プレゼントキャスト、民放の動画ニュース配信

2006年08月11日 17時05分49秒 | ニュース
http://www.nikkei.co.jp/news/tento/20060811AT1D1005310082006.html

 在京民放キー局5社と広告大手4社が設立したインターネット動画配信会社、プレゼントキャスト(東京・港、石川豊社長)は11日から、動画ニュースを配信する。テレビ局が地上波など向けに撮影したニュース映像を再編集して配信する。同社の会員数は7月末で7万人余り。コンテンツの拡充で、早期に会員100万人を目指す。

 テレビ総合動画サイト「ドガッチ」で配信する。日本テレビ放送網、TBS、フジテレビジョン、テレビ朝日が最新の動画ニュースを10本ずつ提供。視聴料は無料。利用者は各局の動画ニュースを比較しながら選択できる利点がある。

グーグル、SNSのマイスペースに検索・広告サービス提供で独占契約【WSJ】

2006年08月11日 10時22分39秒 | ニュース
http://it.nikkei.co.jp/internet/news/index.aspx?n=MMITba001008082006

 ニューヨーク(ウォール・ストリート・ジャーナル)米インターネット検索大手のグーグル(Nasdaq:GOOG)は7日、世界最大のソーシャル・ネットワーキング・サイト(SNS)「マイスペース」を含む米ニューズ・コーポレーション(NYSE:NWS.A)が運営する複数のサイトに対し、検索技術と検索連動型広告を独占的に提供することで合意したと発表した。

 この複数年の契約で、グーグルは「マイスペース」のほか、ニューズ傘下の「フォックス・インタラクティブ・メディア」が運営する複数のサイトに対し、検索機能を提供する。サービスを受けるサイトにはビデオゲームサイトの「IGNドットコム」も含まれる。サービス開始は年内になる見込み。グーグルはまた、検索広告ネットワーク「アドセンス」を通じ、これらのサイトにテキストやキーワードベースの検索連動型広告を独占的に提供する。

 合意によると、グーグルは広告収入の分け合いで最低9億ドルをニューズに支払うことを保証する。支払期間は2007年1-3月期に開始し、2010年4-6月期まで続く。

 ヤフーやマイクロソフト(Nasdaq:MSFT)などのネット大手の中で、どの企業が、全米で最も人気の高いサイトの1つである「マイスペース」に検索サービスを提供するかをめぐって、市場では数カ月にわたって憶測が飛び交っていたが、今回の契約でこれは終わりを迎えた。グーグルはヤフーに代わって、「マイスペース」に検索サービスを提供する役割を獲得した。

 米調査会社コムスコア・メディア・メトリックスの調べによると、口こみを中心に急速に人気を伸ばしている「マイスペース」は、ヤフー(Nasdaq:YHOO)のサイトに次いで、全米2位にまでアクセス数を伸ばしている。登録者は約1億人。うち90%は米国での登録となっている。ニューズは「マイスペース」を2005年7月に買収した。

 「グーグルとの提携は、デジタルメディア市場で強力な勢力になるためにニューズ・コーポレーションが進化を続けていることを強調するものだ」と、ピーター・チェルニン最高執行責任者(COO)はコメントした。

 グーグルは、ヤフーやマイクロソフトのポータルサイト「MSN」の追撃をかわし、検索エンジン市場でのトップの座を守るため、豊富な手元現金を利用している。昨年12月には、米メディア大手タイム・ワーナー(NYSE:TWX)傘下のAOLとの間で、今回と似たような契約を結んでいる。

 グーグルは昨年12月、AOLとの戦略的提携を拡大すると発表した。グーグルは10億ドルでAOLの株式を5%取得し、AOLは引き続きグーグルの検索技術を利用し、検索連動型広告による収入をグーグルと分割することで、両社は合意した。グーグルはその他にも、AOLがグーグルの広告ネットワークから広告を購入出来るよう、約3億ドルの与信をAOLに提供した。


[2006年8月8日]

米カリフォルニア大、米グーグル「デジタル図書館」に参加

2006年08月11日 10時21分57秒 | ニュース
http://it.nikkei.co.jp/internet/news/index.aspx?n=AS2M1000L%2010082006

 【シリコンバレー=田中暁人】検索サービス最大手の米グーグルは9日、図書館の蔵書を電子ファイルに変換して内容をインターネットで検索できる「デジタル図書館」計画に、米カリフォルニア大学が参加すると発表した。同大学の100以上の図書館の蔵書のデータが加わる。

 計画には米スタンフォード大やハーバード大なども参加している。カリフォルニア大は世界有数の規模の大学図書館を持つ。グーグルのサービスを通じて著作権が切れた蔵書の内容すべてを閲覧できるほか、著作権が有効なものは本のタイトルやどこで借りられるかなどを検索できる。

 グーグルの電子図書館を巡っては、米大手出版社などが事前に著作権者の許可を得ずに書籍を電子ファイル化するのは著作権侵害としてグーグルを提訴するなど、問題も起きている。



[2006年8月10日]