夏帽子を木綿糸で編んだら、その手が止まらず、三枚も作ってしまった。(目が急速に悪くなっているのに)
昔、「ニューヨーカー」(短編集)という本に、編み物を生涯編み続けた結果、その編み物で自分を包みくるむまで編み続けて死んでいった女の話があった。
寂しい孤独な人生だと胸にズシンときたのを覚えているけれど、今まさに自分がその状態に近い(笑)。
布地が余る、あるいは半端な小布があると、作るもの。
それは何枚あっても必ず使うエプロン。だらしないので汚れる、こぼすの日常には欠かすことのできないアイテム。軽く百枚以上は作っているエプロンを今日も三枚ほど・・・。
なにかしら手を動かしている。
作るものがないときは古タオルを半分に切って雑巾を縫っている。古裂を眺めては夢想する、技術が伴わないのでろくなものはできず、噴飯物の手作りが出来上がる。
ちょっと恥ずかしいようなものだけど、作っている時間が楽しい。
というわけで、今日も簡単バックの一丁上がりデス。
百円ショップつながりで、ついでに書くと、クリスマスグッズを買い足して作ったリース。
造花一本+グッズ一個+余り物のリボンと針金・・・200円で作った今年のクリスマスリース。
他にもお正月用とか、涼しげな夏用とか…百円ショップの造花(ダイソー)で色々作って楽しんでいる。