http://www.business-i.jp/news/world-page/news/200611290040a.nwc
エッフェル塔と並ぶ“パリの顔”を目指した超高層ビルが、2012年にお目見えすることになった。仏不動産会社ユニバーユが27日、地上約300メートルの新ビル「ファール」の建設計画を発表した。エッフェル塔(324メートル)には及ばないものの、市内の高層ビルでは「モンパルナス・タワー」(210メートル)を抜き最大となる。
ファールは総工費約8億ユーロ(約1216億円)を投じ、パリ市内のデファンス地区にEPAD(デファンス地区開発公社)と共同で建設。約13万平方メートルのオフィス用スペースを備える。
建設予定地は首都圏の経済地区として再開発が進められており、CNIT展示会議センターや凱旋(がいせん)門のような形をしたグラン・アルシェなど近代的なデザインの建築物が多い。ファールが完成すれば、観光名所としての人気も高まりそうだ。
デザインは建築界で名誉あるプリツカー賞を2005年に受賞した米建築家のトム・メイン氏が担当。ロイター通信によると、「空に伸びる流動的で肉感性のある柔軟な形」(メイン氏)を目指したという。
エッフェル塔と並ぶ“パリの顔”を目指した超高層ビルが、2012年にお目見えすることになった。仏不動産会社ユニバーユが27日、地上約300メートルの新ビル「ファール」の建設計画を発表した。エッフェル塔(324メートル)には及ばないものの、市内の高層ビルでは「モンパルナス・タワー」(210メートル)を抜き最大となる。
ファールは総工費約8億ユーロ(約1216億円)を投じ、パリ市内のデファンス地区にEPAD(デファンス地区開発公社)と共同で建設。約13万平方メートルのオフィス用スペースを備える。
建設予定地は首都圏の経済地区として再開発が進められており、CNIT展示会議センターや凱旋(がいせん)門のような形をしたグラン・アルシェなど近代的なデザインの建築物が多い。ファールが完成すれば、観光名所としての人気も高まりそうだ。
デザインは建築界で名誉あるプリツカー賞を2005年に受賞した米建築家のトム・メイン氏が担当。ロイター通信によると、「空に伸びる流動的で肉感性のある柔軟な形」(メイン氏)を目指したという。