ネットサーフィンのごとくblogサーフィンをしていたら同じような
blogに出会ったのでその記事をトラックバックしてみます。
と、言ってもblog新人の私は良くこの仕組みが理解できていないので、もしも間違っていたらすみません。
だるっぱさんの年齢も私と同じ33歳(僕は11月に33になりますが・・・)そして同じく頭はずいぶんと薄くなっています。生まれたての赤ん坊の薄い頭をみんな「パパにそっくり」と言うのが何とも複雑な気持ちです。
さて、さて名前の話です。うちの子は5月2日に生まれました。名前は一成(かずなり)です。名前は結論から言うと私の父がつけました。性別はずっと前にわかっていたので、結構早いうちに名前が決まっていました。もちろん画数やらを気にしました。
余談ですが、名前って重要ですよね。僕の小学校のときの同級生に「花水穂」さんと言う子が居ました。きれいな名前なのですが「はなみず」なんですよね。当然(失礼な話なのですが)学校では男子生徒のからかいの対象になりました。その後その子には会っていないのでどうなったか知りませんが、当時は性格まで歪んで思えたものでした。そう考えると名前でからかわれたり、名前でいい思いをしたりするわけですから・・・。
最初はHPや本やらを見て一番良い画数の組み合わせを探したのです。と、言うのも名前を決めるなんてその子の一生を左右するかも知れない重要なことだし、漠然としたイメージすらなかったので、「とりあえず画数から・・・」みたいなノリで画数探しからしたのです。不思議と画数判断はおおむねのHPや本で一致していました。で、苗字との組み合わせで、1画6画の7画が良いだろうと言う事になりました。と、言うかこれが最高のチョイスだったのです。
画数だけ決まったら後はどんな漢字をはめるかという事になったのですが、これは結構悩みます。で、私は年の功に期待して父にお任せをしました。時はお正月です。1月1日家族が集まって新年の挨拶のとき、突然父が酒を飲みながら「一成」と言い、それであっさり決まりました。父はもう64歳なのですごく古臭い名前になったらどうしようかと、内心ハラハラしていましたが、案外いい名前だったので安心しました。以降私は姓名判断も、神社にお伺いもしていません。信じていますから。
父に任せた理由はもうひとつあります。私は男2人女1人の三人兄弟ですが、待望の男2人の名前は父の兄がつけたそうです。それで、私は父に私の息子の名前をお願いしました。父は相当うれしそうで、ずいぶん張り切っていました。そんな父を見れた私もやはり相当うれしかったのです。
とにかくこうして決まった「一成」です。私は名前の意味や画数よりもそのプロセスを大切にしたかったのかも知れません。そういう意味では満足しています。
さてさて、余談ですが、私は昔建築関係の仕事をしていました。で、ビルのプランニングなんかもしていたのですが、「家相」ってありますよね、あれはその言葉自体が呪文です。何も知らずに建てば問題ないのだけれど、一度「家相」と言う言葉を聞いてしまうと、従わずにはいられなくなるのです。なぜって、たとえばその家相をしっててタブーを敢えて無視した設計をしたとしましょう、完成後そのビルで些細なことでも良くないことがあったら、何のせいにしますか?除幕式でテープが上手く切れなかったら、朝、入り口に猫が死んでいたら、入居した会社が倒産したら。そうです、別に家相が原因でも何でもなかったとしても「家相」のせいになりますよね。知ってて無視した自分のせいにしますよね。「ああ、北側に水道を持ってったのが悪かったのかな」とかです。取り返しはつきません。結局後悔するだけなのです。だから、「家相って言う言葉を聞くと絶対気にして下さい」とお客さんには言い続けました。もちろん一度もそんな単語が出なかったお客様には何も言いませんが。子どもの名前もこれと同じじゃないでしょうか。たとえば子どもが高熱を出したら、「名前が悪かったかな」になりません?それをつけた自分を責めません?。だから信じたら後は見ないことですよね。私は今後絶対見ません。
ただ、抜け道はあります。家相の場合も玄関に木を植えるとか、対抗策って案外あります。名前の場合は「余計な点をつける」が一番です。一画増えるでしょ、これで大きく運勢が変えられます。
ひとつ心配なのは一成がもしも小学校で名前の由来を調べる宿題があったら「おじいちゃんが酒飲んで決めた」とは言えない様な気がします・・・。