛けることはPLCの国内普及のきっかけになりそうだ。

 KDDIは28日、光回線サービス「ひかりone」を利用している戸建て住宅向けにPLCと同軸ケーブルを組み合わせた家庭内通信サービスを提供すると発表した。PLCに必要なモデムはパソコン周辺機器メーカー、アイ・オー・データ機器の製品を12月9日から代理販売する。パソコンと電源コンセントの間にモデムをつなげば、毎秒80メガ(メガは100万)ビット程度の高速通信ができる。

[2006年11月29日/日本経済新聞 朝刊]

東映アニメ、韓国KBSとTVアニメ制作

2006年11月28日 10時28分39秒 | ニュース
http://www.nikkei.co.jp/news/tento/20061128AT2E2402A27112006.html

 アニメ企画・制作の東映アニメーションは韓国の公営放送局、韓国放送公社(KBS、ソウル市)と共同でテレビアニメ番組を制作する。来春にKBSで放送した後、日本や中国、欧米などにも放送地域を広げる。海外テレビ局への番組販売収入や関連玩具の販売に伴う権利収入などを分配する。

 アニメ番組「太極千字文(たいちせんじもん)」を約9カ月間放送する計画。小中学生の学習に役立つ内容を冒険型アニメに織り込む。放送開始と同時に現地の玩具企業がアニメに登場する道具などを発売。両社は韓国での放送後、番組の輸入を進めアジアや欧米など20カ国程度での放送を目指すとしている。