ねこじゃらし2

いけばな、いきもの、食べ物、音楽、散歩を楽しむ ねこじゃらし

191218 富士柿

2019年12月18日 | 食べ歩き・お酒 他
 

大きな柿、熟しすぎたのか値引きされていた
直径も高さも10㎝ある 重さは470gもありました
ヘタの部分は平らで、先に向かってとんがっている
『富士柿』というのを初めて知りました

種無しで柔らかくて、
一個はむいて
2個目はスプーンですくって
美味しくいただきました
 
山地は福島・宮城・山梨・愛媛で
甲州百目(こうしゅうひゃくめ)の一種
百目とは百匁(ひゃくもんめ→375g)からついた名で、大きいと500g程にもなるそうです
10月下旬から出回る品種で
逆さにして置くと富士山の様なシルエットなので富士柿という名が付いた
古い品種で、
「蜂屋」「江戸柿」「代白柿」などいろいろな名でよばれているそうです
この富士柿はJAにしうわとありました愛媛の農協
愛媛というとみかんー柑橘と思っていたけれど
富士柿も代表的な農産物の様です
 
不完全渋柿(この分類も初めて聞く)なので、
愛媛産など青果として出回るものは渋抜きをされており
他に、あんぽ柿やころ柿(枯露柿)にされるそうです
 
 
スーパーなどでは、「種なし柿」なんで札が付いているけれども
ちゃんと品種名があるはずなんだよな・・・とおもっていた
よくみかける品種名というと「富有柿」「次郎柿」「筆柿」たしか「市田柿」なんてのも見たことある気がする
植物の先生はよく、雑草という草は無いんですよ、皆名前がある
なんていうけれども(この場合は種名)
野菜やくだものも名前(品種名)を知ると面白いだろうな・・・と思いました
 
書かれていた「良い柿の選び方」の中に、ヘタと果実の間に隙間が無いのが良い
・・・というのがありました。
これは面白い。覚えておこう。
 
果物の中で、柿が一番好き
 
和菓子は柿の甘さを超えないように・・・が基本と聞いたことがある
 
ドラマ「宮廷女官チャングムの誓い」で、
幼いチャングムが、料理の味付けに柿が使われていることを感じ取ったのを
チョン尚宮(さんぐん)様が高く評価するシーンが印象的だったな・・・
 
高価だけど干し柿も美味しい

191218 スキマの植物

2019年12月18日 | 植物・園芸など
散歩道…いつも夕方、丹念に植物の手入れをされている女性のお宅
左下の白花のキンギョソウは、塀と煉瓦の隙間にはえている
こぼれ種から育ったのだろうか



別のお宅の門の植え込み


下の赤紫色のペチュニアもスキマにはえている

スキマの植物といえば、
こんな雑草や・・・


こんな苔を思い浮かべるけれど

上の写真の2軒のお宅などは、スキマの花苗も含めて、お家のウエルカムガーデン(プランター)になっている

スキマは、水も土も栄養もなくて、過酷な環境ではないかと想像するけれど、東京大学理学部附属小石川植物園の塚谷先生によれば、他に競争相手はいないし、乾燥しにくいし、いち早くその場所を自分のものにした植物にとっては、結構住みやすい場所なのだというからわからないものです
面白い・・