今日は真面目にお仕事をしています。
唐突ですが”授産施設”という言葉を知っていますか??
私は恥ずかしながらこの歳まで、言葉は知っていましたが、どういう内容なのか、全く知りませんでした。
簡単に説明すると(合っていなかったらご指摘下さい)障害者の方が作業を請け負う施設です。
公、私併せて沢山の施設が和歌山にもあるそうです。
今日はそのうちの一つの施設の方がいらっしゃいました。
わが社では、以前から数名、養護学校の卒業者を受け入れていましたが、毎日自宅から会社まで通勤して働ける方というのは、卒業生でもほんの一握りです。残りの大勢の方は、共同生活をしながら働く、施設に入ります。そこが授産施設を併設している様です。
一般の方の就職がこれだけ困難な時代ですから、障害を持った方の就職となると非常に困難な事だそうです。
学校の先生方も懸命に探されていますが、受け入れる企業は殆ど無いようです。
作業受託もしかり。いわゆる”下請け”の中小企業ですら仕事が無くて苦しい時代なのですから、作業受託もあまり無いそうです。
簡単な作業、軽作業は1円でもコストダウンと言う事で、どんどん諸外国に回ってしまいます。
そこで、新しい制度が出来るようで、その相談に来て下さいました。
「施設外授産の活用による就職促進事業」という制度だそうです。弊社に、毎日施設の方が働きに来られて作業をするのですが、指導の先生が一人付いて下さるそうです。又、会社内に独立した場所を作り、そこで作業をさせてもらいたいとの事でした。
私は快くお受けしようと思っています。
同じ企業内で、健常の方と、障害を持った方が働くというのはとても大変な事です。
会社に初めて養護学校の卒業生が働きに来た時もそりゃ大変でした。
一緒に働く人からのクレームが暫くは続きました。
世の中の人の殆どが健常な方ですから、なかなか理解できないんでしょう。私も最初は良く判りませんでしたし、「突然奇声を上げたり、走り出したりするかも知れませんが」等と先生に説明されると正直「大丈夫なのか?」と疑問でもありました。
他の従業員の方も特異な目で彼を見ます。「今日はこんな事をした」「こんな事をされては困る」と毎日の様に相談がありました。
そんな従業員の皆さんを、なだめ、説得し、又、本人も頑張っていましたので、いつしか会社も彼も打ち解ける事が出来ました。
私たちは彼が理解できなかったのではなく、理解しようとしなかっただけなのでしょう。時間が上手く解決してくれた様に思います。
今回の「施設外授産」は会社が従業員として受け入れるわけではないのですが、私は非常に意味があると思っています。
確かに、我々も企業ですから、ノルマの問題や、作業レベルの問題等も沢山起こるだろう事は予想できます。一度に10人近くの人が来るわけですから。
でも、私たちが幸せに、楽しく生きていたいと思うのと同じ様に、きっと彼らだって思いはあるはずだし、私たちにはそれを助ける事はあっても、妨げるなんて絶対に出来ない。企業によっては職務の内容で絶対無理なところもあるでしょうから、可能性のある私たちが率先してさせていただくべきなのでしょう。
国の制度ですから手続きやら何やらでもう少し時間がかかるようですが、頑張って挑戦したいと思っています。
唐突ですが”授産施設”という言葉を知っていますか??
