さて、怒涛の3連弾(^^ 産婦人科の事書き出すと止まらなくなってきた。論文じゃないから長くなると読みづらいし、適当に切って書きます。第何弾まで行くのだろう・・・。
と、言うわけで「何処でも一緒」という気持ちのままで妊娠後期になっていた。 ある日曜日、父親教室なるものがあるので行って欲しいと妻に懇願された。(行きたくなかったのでふてくされると泣いてしまったので、しぶしぶ行った)
日曜日の午後、5組くらいの同じ様な夫婦が集まってきていた。みんな同じ様に大きなおなかの奥さんと、面倒そうで恥ずかしそうな旦那さんの組み合わせで、広めの部屋に集まった。
ニコニコと人のよさそうなおじさんが入ってきた。院長の笠松先生らしい。私は日曜日なのに大変だなぁとくらいにしか思わなかったが、実際入院中にも毎日先生はいらっしゃったから、唯一の休疹日まで父親教室では、多分あの先生は年中働いているのだろう。本当に頭が下がる。しかも殆どタダみたいな費用である。で、妊娠の話、母乳の話、出産の話等、約3時間ほどしゃべっていただいたのだが、先生の母乳や出産に対するポリシーはまっすぐ筋が通っていて感動した。たしか日本でも数少ないユニセフで表彰されている産院だとか聞いたけど、本当によいお話だった。
で、先生の「出産が育児の第一歩」という話で、その昔、発達教育学に没頭した私は一発でノックアウト。すっかり笠松信者になった。出産に立ち会うことすら絶対にイヤだったのに(男の名折れだと思っていた)、変なこだわりは捨てて、これは絶対立ち会って見たいという気持ちになった。結局この思いの変化がこのBLOG にまで繋がっていると言っても過言ではない。
その後もう一度父親教室があり、2回目は新生児のことを色々と聞かせていただいた。2回目は奥様で小児科の方の笠松先生であった。こちらはちゃきちゃきしていて、院長とは好対照で、いいコンビだと思った。
こうして出産準備も完了し、最初の方に書いた出産の日を迎えるわけである。(参照)
http://blog.goo.ne.jp/seurat16/d/20040524
笠松医院で入院中に思った事は、10ベットくらいの余り大きくない病院なのに、看護士さんが多くって(夜中も何人もいらっしゃった)非常に安心できた事。又、看護士さんが非常に気がつくこと(夜中でも)も安心できた。母子同室を大変という人も多いが、あれだけ気を使っていただけるなら全然大丈夫だと思った。
何より効いたのが、ある看護士さんが最初の夜に「(夜鳴きがきつくって)大変だったらいつでも預かりますからね」と笑顔で言ってくれた事。この言葉には、夫婦本当に救われた気がした。あの泣き続けの初夜を二人で乗り切れたことが(看護士さんたちのおかげですが)今でも自信になっているし、夫婦の絆が今までと違う何か別の物で結ばれた気が本当にした。本人はもちろん知らないだろうが、親子3人で初めての夜を過ごせた事は本当に良い経験になった。そういう意味では、GWに生れてくれた一成は親孝行だし、私たち夫婦は非常にラッキーだ。まず育児、子どもを大好きになれた。これから先は本当に長いけれど、あの5月2日の夜の事は一生忘れないと思う。本当に笠松医院には感謝の言葉もない。
私たち夫婦はフリースタイル、完全母乳、母子同室しか知らないから、もっと楽なのがあっても、それを知らない。だからこのスタイルが楽だとさえ思えれば、それでどうにでもなる。
最初はみんな無知なのだから、その時に本当に子どもや、夫婦に良い事をさせる産院が本当の良い産院だと思う。一度経験した人が、「今度はこうしたい」って思うのはそれは当然なのだから・・・。
これから出産する人は、フレンチよりも、イタリアンよりも、寝られなくても、うるさくってでも、子どもの顔をずっと見ていられる産院を探した方が良いと思います。見ていたい気持ちになりますし、きっとその方が愛着がわくはず。清潔なのは当然ですが、”新しい”と”清潔”は違う事も書いておきます。古くても清潔な病院は探せばあると思います。
