手形、足形

出産の届けを市役所に提出したときに、「誕生証書」なるものを頂いてあった。


中を開けるとインクがついていて、足形をとりましょうと書いてある。
特に市長の判子が押してあるわけでも何でもなくて、両親の名前、生まれた日、重さ等が記入できるようになっているだけだ。
この手のものはお祝いで頂いたり、病院で頂いたりしていたので特に興味が無く、今日までそのままにされていた。

「せっかくだから足形取ろう」という妻の提案で、日曜日の朝早くからその作業は始まった。


インクを足に塗りつける。スタンプ台の様になっていればつけるのも楽なんだろうけど、これはただのガーゼにインクを染み込ませてあるだけです。


「赤ちゃんの肌に無害です」と書かれてあるが、とにかく真っ黒・・・


押し付けるのに少し苦労します。右の下に足が見えています。


むりやり「えいや！」で付けます。すでに周りのシーツなんかは真っ黒に汚れています。


インクも、スペースも余ったので手形も取りました。


はい、完成！　並んで記念撮影。

手も足も真っ黒に汚れているのと、間違って手をなめたりしたら危ないので、朝からお風呂に入れる事にしました。
一成は大好きなお風呂でご満悦の様子。
お父さんは朝から疲れました。


一成には良い思いでが一つ増えました。
それにしても、和歌山市も、証書って書くんだったら、ハンコのひとつくらい、あってもいいんじゃないのかな