続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

Mさん。

2013-05-29 06:12:17 | 日常
 草花(野草)に対する思慕の念(どこかでわたしは野草に恋している!)

 今はすでに気楽な日常。元気なうちに再びあのトキメキに出会いたい・・・自然への恋慕、何思うことなく足元の草に目を向け、その名前を教えてくれる「植物教室/自然観察」の愉しさ。

 昨日は観音崎へ・・・偶然、近所のMさんも参加で同行。
「今、蕗を煮ているの。今日で三日目、やっと煮上がるわ」と言い、「帰りにはラッキョウを買っていくつもり・・・忙しいわ」と笑った。
 近所だけれど、お互い家を訪ねたこともなく、偶然出会うと話が弾むという関係。

 ラッキョウ、梅干、野草酒、豆を炊いたり、野草茶をこしらえたりと、一年中何かしら自然食にこだわっている。

「少し遅れたけど、ドクダミを採取して干すつもり。あれって、花が咲く前、つぼみのうちがいいんですってね」
「あら、花が咲いているときでもいいんじゃない?」
「そうね、明日辺りは雨になりそうだから早く取らなくちゃあ」と、Mさん。

「忙しいわ」と。


 確かにこの季節は忙しい。ラッキョウだって皮をむいて根を切り、洗って拭き取るまでキロ数が嵩めば嵩むほど時間がかかる。
 梅干も・・・そういえばMさんから「赤ジソは入れないほうが、梅酢の利用価値がある」と聞いて、面倒な赤ジソ作業を省くことができたのを思い出した。(でも赤くない梅干ってちょっと淋しい)

「タンポポの葉を天ぷらにしたわ」と彼女がいえば、
「アシタバを天ぷらにしたら美味しかったわ」と、わたし。
「タンポポの根を炒めて食べてみたわ」「タンポポコーヒーっていうけど、苦いばっかりね」

 話が尽きない二人・・・。
 そんなMさんと同行の昨日の観音崎、秋には衣笠山・・・楽しみだわ。

 大前先生、衣笠公民館の方々、昨日はありがとうございました。

『セロ弾きのゴーシュ』102。

2013-05-29 05:57:34 | 宮沢賢治
 それから六日目の晩でした。金星音楽団の人たちは待ちの公会堂のホールの裏にある控え室へみんなぱっと顔をほてらしてめいめい楽器をもって、ぞろぞろホールの舞台から引きあげて来ました。首尾よく第六交響楽を仕上げたのです。


☆無(存在しないもの)を、化(形、性質を変えて別のものにする)により黙って番(組み合わせている)。
 混ぜる象(すがた)を隠す絡(つながり)の談(はなし)を、図り帳(ノート)に考えを解(といている)。

『城』1286。

2013-05-29 05:44:10 | カフカ覚書
わたしは、こうした意見を手もなく反駁してみせました。とうとう村長さんは、あなたのためになにも弁論できなくなり、しかたなく笑いながら、なんと言っても測量師なんだから、校庭の花壇を特別美しくこしらえることぐらいはできるはずだ、とだけおっしゃいました。

 笑いながら/lachte→Racht/復讐。
 校庭/schulgarten→schuldig/責任。
 花壇/Beete→Beute/犠牲。

☆最終的に村長さん(死への第一の門)はあなたのために(苦情などを)申し立てることができなくなり、ただ復讐だけを言ったのです。にもかかわらず、測量師(土地を失くしたことに気付いた人)なんだからという理由で(非難されるべき事に対しての)責任の犠牲には別々にまっすぐ線を引いてもよいというのです。