と、言うわけで「何処でも一緒」という気持ちのままで妊娠後期になっていた。 ある日曜日、父親教室なるものがあるので行って欲しいと妻に懇願された。(行きたくなかったのでふてくされると泣いてしまったので、しぶしぶ行った)
日曜日の午後、5組くらいの同じ様な夫婦が集まってきていた。みんな同じ様に大きなおなかの奥さんと、面倒そうで恥ずかしそうな旦那さんの組み合わせで、広めの部屋に集まった。
ニコニコと人のよさそうなおじさんが入ってきた。院長の笠松先生らしい。私は日曜日なのに大変だなぁとくらいにしか思わなかったが、実際入院中にも毎日先生はいらっしゃったから、唯一の休疹日まで父親教室では、多分あの先生は年中働いているのだろう。本当に頭が下がる。しかも殆どタダみたいな費用である。で、妊娠の話、母乳の話、出産の話等、約3時間ほどしゃべっていただいたのだが、先生の母乳や出産に対するポリシーはまっすぐ筋が通っていて感動した。たしか日本でも数少ないユニセフで表彰されている産院だとか聞いたけど、本当によいお話だった。
で、先生の「出産が育児の第一歩」という話で、その昔、発達教育学に没頭した私は一発でノックアウト。すっかり笠松信者になった。出産に立ち会うことすら絶対にイヤだったのに(男の名折れだと思っていた)、変なこだわりは捨てて、これは絶対立ち会って見たいという気持ちになった。結局この思いの変化がこのBLOG にまで繋がっていると言っても過言ではない。
その後もう一度父親教室があり、2回目は新生児のことを色々と聞かせていただいた。2回目は奥様で小児科の方の笠松先生であった。こちらはちゃきちゃきしていて、院長とは好対照で、いいコンビだと思った。
こうして出産準備も完了し、最初の方に書いた出産の日を迎えるわけである。(参照)
http://blog.goo.ne.jp/seurat16/d/20040524
笠松医院で入院中に思った事は、10ベットくらいの余り大きくない病院なのに、看護士さんが多くって(夜中も何人もいらっしゃった)非常に安心できた事。又、看護士さんが非常に気がつくこと(夜中でも)も安心できた。母子同室を大変という人も多いが、あれだけ気を使っていただけるなら全然大丈夫だと思った。
何より効いたのが、ある看護士さんが最初の夜に「(夜鳴きがきつくって)大変だったらいつでも預かりますからね」と笑顔で言ってくれた事。この言葉には、夫婦本当に救われた気がした。あの泣き続けの初夜を二人で乗り切れたことが(看護士さんたちのおかげですが)今でも自信になっているし、夫婦の絆が今までと違う何か別の物で結ばれた気が本当にした。本人はもちろん知らないだろうが、親子3人で初めての夜を過ごせた事は本当に良い経験になった。そういう意味では、GWに生れてくれた一成は親孝行だし、私たち夫婦は非常にラッキーだ。まず育児、子どもを大好きになれた。これから先は本当に長いけれど、あの5月2日の夜の事は一生忘れないと思う。本当に笠松医院には感謝の言葉もない。
私たち夫婦はフリースタイル、完全母乳、母子同室しか知らないから、もっと楽なのがあっても、それを知らない。だからこのスタイルが楽だとさえ思えれば、それでどうにでもなる。
最初はみんな無知なのだから、その時に本当に子どもや、夫婦に良い事をさせる産院が本当の良い産院だと思う。一度経験した人が、「今度はこうしたい」って思うのはそれは当然なのだから・・・。
これから出産する人は、フレンチよりも、イタリアンよりも、寝られなくても、うるさくってでも、子どもの顔をずっと見ていられる産院を探した方が良いと思います。見ていたい気持ちになりますし、きっとその方が愛着がわくはず。清潔なのは当然ですが、”新しい”と”清潔”は違う事も書いておきます。古くても清潔な病院は探せばあると思います。