私は恥ずかしながらこの歳まで、言葉は知っていましたが、どういう内容なのか、全く知りませんでした。
簡単に説明すると(合っていなかったらご指摘下さい)障害者の方が作業を請け負う施設です。
公、私併せて沢山の施設が和歌山にもあるそうです。
今日はそのうちの一つの施設の方がいらっしゃいました。
わが社では、以前から数名、養護学校の卒業者を受け入れていましたが、毎日自宅から会社まで通勤して働ける方というのは、卒業生でもほんの一握りです。残りの大勢の方は、共同生活をしながら働く、施設に入ります。そこが授産施設を併設している様です。
一般の方の就職がこれだけ困難な時代ですから、障害を持った方の就職となると非常に困難な事だそうです。
学校の先生方も懸命に探されていますが、受け入れる企業は殆ど無いようです。
作業受託もしかり。いわゆる”下請け”の中小企業ですら仕事が無くて苦しい時代なのですから、作業受託もあまり無いそうです。
簡単な作業、軽作業は1円でもコストダウンと言う事で、どんどん諸外国に回ってしまいます。
そこで、新しい制度が出来るようで、その相談に来て下さいました。
「施設外授産の活用による就職促進事業」という制度だそうです。弊社に、毎日施設の方が働きに来られて作業をするのですが、指導の先生が一人付いて下さるそうです。又、会社内に独立した場所を作り、そこで作業をさせてもらいたいとの事でした。
私は快くお受けしようと思っています。
同じ企業内で、健常の方と、障害を持った方が働くというのはとても大変な事です。
会社に初めて養護学校の卒業生が働きに来た時もそりゃ大変でした。
一緒に働く人からのクレームが暫くは続きました。
世の中の人の殆どが健常な方ですから、なかなか理解できないんでしょう。私も最初は良く判りませんでしたし、「突然奇声を上げたり、走り出したりするかも知れませんが」等と先生に説明されると正直「大丈夫なのか?」と疑問でもありました。
他の従業員の方も特異な目で彼を見ます。「今日はこんな事をした」「こんな事をされては困る」と毎日の様に相談がありました。
そんな従業員の皆さんを、なだめ、説得し、又、本人も頑張っていましたので、いつしか会社も彼も打ち解ける事が出来ました。
私たちは彼が理解できなかったのではなく、理解しようとしなかっただけなのでしょう。時間が上手く解決してくれた様に思います。
今回の「施設外授産」は会社が従業員として受け入れるわけではないのですが、私は非常に意味があると思っています。
確かに、我々も企業ですから、ノルマの問題や、作業レベルの問題等も沢山起こるだろう事は予想できます。一度に10人近くの人が来るわけですから。
でも、私たちが幸せに、楽しく生きていたいと思うのと同じ様に、きっと彼らだって思いはあるはずだし、私たちにはそれを助ける事はあっても、妨げるなんて絶対に出来ない。企業によっては職務の内容で絶対無理なところもあるでしょうから、可能性のある私たちが率先してさせていただくべきなのでしょう。
国の制度ですから手続きやら何やらでもう少し時間がかかるようですが、頑張って挑戦したいと思っています。
私の妹がダウン症です。
障害を持っているというレッテルのほかは、何も不自由なく生活できるんですよ。
seuratさん、困難も伴うでしょうが、どうか頑張ってくださいね。
同じ環境で働き、学び、遊び、ふれあう事が重要となります
我々がそれに対してどう向き合っていくか?
それが我々に託された課題だと思います
我が家は現在、全員健康だ
でもこの先、どんな困難が訪れるかもしれない
これは全ての人にいえることです
少しずつ、出来ることから始めなければなりませんね
今会社で働いている子達はすっかり会社にも慣れていのですが、次は程度ももう少し厳しくなるとのことですし、年齢も40以上の型が多いと聞いています。色々な面で心配もありますが、がんばって見ます!!
うちの書き込みありがとうございます。
支援というのはとかく悩ましい問題をふくむものですが、同じような話題だったので偶然におどろきました・・
障害ということは私の父が「手帳」を持つ身ですので支援の大切さはわかるのですが・・
でも周囲にいるものとしては、それでも一生懸命がんばっている彼ら・彼女らにこちらが元気をいただいているというところもあるかと・・
企業はボランティアではないからそんな甘いことは言っていられないんですけど、いろんな人がいることを理解し、うけいれる姿勢は、企業にとっても、悪いことではないなどと思ってしまうのです・・
いろいろたいへんですが、がんばってください。
長文レスすみません。
ドキュメンタリー番組でそのような取り組みのもの拝見したことがあります。その子は自閉症だったんですが、自閉症といっても一人一人症状は様々で、その子は演技もできて一見すると健常者と変わらないのですが、作業をする上で、決まりきったことは正確にするのですが、少し応用編になったり、手順がかわるとパニックになったり、作業をするのをやめてしまうのです。
結果的にはその会社の社長は採用をきめたのですが、なかなか現実には大変なことが多いようでした。
私の義母はそういう障害者の方の支援施設で作るクッキーやパウンドケーキを買ってきてくれては、宅急便で送ってくれるのですが、これが美味しいのです!きめが細かくて。
みんなが一人一人の特徴をハンデと取るのではなく、活かして社会でみんなが暮らしていけるようにしていきたいものだと思います。
利益追求主義もそこまで来れば最低だと思います。
がんばります。